疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ

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疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ

 

冬になるとやってくる優雅なハクチョウやツル、あるいは夏になると姿を見せる愛らしいツバメなど、日本にも季節によってたくさんの渡り鳥がやってきます。

そんな渡り鳥のなかには何日も休むことなく飛び続けたり、高い山の上を超えて飛んでいったりするものもいるそうです。

 

たとえばアネハヅルという鳥は、標高8000メートル級のヒマラヤの峰々を悠々と超えて渡ります。

山階鳥類研究所によると、南極で足環をつけられたオオトウゾクカモメという海鳥がはるか遠く離れた北海道の近海で発見された記録もあるそうです。

その移動距離はなんと1万2800キロメートル。

この記録が日本列島を横切る渡り鳥のなかでは最長記録ですが、北極圏と南極圏間の3万2000キロメートルを移動するキョクアジサシという鳥もいるというから驚きます。

 

――なぜ、渡り鳥たちはそんなにものすごいパワーを秘めているのでしょうか?

 

その秘密を研究したところ、翼の付け根にある羽を動かすための筋肉、いわゆる胸肉の部分に「イミダゾールペプチド」という疲労回復成分がたくさん含まれていることがわかりました。

この成分こそ、渡り鳥たちの驚異的なパワーの源だったのです。

 

この疲労回復成分はアミノ酸の結合体で、鶏の胸肉以外にも時速100キロで泳ぐマグロやカツオなど、連続した長時間運動をこなせる生物の筋肉にも含まれています

 

私たちの身体はたんぱく質を摂取すると、アミノ酸に分解して、それを使って自分たちの細胞をつくります。

それだけ大事な細胞の材料だというのに、私たちの体内ではどうしても作れないアミノ酸があり、それを「必須アミノ酸」といいます。

つまり、たんぱく質として必須アミノ酸を摂取しなければ、私たちは身体を維持することができません。

もちろん、健康になるなど夢のまた夢です。

だからこそ、良質なたんぱく質を摂ることが大事なのです。

 

具体的には、「大豆製品」には良質なたんぱく質が含まれていますし、卵や魚も摂ってほしい食品のひとつです

たんぱく質以外にも、卵には悪玉コレステロールを下げるレシチンが入っていますし、青魚には健康効果の高いEPAやDHAが含まれていることで、更年期の生活習慣病を予防できる効果が知られています。

 

もちろん、同じ栄養素を摂るにしてもできるだけ多様な食材から摂取するのが大事なので、肉からたんぱく質を摂り入れるというのも重要です。

豚肉にはビタミンBが含まれているし、牛肉にも必須アミノ酸が豊富に入っています。

 

特におすすめしたいのが、疲労回復成分・イミダゾールペプチドが豊富に含まれている鶏肉です

つまり、鶏肉ならボス細胞を形成するのにふさわしい良質のたんぱく質と、疲労回復や活性酸素の抑制に効果的なイミダゾールペプチドが一緒に摂取できるので、まさに一石二“鳥”というわけです

 

アメリカでは、伝統的に病人食や風邪やインフルエンザの民間療法として、栄養に富み、消化しやすいチキンヌードルスープが用いられています。

まさにアメリカ版“おふくろの味”ともいえる料理ですが、それもこういった鶏肉の秘めたるパワーによるところが大きいのかもしれません。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

 

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

 

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12について?

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お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

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お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

 

「お風呂にゆっくりとつかって、リラックスしたあとに食べる冷たいアイスクリームはもう最高!」

 

一度はそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。

日本アイスクリーム協会の調査によると、最もアイスクリームを食べたくなるタイミングは「お風呂あがり」です。

なんと全体の七割を超える高支持率を得ています(ただし複数回答可)。

 

たしかにお風呂で身体がホカホカに温まったあとですと、冷たい口どけのアイスクリームはよりおいしく感じられるのかもしれません。

しかしじつは、これは免疫力という面から考えると、あまりおすすめできない習慣なのです

 

その理由はふたつあります。

 

最初の理由は、せっかくお風呂で温まったおなかを、アイスクリームが冷やしてしまいかねないからです

おなかが冷えて体温が下がると、自然免疫の機能も落ちてしまいます。

 

