ピカピカ血管ライフ<夜23:30>
- 目が覚めてもすぐ目を閉じる
夜中にふと目が覚めてしまったときは、起きあがったりスマホで時間を確認したりしないで、そのまま真っ暗な中で目を閉じましょう。
そうしていると、体内リズムに従って自然とまた眠くなるように体はできています。
トイレに行きたくて起きたときも、煌々と明かりをつけると目がさめてしまいます。
フットライトなどの最低限の薄明かりで行動できるよう、環境を整えておきましょう。
- 眠れないときは布団から出る
布団に入ってから30分経っても寝付けないようなら、布団から出るのも手です。
眠れないままずっと布団の中ですごしてしまうと、「布団は寝る場所」という意識づけが弱くなり、余計に眠りにくくなってしまうからです。
布団から出たら部屋に間接照明だけを灯し、アロマをたいたり、足浴をしたりしてすごします。
ちょっとまどろんできたな、と思ったらすぐ布団へ戻って目を閉じましょう。
マインドフルネスも効果的です。
- パジャマで寝る
深く眠るのにパジャマは重要です。
通気性・吸湿性・放湿性のある肌触りのよい生地で、絞めつけのないデザインが優れています。
ジャージのように通気性がよくなかったり、レギンスのように絞めつけるものは向きません。
靴下は血流を妨げ、熱がこもりすぎるので脱ぎましょう。
冷え性で足が冷たい場合は、湯たんぽを使ってみてください。
徐々に温度がさがるので、眠りを邪魔しません。
- スマホはベッドに持ちこまない
ベッドに入り、しばらくスマホをさわるのが習慣になっている人は多いと思います。
でも、これは睡眠が浅くなるので絶対NG。
携帯電話やスマホ、パソコンなどから出るブルーライトの強い光が視神経を刺激し、睡眠ホルモンであるメラトニンを抑制してしまいます。
さらに、電磁波はメラトニンを破壊します。
遅くとも22時以降はこれらの機器の電源を落とし、以降はディスプレイを見ずにすごしましょう。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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