高齢女性が元気なわけ

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高齢女性が元気なわけ

 

「年甲斐もない」とか、「いい歳をして」といった考え方をするのは、女性よりむしろ男性のほうが多いようです。

「70も過ぎてギラギラしているのはみっともない」といった考え方をします。

 

女性はどうかといえば、80歳だろうが90歳だろうが若くみられることを素直に喜びます。

実際、高齢の夫婦はほとんどの場合、女性のほうが活動的で元気です。

男性は定年を迎えてしまうと人づきあいも減るし、外出の機会も減ってきます。

最近は元気な高齢者がどんどん増えていますから、男性でも地域やボランティアの活動に積極的に参加したり、会社勤めのころには遠ざかっていた趣味や遊びに夢中になる人もいますが、全体としては女性よりしょぼくれてしまい、枯れてくる人のほうが多いような気がします。

 

じつはこういった傾向もホルモンで説明するとわかりやすいのです。

 

年齢とともに、男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが減ってきます。

性ホルモンというのは簡単に言えばそれぞれの「らしさ」を作るホルモンですから、男性はたくましさが、女性はふくよかさが失われていくことになります。

これは見た目の問題です。

 

でも、見た目よりも大事なのは精神的な変化でしょう。

男性ホルモンが減ってくるとどうしても意欲やバイタリティーが衰えます。

精神的にも枯れてくるのです。

 

高齢になると女性のほうがなぜ活発で行動的になるのかといえば、女性ホルモンが減る代わりに男性ホルモンが増えてくるからです。

それまでは押さえ込まれていた意欲やバイタリティーが勢いづいてきます。

実際にはもっと複雑な生理的メカニズムが働いているのですが、わかりやすく説明すればそういうことになります。

 

言いたいのは、とくに男性に対してですが、「それでいいのですか」ということです。

 

これだけ寿命が延びて、仕事をリタイアしても長い人生が残っているのに、自分からわざわざ枯れた老人を目指す必要があるのですかということです。

 

「じゃあ、どうすればいいんだ」と不満げに問いかけるのでしたら、ズバリと答えましょう。

肉を食べることです。

 

とても簡単なことです。

そしてじつは、本能が求めていることです。

 

「年相応に、枯れた男になりたい」

 

それがほんとうに望むことだとしても大丈夫、なれます。

枯れた男性とはたぶん、穏やかでこころの広い男性でしょう。

そのためにもまず、幸福感に満たされていなければいけません。

肉はその幸福感をもたらしてくれるのです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?

顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。

それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。

 

わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。

動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

 

近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。

虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。

そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。

このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

 

人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

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脳は肉を求めています

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脳は肉を求めています

 

「幸せ物質」セロトニンの材料となるのはトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸の一種です。

「必須」というのは、人間の体では作り出せないので食べ物から補給するしかないという意味で、それくらい大切な成分なのです。

 

トリプトファンはタンパク質から作られますから、つまり肉を食べることがセロトニンの量を増やしてくれることになります。

セロトニンはもともと脳内に微小な量が存在していますが、年齢とともに減少してきます。

したがって、年齢を重ねるほどに不足するセロトニンは、肉を食べ、また光を浴びることで補う必要があります

 

肉のコレステロールはしばしば悪者扱いされますが、じつは脳の細胞膜の材料となっているのもコレステロールです。

しかもセロトニンを脳に運ぶ役割を果たしているとされます。

つまり肉には、幸福感をもたらすだけでなく脳細胞を強化する働きもあるのです。

 

そして、コレステロールにはほかにも大切な働きがあります。

わたしたちの体に必要なさまざまなホルモンの材料でもあるのです。

 

たとえば免疫の働きを持つステロイド系のホルモンや、男性ホルモンもコレステロールが材料です。

ホルモンは種類も多く、その働きも非常に複雑で中途半端な説明ではかえって誤解を招くかもしれませんので、ここでは基本的なことに留めますが、肉のコレステロールが体とこころの元気を作ってくれるということだけは事実なのです。

 

ところが現実の食生活はどうでしょうか。

 

セロトニンが不足し始める年齢になって、肉を避けるようになります。

 

男性ホルモンが不足している年齢なのに、肉を食べないようになります。

 

どちらもこころと体の健康や、いくつになっても若々しくありたいという願望とは逆の生活です。

どこが元気になれない、しょぼくれてきた、意欲も好奇心も薄れてきたと実感しながら、「でも歳なんだから」と言い聞かせて自分をごまかしている生活です。

 