ふたつ目の理由は、「アイスクリームにはたくさんの砂糖が含まれている」ということです

あの冷たさで十分な甘さを感じるためには、相当な量の砂糖を使わなくてはなりません。

ちなみに一般的なバニラ味のアイスクリーム1カップ(120ミリリットル)に、だいたい15グラムの砂糖が使用されています。

 

2014年3月に発表されたWHO(世界保健機構)の新指針案によると、1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合は5パーセント未満が望ましいそうです。

これは平均的な大人の場合、だいたい25グラム、ティースプーン6杯分の砂糖に相当します。

つまり、アイスクリームを1カップ食べただけで、1日摂取量の六割の砂糖を体内に取り入れてしまうことになります。

 

じつは、砂糖の摂りすぎは免疫力を大きく低下させる原因になります

私たちの身体が砂糖を消化するとき、免疫力維持に欠かせないビタミンやミネラルを大量に消費します。

そのため、砂糖の過剰摂取はボス細胞を活性化するのに必要なビタミンやミネラルの欠乏を招いてしまうのです。

 

できることならば寝る2時間前には胃腸を休ませてあげるのが理想です。

寝る前に何かを食べると、消化活動をしながら寝ることになるので胃腸に負担がかかってしまいます。

そうならないよう身体が寝るより先に、まずは胃腸を「お休みモード」にしてあげると睡眠の質も高まります

 

それでも、どうしても寝る前にデザートが食べたいという方には、腸内環境をよくするヨーグルトをおすすめします

ヨーグルトに含まれるたんぱく質やカルシウムは、発酵によってより吸収しやすくなっているため、ヨーグルトは栄養価が高いのに消化もよく胃腸にやさしいのです。

 

そして、何よりも免疫力を活性化する乳酸菌が豊富に含まれています。

乳酸菌は腸内のボス細胞に刺激を与え、活性化を強化します。

まさに腸のトレーニング「腸トレ」になるのです。

しかも乳酸菌は生きていても死んでいても、免疫細胞に刺激を与える力が弱まることはありません。

「生きたまま」じゃなくても免疫力を上げてくれるのです。

 

このように、お風呂あがりにはカロリーを気にしながら免疫力を低下させてしまうアイスクリームを食べるよりも、腸にやさしいヨーグルトを食べてボス細胞のために腸トレに励むことのほうが、はるかにおすすめなのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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最高の健康食は「納豆キムチ」

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最高の健康食は「納豆キムチ」

 

元気なボス細胞をつくるには、「食」をメインに生活習慣を改善していかなければなりません。

 

では、具体的にどんなメニューがおすすめなのかこれから説明していきましょう。

 

もちろん、いくらおすすめだからといって、そのメニューだけを食べればいいというわけではありません。

あくまでもバランスのいい食事のなかで、積極的に取り入れてほしいものを紹介していくということです。

 

まず、おすすめのメニューの筆頭にあげたいのは「納豆キムチ」です

 

作り方はいたって簡単です。

 

みじん切りにしたキムチを納豆に入れて一緒に混ぜるだけ。

そのままご飯にかけてもいいし、冷奴に乗せたり、チャーハンやパスタに応用したりすることもできます。

とてもおいしいので、普段からよく食べています。

 

納豆は発酵食品のひとつで、蒸した大豆を納豆菌という微生物の力を借りて細菌発酵させて作ったものです。

こういった発酵食品に含まれる人体にいい影響をあたえる微生物のことを「プロバイオティクス」と呼びます

ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌やキムチやぬか漬けに含まれる植物性乳酸菌、あるいは納豆菌などもこれに該当します。

 

かつて味噌は保存食であり、つまんで食す「食べ物」でしたが、逆に納豆はもともと調味料として奈良時代に中国から日本に伝わった食品です。

 

当時の納豆は、現在のような粘りのある「糸引き納豆」ではなく、発酵させたのち乾燥・熟成させた粘りのない「浜納豆」や「塩辛納豆」のようなものでした。

今でも中華料理では豆鼓という調味料が使われていますが、それが当時の納豆とほぼ同じようなものだと考えられています。

現在のような糸引き納豆が登場したのは中世以降のことです。

 

