2009-01-01から1年間の記事一覧

「おもしろくない」「好きじゃない」などマイナスの感情はもつな

「おもしろくない」「好きじゃない」などマイナスの感情はもつな 人間の目や耳から入った情報は、神経を通って視覚中枢や聴覚中枢に届き、そこからさまざまな脳内の神経細胞とその情報を伝える多くの神経回路を経由します。 短期記憶をつかさどる「海馬回」…

興味をもつことで、脳のパフォーマンスはぐんと上がる

興味をもつことで、脳のパフォーマンスはぐんと上がる 脳のしくみを、活かすために、まず知っておいていただきたいことは、脳が最初に情報を受け取る脳神経細胞は、生まれながらにして、その一つひとつが本能をもっているということです。 脳神経細胞がもつ…

「興味がない」と考えるのはNG

「興味がない」と考えるのはNG 脳のしくみを、活かすために、まず知っておいていただきたいことは、脳が最初に情報を受け取る脳神経細胞は、生まれながらにして、その一つひとつが本能をもっているということです。 脳神経細胞がもつ本能は、たった3つ「生…

脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まる

脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まる 遺伝的な要素で、男に生まれるか、女に生まれるかのように、生まれつき絶対に自分の力では変えられないこともあります。 しかし、家族に心臓疾患やがんになった人がいて、自分もそのような資質…

もっとも注意しなくてはいけないのは血管障害

もっとも注意しなくてはいけないのは血管障害 脳の老化で怖いのは、認知症になってしまうことです。 年齢相応に記憶力が低下したり、発想力が低下するのは、ある程度仕方ないこととあきらめてください。 それは、40歳以上になると脳細胞が年々死んでいくから…

長生きすればするほどボケる可能性が高くなる?

長生きすればするほどボケる可能性が高くなる? 通常は40歳以上になれば、脳の神経細胞が10年で5%ずつ減るのですが、それは仕方ないことです。 もちろん、その減り方を少しでも遅くすることが大事なのはいうまでもありません。 そのためには、体や脳の状態を…

老化には生活習慣が大きく影響する

老化には生活習慣が大きく影響する 老化の速度は人によってかなり違います。 その個人差はどのような要素で決まってくるのでしょうか。 白髪になる、老眼になる、耳が聞こえにくくなるといったことは、もちろん、いつも騒音のもとで仕事をするような環境にい…

活性酸素によって生じるさまざまな現象

活性酸素によって生じるさまざまな現象 活性酸素が老化の直接的な原因かどうかは議論があるところですが、活性酸素が体のさまざまな面で悪影響を与えることは、ほぼ定説です。 たとえば、老化に起こる現象の多くには、活性酸素がかかわっています。 皮膚のシ…

活性酸素が細胞を壊して、老化の原因になる?

活性酸素が細胞を壊して、老化の原因になる? 活性酸素が悪者で、体内に侵入したり、体内でつくられた活性酸素によって組織が破壊されるのは、皆さんご承知のことと思います。 つまり、人間の細胞は時間とともに活性酸素によって、酸化されて次第に衰えて老…

セロトニン神経の7つの効果

セロトニン神経の7つの効果 セロトニン神経は、脳全体の神経細胞に指令を送ることができます。 言葉を話したり、身体を動かす機能がある神経の活動レベルそのものをコントロールし、主に、大脳皮質、自律神経、筋肉、痛み感覚、心に作用し、以下にあげるよう…

朝スッキリ目覚めていますか?

朝スッキリ目覚めていますか? ≪セロトニン神経を鍛えよう≫ 朝はスッキリと目覚め、すぐに活動できますか?寝起きが悪い、目覚めてからも身体が重い、やる気が起きない、落ち込みやすい、すぐにイライラしてしまう・・・。 そんな不調を抱える人が非常に増えて…

脳の中の使っているところは衰えにくい

脳の中の使っているところは衰えにくい ●脳は使えば使うほど鍛えられる 100歳を越えるスーパー老人ランナーの脳は、頭のてっぺんにある足腰の運動をコントロールしている部分では、ほとんど萎縮が見られず、非常に活性化していました。 長年、マラソンを続け…

【脳が喜ぶ食生活6】脳細胞を活性化し、脳の発達を促進

【脳が喜ぶ食生活6】脳細胞を活性化し、脳の発達を促進 青魚やうなぎに豊富なDHAは脳や神経組織の発育、機能維持に働きます。 レシチンは記憶力や集中力を高めて老人性認知症の予防によいといわれます。 はちみつの糖分は脳内物質セロトニンの分泌を促し精神…

【脳が喜ぶ食生活5】コレステロールを下げて脳の血管を守り、脳細胞を活性化

【脳が喜ぶ食生活5】コレステロールを下げて脳の血管を守り、脳細胞を活性化 青魚のDHA、しそ油や海草に含まれるアルファ・リノレン酸、魚介類に含まれるタウリン、大豆レシチン、にんにくの成分のアリシンはコレステロールを下げ、脳血管の動脈硬化を防ぎ血…

【脳が喜ぶ食生活4】血圧を下げて脳血管障害・ボケを防ぐ

【脳が喜ぶ食生活4】血圧を下げて脳血管障害・ボケを防ぐ 魚介類に豊富に含まれるタウリンは血圧を下げ、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす作用があります。 また、青魚に含まれるEPAやDHAは血液をサラサラにして血流をよくし、血圧を下げる作用…

