2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

内臓脂肪がたまる生活習慣を知る

内臓脂肪がたまる生活習慣を知る メタボリックシンドロームのある人には、食事や運動などの生活習慣に共通する部分が見られます。 自分の生活習慣を振り返って、内臓脂肪をためている原因を考えてみましょう。 ≪男性は30歳代から、女性は50歳代から注意≫ 加…

メタボリックシンドロームが招く病気

メタボリックシンドロームが招く病気 メタボリックシンドロームは、体の代謝のバランスを崩し、さまざまな生活習慣病を招きます。 さらに、その生活習慣病が新たな合併症を引き起こすこともあります。 ≪代謝のバランスが崩れ、さまざまな病気を招く≫ 脂肪細…

カルシウムの不足は骨ばかりではなく脳も駄目になる

カルシウムの不足は骨ばかりではなく脳も駄目になる カルシウムというと、反射的に骨の強度を高くするミネラルというイメージがありますが、確かに間違ってはいません。 脳にとっても、大変に重要な役割を果たしているミネラルなのです。 よく「カルシウムが…

医学的に見た有酸素運動のメリット

医学的に見た有酸素運動のメリット 医学的には、身体の活動度が高いほど肥満が少なく、コレステロールも適正、心臓や血管のリスクファクターが少ないというのが常識です。 すなわち、運動は種々のリスクファクター解消の突破口だといえます。 血圧などの検査…

症状のない脳梗塞から痴呆に

症状のない脳梗塞から痴呆に CT、MRIなどの画像診断技術の進歩により、症状のない脳血管障害を発見できるようになりました。 多くは、脳梗塞で、例えば外来で高血圧や糖尿病などのリスクファクターがある人に脳のCTやMRIを行って、1.5cm以下の小さい脳梗塞が…

脳にある血管の障害

脳にある血管の障害 生活習慣病の多くは血管の問題です。血管が詰まったり、血管内皮の働きが悪くなってくることで、血液がうまく送られず、心臓や脳にさまざまな障害が起きてくるのです。 脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などは脳血管障害と総称され、今日も…

生活習慣病と血管

生活習慣病と血管 ● 血管の若さを決める内皮 生活習慣病には、高血圧、高脂血症、動脈硬化、心臓病、脳卒中、糖尿病などがあります。 それぞれに病状もリスクファクター(危険因子)も異なりますが、共通しているのは、いずれも血管の状態が大きなポイントとな…

生活習慣病と切っても切れない循環器

生活習慣病と切っても切れない循環器 生活習慣病の大きな問題は、あまり深刻に考えなくても本人が普通に生活できる点にあるようです。 これといった自覚症状がないので、なんともとらえどころがありません。 しかし、実はこれが大きな落とし穴で、いくつかの…

病気が病気をつれてくる

病気が病気をつれてくる よく「うちの家系は太りやすい」「親父が糖尿病だったから自分も心配だ」などということがあります。 遺伝あるいは生活環境などによって、家族の中で同じ病気の発症を繰り返すことがあります。 すべての病気に遺伝子が何らかの形で関…

病気とは何だろう?

病気とは何だろう? 健康ではない、いわゆる不健康とはどういう状態をいうのでしょうか。 人によって多様な定義があるでしょうが、夜更かし、不規則な生活リズム、大量の飲酒などの不摂生、喫煙、運動不足、食生活の偏りなどが思い浮かびます。 すぐに体調を…

人体に影響を与える紫外線

人体に影響を与える紫外線 ● 太陽光線のうち、紫外線は人体にさまざまな影響を与える。 ● 紫外線はDNAを損傷させ、免疫を抑制するので皮膚がんの原因となる。 ≪紫外線が皮膚に与える影響≫ 太陽の光には赤外線や可視光線、紫外線が含まれていますが、人体に大…

生命力を強くする

生命力を強くするもの 人間には、実にさまざまな「パワー」が備わっています。 健康を支える「生命力」があります。 病気を防ぐのが「免疫力」です。「自然治癒力」という、自力で病気を治してしまう「パワー」もあります。 「気力」といったら、精神的な力…