それが脳には不満なのです。

 

無性に肉が食べたいと感じるときは、脳が求めているんだと受け止めてみましょう。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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丈夫な血管をつくることも大事

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丈夫な血管をつくることも大事

 

中高年になると誰でも気になってくる数値の一つが血圧でする

塩分は控えなければ、料理は薄味にしなければと考えてしまいます。

 

なぜ血圧が高いとダメなのでしょうか。

 

血管が破れて脳卒中を引き起こしたり心筋梗塞を起こす危険性があるからだと教わります。

たしかに高齢になるほど血管は細く、脆くなってきますから血圧が高いと破れてしまうような気がします。

 

事実、戦後の一時期まで160くらいの血圧で、脳卒中で倒れる高齢者が大勢いました。

寒い地方はとくにそうですが、冬はどうしても血圧が高くなります。

家の中も寒いし、風呂場やトイレはもっと寒いからです。

 

おまけに塩分の多い食事でした。

味噌汁に漬物、塩引きの魚といった料理ですからふだんから血圧も高めです。

それで血管が破れてしまうケースが多かったのですが、今はずいぶん脳卒中のような病気は減っているし寿命も延びています。

 

その理由を、治療医学の立場から説明すれば塩分を控えて血圧を正常にしたからだということになります。

高血圧でも薬を飲んで基準値の130以下にコントロールしていれば脳卒中は予防できるということになります。

 

でも、見方を変えるとどうなるでしょうか。

 

血管が丈夫になれば、血圧が高くても破れることはないはずという考えも成り立ちます。

事実、いまの時代でしたら200近い血圧でも血管が破れるような人はめったにいません。

もちろんこういった説明に対してはいくらでも反論が出てくるでしょう。

ただ、血圧を下げるだけでなく丈夫な血管をつくることも疾病の予防になるということは言えるはずです。

 

車のタイヤでいうなら、古くてゴムの劣化したタイヤはパンクしやすくなりますが、新品のタイヤ、つまりゴムが弾力に富んで丈夫なら空気圧が高くてもパンクしにくいというのと同じです。

血管が弱いから血圧を下げなくちゃというのでしたら、血管を丈夫にすればいいという答えも成り立つということです。

 

コレステロール値や肥満の問題でも同じですが、高齢者は肉を控えたほうがいいというのはすべて、老化した体をそのまま長持ちさせるための消極的な対応になります。

肉に含まれるタンパク質や脂肪、そしてコレステロールだって、脳細胞や血管を丈夫にしたり筋肉を作ってくれる大事な役割があります。

 

そして何より、<肉や光>が生み出す高揚感こそが、高齢者の生活をエネルギッシュにしてくれるという事実があるのです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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「いつまでも若々しくて元気な人」に学ぼう

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「いつまでも若々しくて元気な人」に学ぼう

 

医者の仕事は病気を治すことです。

ものすごく単純に言えば、そうなります。

 

したがって、医者は健康な人の食事も含めた生活習慣を調べることはありません。

ほとんどの場合は、病気の人を診断してその原因とか、治療法を考えます。

健康で長生きしている人を調べて、「なぜこのヒトはこんなに若々しくて元気なのか」という研究はあまりしないのです。

 

これはまあ、仕方がないといってしまえばそれまでなのですが、わたしたちにとって困ることがあります。

病気にならないためには何に注意をすればいいのかということは教えてくれても、いつまでも元気に、若々しく生きていくためにはどうすればいいのかという、いわば積極的な健康法は教えてくれないのです。

 

たとえばスポーツでも勉強でも、あるいは仕事でも、わたしたちは「できる人」から学ぼうとします。

「あのやり方を真似してみよう」とか、「ああやればうまくいくんだな」というコツを盗もうとします。

成功している人のノウハウを抽出するというのは、少しも邪道ではないし、むしろ真っ当なやり方です。

 

もちろんそこで、ミスをしないための心構えとか疲労を蓄積しないためのトレーニング方法といったリスク回避のノウハウを学ぶことも大切でしょう。

健康法でいうなら、塩分を控えるとか脂っこいものは摂りすぎないといったようなことです。

 

それによって検診の数値は基準内に収まるかもしれませんが、そのことがいつまでも若々しいこころと体を作ってくれるかどうか、それはわかりません。

 