【脳が喜ぶ食生活3】血管を強く、しなやかにして認知症・脳血管障害を防ぐ

【脳が喜ぶ食生活3】血管を強く、しなやかにして認知症・脳血管障害を防ぐ 血管が狭くなったりもろくなると脳梗塞や脳出血の危険が高まります。 血管を丈夫にするには良質のたんぱく質が必要です。 魚介類、卵、大豆は良質なたんぱく質が豊富です。 そばに含…

【脳が喜ぶ食生活2】血栓を溶かして脳梗塞を防ぐ

【脳が喜ぶ食生活2】血栓を溶かして脳梗塞を防ぐ 大豆や枝豆、大豆製品に含まれるレシチン、サポニン、イソフラボンには血液中のコレステロールや中性脂肪を溶かし血栓を防止する働きがあり、納豆には血栓を溶かすナットウキナーゼという酵素が含まれていま…

【脳が喜ぶ食生活1】血液をサラサラにして脳卒中を防ぐ

【脳が喜ぶ食生活1】血液をサラサラにして脳卒中を防ぐ いわしなどの青魚やかつお、まぐろに含まれるEPA、DHAが血液をサラサラにし、血栓を防ぎます。 みかんの薄皮や外皮との間の白い筋に含まれる食物繊維が血液の脂肪や汚れを取り除き、血液をきれいにしま…

【能力UP10】総合的な能力を高めるために「表現する!」

【能力UP10】総合的な能力を高めるために「表現する!」 ≪実例 1≫ 発表の場を持とう 自分を表現するには、言語力、洞察力、コミュニケーション力など、さまざまな能力が必要です。 方法や手段はいろいろあるでしょうが、発表の場を持ち、表現をし続けるこ…

【能力UP9】本質をつかむために「洗練させる!」

【能力UP9】本質をつかむために「洗練させる!」 ≪実例 1≫ Eメールにはタイトルをつける 本質をつかむためには余計な要素をそぎ落とすことが必要です。 洗練させると問題がシンプルになり、一つのことが極められるようになるのです。 そうした洗練の過程…

【能力UP8】知識を定着させるために「言語化する!」

【能力UP8】知識を定着させるために「言語化する!」 ≪実例 1≫ 1日1行、ワンテーマ日記を書こう 人間は言語を獲得したことで思考能力を獲得しました。 人間の思考を支える基本は言語です。 言語がなくても物事を記憶することはできますが、複雑な思考をし…

【能力UP7】新たなものを生み出すために「アレンジする!」

【能力UP7】新たなものを生み出すために「アレンジする!」 ≪実例 1≫ 異質な組み合わせを楽しもう 異質なものを組み合わせて新しいものを生み出す行為によって導かれる創造性は、人生の新しい局面に生まれるいろいろな問題を打開し、革新的な解決法を生み…

【能力UP6】脳を目覚めさせるために「負荷をかける!」

【能力UP6】脳を目覚めさせるために「負荷をかける!」 ≪実例 1≫ 企画書や手紙は、わざと途中で中断する 人間の脳は安定を好むので、難しい本を読むと眠くなるように、難しいことに出合うと休んでしまいます。 しかし、脳にあえて負荷をかけて安定を打ち破…

【能力UP5】心の窓口を広げるために「柔軟思考をする!」

【能力UP5】心の窓口を広げるために「柔軟思考をする!」 ≪実例 1≫ 「嫌いなこと・もの」の理由を考える 大人になると確固とした自己ができます。 それは言い換えると、固定した考え方や行動のパターンができてしまうということです。 固い頭を柔軟にする…

【能力UP4】結晶知能のベースを作るために「こだわる」

【能力UP4】結晶知能のベースを作るために「こだわる」 ≪実例 1≫ プラスのこだわりで楽しみを倍増する こだわりとは、子どものような純粋さを持って物事を追及することです。 こだわることで身につく知識、数々のうんちくが結晶知能のベースを作ります。 …

【能力UP3】思考力を高めるために「批評する!」

【能力UP3】思考力を高めるために「批評する!」 ≪実例 1≫ 批評の芽を育てよう 経験や情報を鵜呑みにしていたのでは頭は働きません。 批評すること・評価することは言語的な行為ですから、自然に思考の能力も高まりますし、結晶知能も高まっていきます。 …

【能力UP2】経験をムダにしないように「やる気を出す!」

【能力UP2】経験をムダにしないように「やる気を出す!」 ≪実例 1≫ 給料日にはご馳走を食べよう 同じ事をやっても、やる気があるときとないときではまったく成果が違います。 結晶知能でも、やる気のあるなしで高まりがずいぶん違います。 やる気を出す方…

【能力UP1】頭が硬直化しないように「興味を持つ!」

【能力UP1】頭が硬直化しないように「興味を持つ!」 ≪実例 1≫ マーキングしながら新聞を読もう 私たちは毎日、たくさんの情報に接しています。 テレビや雑誌、仲間や家族との会話、通勤の途中で見た風景、会議や商談、買い物や飲食も情報なのです。 しか…

能力アップ生活習慣チェック!

能力アップ生活習慣チェック! ≪能力アッブ生活習慣チェック≫ □ 新製品が出るとチェックする □ 若者の発言に啓発されることが多い □ 新しく知った言葉は使うようにしている □ 行列があると気になる □ 話題のテレビやドラマはとりあえず見てみる □ 電車に乗る…

≪50歳からでも能力は伸びる≫高齢化社会の能力とは?

≪50歳からでも能力は伸びる≫高齢化社会の能力とは? 現在、脳の衰えを防ぐためのトレーニングの対象になっているのは流動知能であり、結晶知能についてはほとんど言及されません。 それは流動知能はコンピューターでいう性能の違いを調べるのと同じように調…