昼の習慣1.鏡の前でニッコリ、笑顔をつくる
「笑う門には福来る」といいますが、いつもニコニコ笑顔の人は話しかけやすいし、見ているだけで楽しい気分になりますよね。
笑顔はまわりの人間の感情をポジティブにし、結果的に人間関係のストレスを減らしてくれます。
また、笑顔にはさまざまな健康効果があります。
口角をしっかり上げて笑うと、表情の動きが脳の視床下部に刺激を与え、副交感神経を活発にしてリラックスできるのです。
これは、つくり笑顔でも同じ効果があります。
さらに、笑いはセロトニンの分泌をうながし、気持ちを明るくしてストレスを減らしてくれます。
さらに、NK細胞やリンパ球など免疫細胞の働きも活性化してくれるのです。
心からの笑いは、笑顔で話せるリラックスした人間関係があってこそですから、日頃からニコニコしていることが大切なのです。
逆に、しかめっ面は交感神経を優位にし、血流を悪化させ、腸の蠕動運動も低下させます。
体調の悪化がさらに表情を曇らせ、負のスパイラルに陥ってしまいます。
ですから、最初はつくり笑顔で構いません。
鏡の前に立ち、口角を上げて笑う習慣を身につけましょう。
出勤前や職場のトイレの鏡、パソコンのモニターが暗くなった瞬間など、つねに表情をチェックして、真顔になっていたら口角を上げて笑ってみるのです。
笑顔が苦手な人も、あきらめずつくり笑顔を繰り返してください。
やがて表情筋が柔らかくなり、いびつだった笑顔が柔らかい本物の笑顔に変わっていくはずです。
「免疫力が10割 より」
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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。
コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。
役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。
これが、正常なストレス反応の流れです。
ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。
こうなると、状況が一変します。
コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。
まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。
副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。
ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。
そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。
その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。
また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。
私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。
このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。
ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアでATPが十分につくれなくなる。
ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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