納豆の主原料である大豆には、ボス細胞をつくるのに欠かせない良質なたんぱく質や便秘を防ぐ食物繊維、腸管の粘膜を強化するビタミンB群などが豊富に含まれています

さらに、納豆には乳酸菌と同じように腸内のボス細胞を活性化させる納豆菌まで入っているので、免疫力を上げるためには積極的に摂りたい食品のひとつです

 

そこに乳酸菌による発酵食品のキムチを加えることで、「プロバイオティクス2倍+大豆のたんぱく質・食物繊維・ビタミンB群」となるわけですから、まさにボス細胞をつくるうえでも活性化させるうえでも、納豆キムチは最も効果的な組み合わせだといえます。

 

また、納豆には血液をサラサラにする「ナットウキナーゼ」という酵素も含まれていますし、最近ではボス細胞を活性化できる黒大豆も発見されたので、黒大豆による納豆を使えばさらに効果は高まります。

 

それもあって「納豆キムチ」は最強の健康食なのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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生活は「食」メイン、「運動」サブで考えなさい

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生活は「食」メイン、「運動」サブで考えなさい

 

2013年12月、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界中から日本料理が注目されています。

このような「食」をテーマにした無形文化遺産は、和食で5件目です。

これまでにフランス料理や地中海料理、メキシコの伝統料理、トルコの伝統料理のひとつであるケシケシ(麦がゆ)が登録されています。

 

無形文化遺産なので、当然おいしいだけでは認められません。

「食文化」として成立していなければならないのです。

今回、日本政府が文化遺産に申請する際にアピールした和食の食文化として魅力は全部で4つ。

「多様で新鮮な食材」「バランスがよく健康的」「自然の美しさの表現」「年中行事との関わり」です。

 

たしかに“一汁三菜”という言葉に代表されるように、多彩な食材やバランスのよさが大変重視されているのが和食の特徴です。

味や見た目の美しさ以上に、こういった栄養バランスに優れた、きわめて健康的な食のスタイルだからこそ世界中の人々が和食に興味を持っているのでしょう。

 

学校給食に和食の導入が進んでいるのも、教育現場で「食育」が取り入れられるようになり、あらためて「食」の大切さが見直されてきたからだと思います。

 

ボス細胞を活性化させるうえでも、「食」は最も重要なファクターです

なぜならボス細胞もほかの細胞と同じように、私たちが食べたものからつくられているからです

 

健康志向を自負する人のなかで時折、運動をメインに考えて「食」をおろそかにする人が見られます。

しかし、いくらジョギングやスイミングをして身体を鍛えて免疫力を活性化しようとしても、お菓子ばかり食べていたり、偏食気味だったりして食事の習慣が雑であれば、そもそも活性化すべきボス細胞をきちんとつくることができません。

 

やはり免疫力を高めるために生活習慣を改善するのであれば、「食」をメインに考えたほうがいいでしょう。

 

ボス細胞も含め、細胞を構成しているのは、主にアミノ酸(たんぱく質)と水とコレステロール(脂質)です

これらの“細胞の材料”がなければ、ボス細胞は骨格を維持することができません。特に、ダイエットをする女性はコレステロールを敬遠しがちですが、細胞膜はコレステロールでできていることを考えれば、過剰なコレステロールカットは決してよくないのです。

 

むしろ、良質な脂質は積極的に摂るべきです。

 

また、ボス細胞の機能を活性化するのには、これらの材料だけではなくさまざまな栄養素が必要になります。

たとえば、乳酸菌やファイトケミカルと呼ばれる植物中に存在する天然の化学物質などが、ボス細胞の活性化に効果的であるということがわかっています。

 

つまり、ボス細胞の材料である良質なたんぱく質や脂質できちんとボス細胞をつくり、それに加えて発酵食品や野菜をバランスよく摂れる食生活をすることでボス細胞を活性化させる――そんな食生活が理想的なのです。

 

もちろん、運動や睡眠も大切ですが、メインで考えるべきなのは正しい「食」――

 

もし運動にばかり集中して食事がおろそかになっているとしたら、その人はすぐに改めてほしいと思います。

 

そういった意味では、一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは、まさにお手本ともいうべき理想的な栄養バランスを備えているといえるでしょう。

 

ここでは食事をメインにした、ボス細胞を活性化させる生活習慣をお伝えいたします。

それこそが免疫力を重視し、しっかりと高めてあげる生活です。

 

食事の習慣は明日からでも簡単に変えられます。

病気が逃げ出す身体になる生活習慣をめざしてほしいと思います。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

ビタミンB12について?

