不健康でも、あなたの身体そのものは悪くない!

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不健康でも、あなたの身体そのものは悪くない!

 

無理を重ねると免疫力が低下してしまうということは、同じ人間でも免疫力が高いときもあれば低いときもあるということを意味しています。

働きすぎて自律神経のバランスが崩れたときと、しっかり休養をとって英気を養ったあとでは、免疫力に差が生じているということになります。

 

つまり、免疫力が低くて不健康になっているときでも、身体そのものが悪いわけではないということです

 

ですから、安心してください。

 

私たちは風邪を引きやすくなったり体調が悪くなったりすると、すぐに「身体が弱くなった」「年齢を重ねて健康でなくなった」「不健康な身体になった」と考えてしまいますが、じつはそうではないのです。

 

免疫力が低下しているのは、たんに免疫システムをつかさどっているボス細胞の活性が低いために、そのシステム全体がうまく回っていないだけなのです

 

ボス細胞はウイルスなどの外敵が体内に侵入してきたときに、まっさきに「警報」を鳴らして他の免疫細胞を一斉喚起させます。

さらに自らウイルスを食べて分解し、その情報を「攻略法」のように獲得細胞に手渡して、攻撃すべき敵の特徴を知らせる。

ボス細胞の活性が低下してしまうと、この「警報」と「攻略法」の機能が働かなくなってしまいます。

 

警報が鳴らなかったり音が小さかったりすれば、ほかの免疫細胞たちの士気は上がらず、闘う気が起きなくなってしまう

そうなると、外敵に対する攻撃力が弱まり、強い防衛力を発揮することができなくなってしまうのです

 

逆に、この警報が出すぎてしまっても問題が起こります。

なんらかの原因でこのアクセルの機能が暴走し、攻撃を命じる物質(サイトカイン)が過剰に出てしまうことがあります。

 

このような免疫の過剰反応が起きてしまうことを「サイトカインストーム」といいます。

その症状は、血中のサイトカイン量が異常に高くなることです。

その作用が全身に広まって高熱が出ることにより、体力は奪われ血液も凝固してしまいます。

この影響は臓器にもおよび、多臓器不全を起こすなどの激しい症状を引き起こします。

 

まさにサイトカインストームは死に至ることさえある恐ろしい「死の嵐」です。

 

つまり、ボス細胞は警報を出しすぎても出さなさすぎてもいけないということ。

ここでも「アクセル」と「ブレーキ」のバランスが重要になってくるのです。

 

また、攻略法がばらまかれないということは、司令官からの指示がないということにほかなりません。

そうなると、獲得免疫は誰を攻撃すればよいのかもわからず、動くことすらできなくなってしまいます。

 

獲得免疫がそうやって動けないでいる間に、ウイルスや細菌はどんどん増殖し、がん化した細胞も分裂してしまう。

すなわちボス細胞の機能が低下するということは、感染症を悪化させ、がんの進行を許してしまうことにもなるのです。

 

このようにボス細胞の機能低下は大変恐ろしい結果をもたらしますが、じつは、その「警報」と「攻略法」の機能を高めることは誰でも簡単にできます

ボス細胞を鍛え、体内の環境を働きやすいものに変えてやればいいのです

 

私たちが自分の身体そのものを鍛えて変えようと思うと、きついトレーニングなどが必要になりますが、ボス細胞の「警報」と「攻略法」の機能を強化するためには、何もそんな特別なことは必要ありません。

 

ボス細胞をケアすること――。

 

何か新しくはじめる必要はありません。

日常でちょっと意識すればいいことなので、誰でも手軽にはじめることができるのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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「アクセル」と「ブレーキ」の使いわけが何より大事

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「アクセル」と「ブレーキ」の使いわけが何より大事

 

風邪のウイルスが侵入し、私たちの身体が感染すると、ボス細胞からの攻撃指令を受けて免疫が活性化され、ウイルスへの攻撃が始まります。

その結果、副次的な作用として、私たちの身体は熱を出します。

このとき発熱するのは、活性化した免疫細胞がウイルスを攻撃しながらさまざまな物質を出すために、体内で免疫反応が起きて生じた現象です。

 