たとえば高齢になっても元気な人の中には、血圧やコレステロール値が高めの人はいくらでもいるからです。

 

むしろ、「なぜこの人は元気なのか」をダイレクトに探ったほうが、はるかに現実的で有効な答えが見つかるはずです。

 

そこで結論から言ってしまいますが、いくつになっても元気な人ほど肉が好きだし、ふだんの食生活にも肉料理が取り入れられているということです。

たとえば100歳を超えるまで現役の医師として活動し続けた日野原重明先生(105歳没)は、週2回の肉料理を楽しんでいました。

 

そもそも、戦後数年までは世界でもトップレベルの短命国だったのに、肉を食べる食生活に変わってから世界一の長寿国になったという例があります。

言うまでもなく、日本がその国なのです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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イタリアで、子供に完全菜食を強いる親に対し、禁固刑の罰則を与えるという変わった法案が議会に提出されました。

肉や魚を食べない人を菜食主義者の「ベジタリアン」と呼ぶのに対し、肉や魚だけでなく、卵、バター、はちみつなど、動物搾取による製品も食さない人を完全菜食主義者の「ビーガン」と呼んでいます。

 

 つまり、イタリアでは、子供に肉、魚、卵などを与えないビーガンの親は、法律で罰せられるべきという議論が持ち上がっているのです。

なぜ、このような法が提案されるに至ったのでしょうか。

イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。

このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。

幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。

 

確かにお肉を食べなければ、ベジタリアンですが、ただそれだけでは、健康的なベジタリアンとは呼べません。

お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。

それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。

 

また、ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。

動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。

これだけは必ずしっかり毎日の食事に加えるようにしましょう。

 

ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。

そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながることにもなります。

 

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ペットや植物がもたらす幸福感

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ペットや植物がもたらす幸福感
 
ある会社のオーナーで、北海道に厩舎と牧場を所有している人がいます。
この人は、社員のメンタルヘルスにも気を遣うらしく、社員がちょっと元気がないなと感じたときは業務命令として北海道に出張してもらい、そこで馬の世話をさせるそうです。
 
馬は朝が早いです。
夜明けとともに厩舎から外に出して牧場の中で運動させます。
決まった時間に食事をさせたり、糞を掃除したり、暗くなる前にはまた厩舎に戻します。
嫌でも規則正しい暮らし、早寝早起き、そして日の光をたっぷりと浴びることになります。
 
するとほとんどの社員は、しばらくすると元気になって仕事に戻れるといいます。
ホースセラピー」という言葉も実際にありますから、たしかにメンタルヘルスには効果があるようです。
 
しかも動物の世話というのは、馬に限らず思い通りに行かないことがしばしば起こります。
言うことを聞いてくれないし、こちらの都合なんて無視します。
それでいて要求だけはしてきます。
犬や猫を飼っている人ならわかると思います。
 
でも、そのことで腹を立てる人はあまりいないでしょう。
動物だもの、しょうがないと諦めます。
 
思い通りにいかないことがあっても、しょうがないとか仕方ないと納得する。
あるいは「どうすればいいのかな」と考える。
この経験はとても大切です。
 
なぜなら、気分が落ち込んだりうつになりやすい人ほど、「こうでなければ」とか「こうすべきだ」といった「かくあるべし思考」が強いからです。
「かくあるべし」という思いが自分をどんどん追い込んでしまうという現実があります。
 
動物とつき合ってみると、この「かくあるべし思考」は通用しません。
でも、思いがけず気持ちが通じるときもあります。
「こうしてほしいな」とか「応えてくれるかな」という願いがあっさりと叶えられるときもあります。
 
草花を育てたり、家庭菜園で野菜を育てるようなことでも同じだと思います。
「咲くはずだ」「実るはずだ」という願いが裏切られることは珍しくありません。
「こんなに手をかけているのに、思い通りにはいかないもんだな」と納得するしかありません。
 
でも、諦めたころに花が咲いたり実がなったりします。
するとやっぱり感動します。
思い通りにいかないことも多いけれど、逆に思いがけない幸福感をもたらしてくれることも多いのです。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
 
2019.9月より、ブログを以下に移行いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
 
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朝の光の眩しさ、なぜ大切なのか?

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朝の光の眩しさ、なぜ大切なのか?
 