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ストレスフリーは「食事・運動・睡眠」でつくりなさい

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ストレスフリーは「食事・運動・睡眠」でつくりなさい

 

多くの人は「ストレス」というと心理的な圧迫や過度な刺激のことを思い浮かべるでしょうが、じつは、この言葉は物理学(工学)の専門用語でした。

金属に力を加えて変形させるとゆがみが生じます。

すると、金属はゆがみを正して元に戻ろうと力を出す――この力のことを「応力=ストレス」と呼んだのです。

 

この言葉が次第に異なって意味で使われるようになったきっかけは、1935年にカナダの大学で研究していた病理学者、ハンス・セリエが「生命に生じたひずみの状態」を表現する言葉として使ってからでした。

 

それ以来、言葉の意味もどんどん変化していって現在の日本では、一般的に「外から加えられた有害な原因に応じて体内に生じた障害と、それに対する防衛反応の総和」として使われることが多いようです。

つまり、もともとは「金属がゆがんだ状態から元に戻ろうとする力」という意味だったのが、いつのまにか心理的なプレッシャーを表す言葉として、「身体に悪い結果となる現象すべて」をストレスと呼ぶようになったのです。

 

現代風に「身体に悪い結果となる現象」を意味するのであれば、当然ストレスは免疫システムにもよくありません

ストレスが原因で体内に発生した活性酸素が、ボス細胞をはじめとする免疫細胞に大きなダメージを与えるのです。

 

働きすぎによる自律神経の乱れや腸内環境の悪化、水分不足、睡眠不足などなど……こうしたストレスからボス細胞を開放することができれば、細胞が傷つけられることもなく、免疫力を高めることができます。

 

自然免疫と獲得免疫をまとめるボス細胞ですが、最近の研究でボス細胞にはウイルスに対する攻撃力が、NK細胞(自然免疫)と比べて1000倍も備わっていることが証明されました

ボス細胞は司令官として免疫システムの要であると同時に、戦闘要員としてもきわめて優秀だということがわかったのです。

だからこそボス細胞を活性化すれば、がんやウイルスとも闘える強い免疫システムが構築されます。

 

細胞は日々生まれ変わるものですし、全身に存在しています。

そのため、ボス細胞の強化は、身体の一部をマッサージするとか、特定の食品だけをたくさん摂るといった、どこか一か所を強化するような個別のケアでは決してできません。

 

そうではなく、ボス細胞を活性化させるような生活習慣をちゃんと身につけなければいけないのです。

 

人によってはほんの少し生活習慣を見直すだけでかまいませんが、別の人にとっては多少の変化が必要になってくるかもしれません。

 

しかしだからこそ、一度免疫を強くする習慣を身につけさえすれば、ボス細胞はちゃんと活性化し、私たちの免疫力をしっかりと高めてくれます。

身体全体の健康状態を、それこそ一生にわたって高めてくれるのです。

病気や痛みに苦しまない人生を過ごすことができるのです。

 

ではそのうえで、具体的にボス細胞を「活性化」させるためには何を意識し、どんな生活習慣を送ればいいのか?

 

具体的には、自分の「食」「運動」「睡眠」のバランスが乱れていないかを確認し、ボス細胞に加えられるストレスを軽減していかなくてはなりません。

 

「食・運動・睡眠が大事」というのは、これまでにも頻繁にいわれてきたことです。

 

ただ、ここで解説している健康法がこれまでの健康法と異なるのは、何か新しいことをして身体を「改造」するようなものではない、ということです。

本来身体が生まれながらにして備えている防御機能である「免疫力」を高めていくものなので、身体にかかる負担はまったくありません

むしろ本来あるべき「正しい身体」「理想の身体」に近づく健康法なのです

 