この発熱はウイルスに勝つためにどうしても必要な反応なのですが、攻撃をしすぎて高熱の状態がずっと続いてしまうと、ウイルスだけでなく私たちの身体も消耗してダメージを受けます。

そして熱がずっと下がらなければ、私たちはただの風邪でも死んでしまいます。

 

そこで、今度はある程度ウイルスを撲滅した段階で、ボス細胞は攻撃をやめて免疫反応を抑えるように命令を出します。

そうすると熱は下がり、私たちは体力を回復することができるのです。

 

このようにウイルスを攻撃しようとする働きと攻撃をやめようとする働きは、車にたとえるなら、「アクセル」と「ブレーキ」のようなものといえます

外敵との闘いの状況や身体が受けたダメージなどさまざまな状況を見極めて、このふたつの働きをうまく使い分けることができなければ、私たちの身体が免疫のバランスを保ち、健康を維持することはできません。

 

ボス細胞は、免疫システムのバランスをつかさどるアクセルとブレーキの使いわけができる、まさに「司令塔細胞」なのです。

 

もし、ボス細胞がこのアクセルとブレーキの機能をうまく使い分けできなかったら大変です。

抗原が体内に侵入してもアクセルが利かなければ、ウイルスの感染やがんの増殖を許してしまうし、ブレーキが利かなければ、熱が収まらなかったり、炎症が悪化したり、私たちの身体は大きなダメージを被ることになってしまいます。

 

アクセルとブレーキを正しく使い分けることで、免疫を正常に機能させるためにも、ボス細胞を活性化させる生活習慣が大切なのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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清潔すぎる人はボロボロの身体になる

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清潔すぎる人はボロボロの身体になる

 

巷には抗菌グッズ、除菌グッズがあふれています。

 

除菌効果の高い洗剤やせっけん、ウエットティッシュ、便座クリーナーなどから、まな板やフキン、テーブル用の除菌スプレーなどキッチン用品まで、じつにさまざまな商品が出回っています。

なかにはパソコングッズや文房具など、抗菌の必要性があるのかどうかもわからないものまであります。

 

清潔に気を遣うのはかまいませんが、最近では清潔にこだわりすぎる、いわゆる「潔癖症」の人が増えているようです。

テレビを観ていても、自身の潔癖症をカミングアウトする芸能人がたくさんいるのにはほんとに驚かされます。

 

電車のつり革が気持ち悪くて触れない……。

公衆トイレが使えない……。

図書館の本が触れない……。

 

なかには手をきれいにしたいがために何度も抗菌せっけんで手を洗ったあげく、アルコールスプレーで除菌をする人もいます。

 

インフルエンザの流行期や夏場の食中毒が気になる時期になると、テレビ番組やコマーシャルでしきりに除菌の大切さを訴えはじめますから、多くの人はそうした情報を耳にすると、必要以上に菌が怖いと思ってしまうのかもしれません。

 

しかし、実際には衛生環境の整った日本では、そこまで除菌・抗菌に神経質になる必要はどこにもないのです

風邪予防や食中毒の防止のためにも、「適度に」衛生的なのは確かに好ましいことですが、「過度に」除菌・抗菌をすることは身体が維持しているバランスにとって、逆にマイナスでしかありません。

 

清潔好きの人は「菌=悪いもの」と考えがちですが、それは大きなまちがいです。

よく善玉菌などという言葉を聞くように、人間の身体になくてはならない菌もたくさんあるのです。

 

人間の身体には「常在菌」といわれる微生物がたくさん棲みついています。

特にたくさんいるのは腸内ですが、身体の表面の皮膚にも表皮ブドウ球菌をはじめ、約1兆個、10種類あまりの常在菌がいます。

 

これらの常在菌がバランスよく繁殖していることが、肌のバリア機能を維持するためには欠かせません。

しかし、前述のように手を洗いすぎて常在菌まで失われてしまうと、肌のバリア機能は壊れてしまい、ひどい肌荒れを起こしてしまいます。

 