カボチャでいつまでも若々しく

カボチャでいつまでも若々しく 長生きしている人を調べてみると、「食べ方の名人」である場合が多いのです。 「不老長寿の薬」になるような食べ物を本能的に選択する能力が、みごとに発達しているのです。 季節の野菜、キノコ、魚を中心にした食生活を毎日実…

酢の力で夏バテ防止

酢の力で夏バテ防止 「春は苦味、夏は酢の味、秋は辛味、冬は油を心して食うべし」 昔から言われてきた健康法で、季節ごとにとるべき味の特徴を覚えることによって、暑さ、寒さに負けない健康管理をしてきたのです。 春の山菜や木の芽の苦味には、消化を助け…

河童のキュウリ好きには理由がある

河童のキュウリ好きには理由がある 夏は河童の季節です。 川や沼、湖などに棲む妖怪で、日本人には古くからなじみがあります。 今でも東北地方には河童を見たという噂が出たりしますが、それほど人間界には近い存在といってよいでしょう。 頭のてっぺんに皿…

動脈硬化のメカニズム

動脈硬化のメカニズム 動脈には本来、弾力性がある。ところが、動脈壁にコレステールやカルシウムが付着すると、動脈壁が厚くなったり硬くなったりする。これが動脈硬化です。 動脈硬化によって血流が妨げられると、脳や心臓をはじめ、さまざまな臓器の働き…

葛根は風邪から老化まで防止

葛根は風邪から老化まで防止 漢方の生薬に「葛根」がありますが、風邪の初期に他の生薬などと配合してよく用いられます。 今でも「葛根湯」が風邪薬として市販されています。 葛は日当たりのよい土手や山野に広く自生するマメ科のつる性低木で、繁殖力が強く…

糠味噌漬けの不老長寿効果

糠味噌漬けの不老長寿効果 日本人は、ほどよく乳酸発酵をしている漬物が大好きです。 日本人の主食である米飯に含まれているほどよい甘さが、漬物の酸味に不思議なほどよく合うのです。 とくに注目されるのは糠漬けです。 糠漬けは、植物性の乳酸菌が大繁殖…

スイカで暑さによる老化を防ぐ

スイカで暑さによる老化を防ぐ その季節に人間が必要な成分は、その季節にできるものが供給してくれます。 それが日本の大地のありがたいところです。 夏は暑い。暑いから汗が出ます。すると体内の水分が蒸発していくのです。だからのども渇く。 そこで見て…

脳卒中再発予防の基本

脳卒中再発予防の基本 脳卒中の再発を防ぐには、なんといっても危険因子について知ることです。 そのうえで対策をきちんと立てて行動すれば、大きな効果が得られます。 ◎ 再発の予防に近道はない 高血圧や糖尿病、高脂血症などが持病の人は、地道な努力を続…

脳卒中の是正できない危険因子

脳卒中の是正できない危険因子 危険因子には、本人が暮らしの中で気をつけることで、是正できるものとできないものがあります。 是正できない危険因子のうち、代表的なものを以下に挙げてみましょう。 是正できない危険因子がある人は、ない人以上にほかの危…

ストレスは血圧を上げる・・・A型性格の人は要注意

ストレスは血圧を上げる・・・A型性格の人は要注意 感情のあり方も、血圧の上昇に関わる大きな要素の1つです。 今の暮らしの中で、ストレスをゼロにすることはまず不可能。 適度なストレスを、やる気や心地よい緊張感と受け止められるように、日ごろから意識す…

糖尿病には血糖と血圧の両方の管理が必要

糖尿病には血糖と血圧の両方の管理が必要 糖尿病は、脳卒中の非常に強力な危険因子です。 糖尿病には、動脈硬化を促進する働きがあります。 ほかの危険因子とは比べものにならないほど、強い動脈硬化を引き起こします。 糖尿病の管理が行き届いていないと、…

脱水は脳卒中の引き金になる

脱水は脳卒中の引き金になる 夏場や炎天下は、水分の不足にとくに気をつけましょう。 脱水状態は、脳卒中を起こしやすくします。 たくさん汗をかいて、体内の水分が不足すると、血液がどろどろになって流れにくくなります。 脳動脈硬化が進んでいると、濃く…