正しい食生活で元気なボス細胞をつくるということを軸に、あとはそのボス細胞をサポートできるストレスフリーな環境を整えれば、身体は根本から健康になれます。

そのために、きちんとした食事や適度な運動、良質な睡眠を取り入れて、身も心も安定した状態にしてほしいと思います。

 

免疫は最高の健康法です。

 

そして、その免疫システムは、自然免疫・獲得免疫というふたつの免疫細胞たちによって機能しており、それを操るボス細胞によって成り立っています。

 

1.「自然免疫」の機能低下を防ぐことで、無数の抗原から身を守る

2.「獲得免疫」の機能を向上させることで、各抗原に適した能力を身につける

 

私たちが健康でありつづけるふたつの条件を、ボス細胞を活性化させるだけで、簡単に達成することができるのです。

 

健康なボス細胞をつくるために必要なのはどういった食事か、ボス細胞が傷つくことを防ぎ、より活性化できる環境づくりにはどんな生活習慣がいいのかといった具体的なアドバイスをしたいと思います。

 

これまで「眠ったまま」だったボス細胞をいたわり、目覚めさせてあげることで、あなたの老化防止と健康促進を具体化していきましょう。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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たった10分の仮眠が免疫力を強くする

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たった10分の仮眠が免疫力を強くする

 

最近では昼寝の効能が知られるようになり、企業によってはオフィスに仮眠用の休憩室を設けているところもあるようです。

 

歴史上の人物でも、昼寝を積極的に取り入れていた偉人は数多くいます。

1日3時間しか寝なかったことで有名なナポレオンも昼寝の達人だったといわれていますし、ルネサンスの天才、レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては、4時間ごとに15分の仮眠をして、常に頭脳を明晰な状態に保っていたといいます

 

昔は現代のように睡眠に関する研究が進んでいなかったにもかかわらず、こうした偉人たちは経験的に昼寝の効能を知っていたのかもしれません。

 

昼寝や仮眠も含め、睡眠には運動やハードなデスクワークなどで酷使されて傷ついたボス細胞を回復させる効果があります

運動や仕事などで身体や頭が疲れ、ストレスがたまると、活性酸素と呼ばれる「身体のサビ」のようなものが発生して細胞を傷つけます。

ボス細胞をはじめとする免疫細胞も傷つけられているので、当然ながら免疫力は大きく低下してしまいます。

それを回復させるのが、睡眠の効果なのです。

 

活性酸素に傷つけられた細胞からは「疲労因子」というものが出てきます。

この疲労因子が、私たちの感じる「疲れ」の正体です。

これが血中に蓄積されると、私たちは「身体がだるい」「頭がボーっとする」というような疲労感を覚えるようになります。

 

そこで疲れを自覚してきちんと休むと、今度は睡眠中に疲労因子の働きを阻害する「疲労回復因子」というものが出てきて、傷ついた細胞を修復してくれます。

 

一方、休むことなく無理を続けてしまうと、細胞が回復できないまま壊れてしまう――。

この疲労回復因子が出るのは、睡眠をとって休んでいる間です。

だからこそ、仮眠でもかまわないので、とにかく寝ることが重要なのです。

 

日中に疲れを覚えたときには、ぜひ10分でも仮眠してみてください

その効果はてきめんで、仮眠後には頭がすっきりとします。

もし、10分では寝つけないというのであれば、目を閉じて安静にしているだけでも疲れが軽減されるはずです。

 

傷ついたボス細胞を修復して免疫力を回復させてくれる疲労回復因子は、加齢によってどんどん回復力が弱くなってしまうことが分かっています

その一方で、身体を疲れさせてしまう疲労因子の量やパワーは子供から高齢者まで、同じように出てしまうのです。

つまり、年を重ねれば重ねるほど、人は疲れやすく、その回復にも時間がかかってしまうということになります。

 

だからこそ、効果的に仮眠をとって疲れを残さず、免疫細胞の回復を促せるようにしたいものです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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水分補給は必ず「のどが乾く前」にやりなさい

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水分補給は必ず「のどが乾く前」にやりなさい

 

「宝水」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

昔の人は、就寝前に枕元に置く水のことをこう呼んでいたそうです。

 