薬用せっけんや除菌アルコールの乱用は、肌を清潔にするどころか、荒れた角質層の隙間に悪玉菌を繁殖することになるため、かえって不潔になってしまうこともあるのです

また最近では、こうした度を越した潔癖が健康にまで害を及ぼしているケースも多く報告されています。

 

耳にしたことがある人もいるかもしれません。

 

清潔すぎる環境で育った子どもはアレルギーを起こしやすく、風邪を引きやすい大人になる可能性があります

免疫学では衛生仮説と呼ばれている考えですが、無菌状態に近い環境によって免疫の基礎となる機能を鍛えることができずに、弱体化させてしまうのです。

 

子どものうちに適度に菌と接触できる環境にあれば、私たちの身体は鍛えられ、自然と抵抗力が身につきます。

子どもの頃の衛生環境が適切だったかどうかが、大人になった後の健康にまで大きく影響するのです。

 

すべての菌を「汚い」「不潔」と排除しようとするのではなく、少しおおらかな気持ちで菌と“共存”してみることが最高の健康状態を維持するためには必要なのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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疲れたときほど「逆のこと」をするといい

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疲れたときほど「逆のこと」をするといい

 

現代人の健康を妨げている最大の要因は、「○○しすぎる」というかたよった生活スタイルそのものにあるのではないかと考えています。

何かひとつのことに熱中する人は、それと逆のことを“しなさすぎるのです

 

「働きすぎ」の人はもっと休まなくてはいけませんし、「頑張りすぎ」の人は、時には肩の力を抜かなくてはいけません。

逆に休んでばかりの人は働いたり動いたりしなくてはなりません。

 

これは健康法でも同じです。

 

「○○を食べれば健康になれる!」

「○○をマッサージすれば元気になる!」

「○○体操をすれば長生きできる!」

 

おそらく、みなさんのなかにもこういった健康法を試したことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。

 

しかしこれらの多くは、「対症法」でしかありません。

ですから、これを「頑張りすぎ」ると、やはりバランスが崩れてしまいます。

 

なかにはその対症法をやりすぎて、逆に健康被害を起こしてしまうケースさえあります。

 

これまでの私たちには自然とできていたはずのことですが、今では多くの人がどちらか一方にかたよってしまい、その結果、「身体のバランス」が崩れてしまっているのです

それが、本来であれば正常に働くはずのさまざまな機能を低下させ、風邪や病気、そして不健康を招くのです。

 

やはり、「最適なバランス=中庸」が肝心です。

 

こういうと、ものすごく当たり前で、平凡なことを言っているかのように聞こえるかもしれません。

「中庸」というと、まるでいちばん無難な真ん中のところにいる平均的でおもしろくない人のように感じてしまうからです。

 

しかし、たとえば内臓であれば一か所でも悪くなれば、その臓器の機能を補うためにほかの臓器にも負担がかかり、内臓全体の機能が低下してしまいます。

 

この例からもわかるように、私たちの身体は心臓なら心臓、肺なら肺、肝臓なら肝臓が独立して機能しているわけではありません。

血液が全身をめぐって健康を維持しているように、全体が相互に関係しあって成り立っているのです。

 

くり返しますが、本来「最高の健康状態」を維持するように身体の機能はバランスを保っています

 

その貴重な“財産”を私たちはふだんの生活で無理をしたり、ちょっとまちがったことをしたりすることで、失いつつあるのです。

 

しかし、私たちの身体のすごいところは、機能が低下したならば、その機能が再び低下しないように元に戻してあげることができる、という点にあります

 

さらに、正常な状態に戻したあとも、その機能を「強化」することができる、という点にあります。

 

つまり、いつでも私たちは弱った身体を元気にし、ふつうの人以上に健康にすることができるということです。

 

働きすぎたら休む。

頑張りすぎたら肩の力を抜く。

 

ごくごく単純なことですが、まずは一方にかたよっていると感じたら、必ず「逆のこと」をしてバランスをとることからはじめてほしいと思います。

それを意識することができれば、忙しい人でも頑張りすぎる人でも、必ず今よりもずっと健康な身体を手に入れることができるのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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私たちは生まれつき、「身体を守る機能」を持っている