夏の季節でしたら、夜の7時を過ぎないと暗くなりません。
 
朝は4時になるともう、空が明るくなってきます。
地域によっても違いますが、朝日が昇るのは5時ぐらいからでしょうか。
 
すると、「目覚めが早くて寝不足になる」という人が出てきます。
 
「やっと寝ついたかと思うともう、外が明るくなる」と溜め息をつく人もいます。
最近の夏は猛暑ですから、どうしても寝苦しい夜になります。
 
でも、よく考えてみれば9時間は夜なのです。
人工的な明かりがなければ、真っ暗な夜が長い時間、続きます。
夏以外の季節、たとえば冬ならたっぷり12時間は夜が続くことになります。
 
そう考えると、大昔の人にとって朝は待ち遠しい時間だったはずです。
朝日が昇ると外に飛び出して、日の光の眩しさにうっとりしたはずです。
 
体内時計もその瞬間にリセットされて、「さあ、動こう」という気持ちになります。
メラトニンが減少して体が活動的になり、セロトニンが増えて気分も高揚してきます。
そういう、本来であれば人間の自然なリズムがいまのわたしたちにはなくなっていること、これだけは言えると思います。
 
まして50代以降になると、加齢に伴う現象として脳内のセロトニンメラトニンがはっきりと減ってきます。
年齢を重ねるほど、光を浴びる生活が大切になってくるのです。
 
そういう時期に、仕事のある平日はともかく、せめて休日ぐらいは閉じこもる生活から抜け出さないと、気分的な落ち込みが次第に慢性的になってしまいます。
そうなってくると、脳の老化を加速させるだけでなく、ダメージも強まってうつ病にかかりやすくなる恐れも出てきます。
 
ちなみにあなたは朝の光の眩しさや、それを浴びることの気持ちよさとか高揚感を最近、感じたことはありますか?
 
思いっきりカーテンを開け、朝日を浴びながら大きく背伸びしたり、近所を歩いたり、ベランダや庭先で香り立つコーヒーを飲んだりしたことがありますか?
 
まずその程度のことでもいいですから、朝の青空と光の中に立ってみてください。
これは1日の始まりにとってとても大切なことなのです。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
 
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今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
 
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光が人間の体内リズムを作ってくれる

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光が人間の体内リズムを作ってくれる
 
北欧のような冬の長い国はとくにそうですが、日の光を浴びることもなく室内に閉じこもって暮らすと、気分がだんだん沈んできます。
「冬季うつ」病という言葉もあるくらい、日光の明るさはわたしたちには欠かせないものなのです。
 
実際、うつ病の治療には光療法と呼ばれるものがあります。
人工的な強い光を一定時間、浴びるだけの治療ですが、症状の改善には効果があります。
 
光を浴びるとセロトニンの濃度が高まります
それによって落ち込んだ気分が軽くなってくるのですが、もう一つ、大事な理由があります。
睡眠に関係するホルモン、メラトニンの分泌にも影響を与えることです。
 
 うつ気分のときは睡眠も浅くなり、昼はぼんやり、夜は眠れない、朝もスッキリ目が覚めないといった状態になりがちですが、閉じこもって暮らせばますます昼夜の区別がなくなります。
体内リズムが狂ってくるのです。
 
 朝の光を浴びると、この体内リズムがリセットさ「さあ、一日が始まるぞ」という気持ちにさせます。
これは気分的なものではなく、メラトニンの働きと大きく関係しています。
 
青空や日の光はメラトニンの分泌を減少させます。
逆に暗くなってくるとメラトニンの分泌が増えてきます。
メラトニンには脈拍や体温、血圧などを低下させる働きがありますから、分泌が減ると活動的になり、増えてくると眠くなります。
つまり光を浴びる生活が、メラトニンの分泌や量を調整して体内リズムを正常に保ってくれるのです。
 
閉じこもって暮らすとどうなるのでしょうか。
 
朝になっても活動的な気分にはなれません。
夜も明るい照明の下で過ごしますから、自然な眠気は訪れません。
人間に本来、備わっているはずの体内リズムが狂ってしまい、一日をただぼんやりと過ごすだけになります。
 
しかもメラトニンは、年齢とともにその量が減っていきます
若いうちはよく眠れても、高齢になると睡眠時間が短くなっていきますが、それはメラトニンの分泌量とも関係があるのです。
 
だとすれば、いよいよ光を浴びる生活は大事になってきます。
高揚感のためだけでなく、人間が本来備えている体内リズムを取り戻すためにも、外で過ごす時間がわたしたちには必要なのです。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
 
ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。
そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。
 
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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