近頃ではほとんど見かけませんが、以前は旅館などに泊まると水の入ったポットとグラスをお盆にのせて枕元に用意してくれました。

すぐに手が届くところに水を置いて、寝る前や起きてすぐにのどを潤せるようにという、ありがたい心遣いです。

 

この言葉自体、最近ではあまり耳にしなくなってしまったのは、水道をひねればいつでもきれいな水が出てくることに慣れ、いつのまにか水のありがたみが薄れ、廃れてしまったからかもしれません。

けれども、寝る前に一杯の水を飲む、あるいは朝起きたときに水を飲むというのは非常に理にかなった行動です。

 

なぜなら、人間は眠っている間に大量の水分を失ってするからです

 

よく「人は寝ている間にコップ一杯の汗をかく」と言いますが、睡眠中は水分補給ができないので、どうしても寝ているときには誰もが気づかないうちに軽い脱水症状を起こしています。

だから睡眠中の水分不足を補うという意味で、「宝水」は大変有効だったのです。

 

ここでぜひ知っておいてほしいことは、なぜ水分が私たちに必要なのか、ということです。

 

人間の身体は、その60パーセントが水分でできています

 

その依存度は大きく、十分な水がなくてはそれぞれの細胞が形をとどめておくことができません。

ですから、全身の水分が枯渇してしまったらボス細胞も正常な形状を保ち、きちんと機能することができなくなってしまいます。

すると当然、免疫力は大きく低下し病気にもなりやすくなります。

 

ボス細胞の機能を損なわないためにも、私たちの身体には水分が必要だったのです

 

しかしながら、常日頃からこまめな水分補給を心がけている人はそう多くはありません。

スポーツをしているときなどを除き、普段の生活ではよほど激しい「のどの渇き」を覚えなくては積極的に水分補給をしようとは思わないのではないでしょうか。

 

それどころか、就寝前には夜中にトイレで起きるのを避けるために、あえて水を飲まない人も多いと聞きますし、車での移動や通勤などの際にも同様の理由で水分補給を控えるという話をよく耳にします。

 

しかし、これらの行為はとても危険です

 

なぜなら、私たちがのどの渇きを覚えたときには、すでに身体は水分不足の状態になっているからです

このとき、私たちの身体は全体のおよそ2パーセントの水分を失っている状態になっていて、脱水症状の初期段階に突入しています。

だから、のどの渇きを覚える前に意識的に潤わさなければ、本当の意味で水分補給しているとはいえません。

ましてや、のどが渇いているのがわかっているのに、我慢して水を飲まないでいるなど、論外ということになります

 

これはスポーツをしているときや、真夏の炎天下といった特別な状況に限った話ではありません。

のどの渇きは、細胞が発している脱水症状の赤信号であると肝に銘じておきましょう。

 

特に、高齢者の脱水はきわめて危険なので要注意です。

 

若い人なら自分の身体から2パーセントの水分が失われた段階で、のどの渇きという赤信号によって脱水を自覚することができます。

ところが高齢になると、次第にのどの渇きを自覚することができなくなってくるのです。

 

これは脳に存在する「のどの渇きを知らせるセンサー」の機能が低下してくるために起きる現象です。

お年寄りは「のどが渇いていない」のではなく「のどが渇いているのがわからない」だけなのです

高齢の方はどうしても水分補給のタイミングが遅れてしまいがちになってしまうので、若い人以上にこまめな水分補給を心がけましょう。

 

また、水分補給にスポーツドリンクを飲まれる方が多いのですが、やはり普段の生活における水分補給には水がいちばんです

スポーツドリンクは、激しい運動をして塩分やミネラルが体内から失われたときには最適なのですが、運動をしていないときに飲むには糖分や塩分が濃すぎます。

 

脱水症状を起こさないためにも、細胞を枯れさせないためにも、最も身体が吸収しやすい常温の水を、のどが渇く前にこまめに飲むという習慣を身につけることが大事です。

渇いているという自覚があってもなくても、水分補給をしてボス細胞を潤わせておかなければ、免疫システムがきちんと機能しなくなってしまうということを、忘れないようにしてほしいと思います。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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