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私たちは生まれつき、「身体を守る機能」を持っている

 

昔から「風邪は万病のもと」といいます。

 

これは風邪のような些細な病もこじらせてしまうと、さまざまな病気に転じかねないので、甘く見てはいけないという先人の教えです。

ほとんどの人は風邪を引いたら、病院で処方された薬か、あるいはドラッグストアで購入した風邪薬を飲んで治そうとします。

 

しかし、本当はそれらの薬で風邪を根本的に治すことはできません

じつは、インフルエンザを除き、一般的な風邪を治す特効薬というものはこの世に存在しないからです

 

一部を除き、ほとんどの風邪は細菌ではなくウイルスによって引き起こされる感染症です。

多くの人が、これさえ飲めば風邪が治ると信じている抗菌剤は、細菌の二次感染に対しては効果があるのですが、ウイルスにはまったく効き目がありません。

 

また、市販されている総合感冒薬は、あくまで咳やくしゃみ、鼻水、のどの痛み、頭痛といった風邪の諸症状を緩和する目的でさまざまな成分を複合した医薬品であり、決して風邪そのものを治す薬ではないのです。

 

また、風邪で熱が出ると処方される解熱剤にも、風邪そのものを治す効果はありません。

これはあくまでも、高熱によって極端に体力が奪われてしまい、食事や水分補給もままならない、あるいは十分な睡眠がとれないといった場合に使うべきものです。

 

風邪のときに熱が出るのは、身体がウイルスと闘っている証です。

ウイルスを殺すリンパ球の力は平熱よりも高い体温でパワーアップします。

私たちが生まれながらに持っている「ウイルスと闘う力」が、熱を出すことによって強く働きます。

 

つまり、熱が高くても十分食事や睡眠がとれるのであれば、無理に熱を下げないほうがかえって風邪の治りも早いのです

 

では、熱が出るほど悪化する前に、できるだけ早い段階で風邪を治すにはどうすればいいのでしょうか。

「風邪の引きはじめの予兆」のようなものに、いち早く気づくことができるように自分自身のバロメーターの感度を高めておくことが大事だと思っています。

 

私の場合、風邪の引きはじめには必ずといっていいほど「寒気がきそうな予感」がします。

みなさんもこういった風邪の予兆のようなものを感じた経験があるのではないでしょうか。

 

「風邪の引きはじめには、何となくいつも身体がだるいと感じる」

「のどと鼻の奥の間が痛くなったら、まちがいなく風邪だ」

 

そんな、みなさんの身体が発する「黄信号」を受け取ったら、できるだけ早めに風邪対策をとりましょう。

 

私はいつも身体を温め、葛根湯を飲むようにしています。

もちろん、だるいと感じるのなら十分睡眠をとるようにする。

また、のどが痛いと感じるのなら睡眠時にもマスクを着用して、のどの保湿に努めるといったように、それぞれの症状に合った対処をしてもいいでしょう。

 

また、一般的にいわれる体調不良の「ネガティブサイン」というものが現れたときも要注意です

たとえば便秘や下痢、肌荒れ、口のまわりにできる口唇ヘルペス口内炎などは身体の抵抗力が落ちているサインです。

寝不足や腰痛、肩こりなどの症状がいつもより悪化していたら、無理が過ぎて身体に疲れがたまっていると考えていいでしょう。

 

よほど身体に疲れがたまって体調を崩していない限り、私たちは本来、風邪や病気にならないよう身体を守るシステムを備えています

 

そのシステムをちゃんと活用できているか、それとも活用できていないか――。

 

それが風邪や病気になりやすい人と、そうではない人を明確に分けているのです。

 

普段から、自分なりの「調子がいい」「調子が悪い」というときの感覚を知って、身体が発するサインをしっかり受け止めることが大事です。

それが、風邪を引いても薬に頼る前に悪化させることなく治すコツだと思います。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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「野菜:肉」は「2:1」のバランスで食べなさい

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「野菜:肉」は「2:1」のバランスで食べなさい

 

戦後、日本人の体格は右肩上がりに成長してきました。

年配の方であれば、最近の若者の立派な体格に世代差を感じている人もいるのではないでしょうか。

 

30代の成人男性の平均身長は、1950年には160.3センチメートルでしたが、2007年には171.5センチメートルと10センチメートル以上も伸びています。

また、女性でも1950年は148.9センチメートルだったのが、2007年には158.3センチメートルとなり、同様に10センチメートルほどの記録更新です(厚生労働省 国民健康・栄養調査より)。

 

やはり戦後の「食」の改善により、動物性たんぱく質の摂取量が増えたことが日本人の平均身長を上昇へと招いたのでしょう

 

このような時代背景から「昔の日本人は小柄だった」と思われがちですが、じつは一概にそうとはいえないこともわかっています。

たしかに江戸時代や明治時代の日本人は欧米人、あるいは現代日本人とくらべると小柄でした。

 

ところが、時代をさかのぼってみると意外なことがわかります。

一説によると弥生時代の日本人の平均身長は、江戸時代末期の平均身長よりも10センチメートル近く大きかったようです。

(平本嘉助『骨からみた日本人の身長の移り変わり』1981年より)。

 

古代の日本人はシカやイノシシなどの肉を食べていたため、意外に体格がよかったのでしょう。

江戸時代に近づくにつれ、米食への依存度が高まり、肉食の忌避もあって動物性たんぱく質の摂取量が減少し、低身長化を招いたのかもしれません。

 

このことからも動物性たんぱく質は、身体をつくるうえでは重要な栄養素であることがわかります

もちろん、細胞自体もたんぱく質からできていますから、その形成には欠かせません

 

とはいえ、2000年もの長きにわたり、穀物依存の食生活が続いたことにより、私たち日本人の身体は肉食に慣れていないのが現実です。

もともと狩猟民族で肉食中心だった欧米人と異なり、農耕民族の日本人は基本的に腸内に肉を分解する酵素を持っていません。

また、肉を代謝する過程で出る毒素は発がん物質をつくり、腸内を悪玉菌優位の状態に変えてしまうのですが、その点でも、日本人の長い腸は肉食には不向きだといわれています。

 

私たち日本人にとっても動物性たんぱく質は必要なのですが、やはり食べ過ぎには気をつけなくてはなりません。

 

さらに食べ方にもコツがあります。

 

肉を食べるときには、必ず野菜を一緒に摂るように心がけることが非常に重要です

ポイントは、その際、野菜と肉の割合を2対1にすることです

そうすると肉と野菜を効率よく摂取することができます。

 

また、肉を食べたあとにヨーグルトを食べるのも、腸内環境のバランスを整え、腸内環境をよくするという意味では大変効果的です

 

ちょっとしたことではありますが、肉の食べ方ひとつでも、特に「肉食」に慣れていない日本人にとっては、身体への影響は大きく変わってくるのです。

 

大事なのは「腸管免疫のストレスを軽減するような食生活」を習慣にしていくことです。

肉食にかたよったり、食べすぎたりするのは、腸に70パーセントも分布しているボス細胞にとっては大きなストレスになります。

 

よく「腹八分目」などといいますが、これはじつに理にかなっていることといえます。

腹八分目にしておけばカロリーオーバーになりにくいし、満腹にならないようにして飢餓状態に近づけておくことで、長寿遺伝子とも言われる「サーチュイン遺伝子」が活性化します。

何よりも、満腹になるまでお腹いっぱいに食べるということは胃や腸、さらには腸管免疫にも大きなストレスになってしまうので、避けたほうがいいのです

ストレスを与えてしまうと免疫システムが低下してしまいますから、弱った身体を元に戻すことができなくなってしまいます。

 

やはり野菜と肉をバランスよく食べ、ボス細胞にとって居心地のいい腸内環境をつくるようにしたいものです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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今から60余年前、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』は、“赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者を救う特効薬だ”と報じてセンセーショナルな話題を提供しました。

以来、“ビタミンB12”は、世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究にはいくつものノーベル賞が与えられてきました。

そして今では、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。

 

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

胃の病気、ストレスなどでも不足します。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。

 

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

 

ビタミンB12について?

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野菜は香りが強いものを「皮ごと食べる」がベスト

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野菜は香りが強いものを「皮ごと食べる」がベスト

 

ボス細胞の活性化には「ファイトケミカル」と呼ばれる植物中に存在する天然の化学物質が大変効果的です。

トマトのリコピンやニンジンのβカロテン、トウガラシのカプサイシンなどが代表的ですが、耳にしたこともあるのではないでしょうか。

 

最近の栄養学界では、このファイトケミカルが“第七の栄養素として注目されています

その理由は、これらの栄養素には活性酸素を「抑える」抗酸化作用があり、また免疫の機能を「高める」働きがあるからです

つまり、免疫システムの低下を防ぎながら、ボス細胞の活性化にも作用するのです。

 

ファイトケミカルにはさまざまな種類があり、大別すると「ポリフェノール」や「イオウ化合物」「カロテノイド」「糖関連物質」などの四タイプがあります。

 

その効果は多種多様で、ここですべてを紹介するのは難しいのですが、代表的なものをいくつかあげてみましょう。

 

ポリフェノール系】

アントシアニン……ブルーベリーやブドウなどに含まれ、抗酸化作用や目の機能を向上させます。

イソフラボン……大豆製品に多く含まれ、女性ホルモンと似た作用があります。

セサミン……ゴマに多く含まれ、血液中の中性脂肪を減らします。

 

【イオウ化合物系】

・スルフォラファン……ブロッコリーの新芽などに多く含まれる抗酸化物質です。

・メチルシステインスルホキシド……キャベツに多く含まれる成分で、胃の粘膜を守り、炎症や潰瘍を和らげます。

 

【カロテノイド系】

リコピン……完熟トマトに多く含まれ、強い抗酸化作用があり、がん予防の効果があります。

・βカロテン……ニンジンやカボチャ、ホウレンソウに多く含まれ、がん細胞の原因となる活性酸素を抑える働きがあり、がんを予防します。

 

【糖関連物質系

・フコイダン……ワカメや昆布などの海藻類に多く含まれています。

・βグルカン……キノコ類に豊富で、たんぱく質と結びつくことで免疫力を高め、がん予防の効果があります。

 

これらはファイトケミカルのほんの一例です。

 

この他にもウイルスや細菌をブロックし粘膜を強化するものや解毒作用のあるもの、アレルギー作用を緩和してくれるものなど、さまざまな効果を持つものがあります。

 

私は小松菜やニンジン、パセリやセロリ、リンゴやバナナなど、さまざまな野菜や果物をミックスしたファイトケミカルジュースを毎朝必ず飲んでいます。

このジュースと同じ量の野菜をサラダで摂ろうとすると大変です。

でも、皮ごとジュースにしてしまうとギュッと成分が凝縮されているので、多彩なファイトケミカルを手軽に摂るという意味でじつに効率的なのです。

 

ファイトケミカルの特徴としては、多くの場合、野菜の色素や香り、苦み、辛み、渋みなどの成分に多く含まれているということが挙げられます

たとえば、玉ねぎの辛み成分のケルセチン、ゴボウに含まれるクロロゲン酸、ブルーベリーの色の素であるアントシアニンなどです。

 

また、野菜の皮や種、根っこなど、普段捨てられてしまいがちな部分にこそ多く含まれていることもわかってきました

だから、ニンジンやカボチャ、リンゴなどの皮もむかず、できるだけ丸ごと食べるのが最も効果的な食べ方だといえるでしょう。

 

ファイトケミカルは安定した物質が多いので熱にも強く、加熱調理してもそのまま食べても大丈夫です。

できるだけ多様な食材を取り入れるのが理想なので、さまざまな野菜を好みの調理法で楽しんでほしいと思います。

 

ファイトケミカルを豊富に含む野菜スープ「ファイトケミカル野菜スープ」、寒い冬の季節でしたら鍋物や温かいスープは食卓に上りやすく、食事としては理想的です。

また、毎朝の味噌汁も、野菜をたっぷり入れて作ると良いでしょう。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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