2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【認知症】在宅ケアのよいところとマイナス面

【認知症】在宅ケアのよいところとマイナス面 在宅ケアのよさは、お年寄りが長年親しんできた環境で過ごせるところ。 ただし、介護をする人だけに過重な負担がかかってはうまくいきません。 支える仕組みをつくる必要があります。 ≪家族だからこそできるケア…

【認知症】<アニマルセラピー(動物介在療法)>自分の役割を得て、お年寄りに笑顔が生まれる

【認知症】<アニマルセラピー(動物介在療法)>自分の役割を得て、お年寄りに笑顔が生まれる アニマルセラピーは、認知症の場合は特に重度の人、意欲が低下している人に効果をあらわすといわれます。 ただし、その効果は、他のリハビリテーションのような、…

【認知症】<アートセラピー(臨床美術)>脳細胞を活性化。意欲や集中力を高める効果も

【認知症】<アートセラピー(臨床美術)>脳細胞を活性化。意欲や集中力を高める効果も アルツハイマー型の認知症になると、物の形や空間を認識することが困難になります。 一方、絵画は「立体」の対象物を認識し「平面」に描き写す知的作業ですから、そのプ…

【認知症】<音楽療法>五感を刺激する音の効果。眠りへの効果も期待できる

【認知症】<音楽療法>五感を刺激する音の効果。眠りへの効果も期待できる 音楽療法は、認知症のお年寄りには効果の高い療法として評価されています。 多くの施設で行われていますが、メニューはだいたい、参加者みなが一緒に歌を合唱したり、簡単な楽器を…

【認知症】リハビリテーション療法

【認知症】リハビリテーション療法 認知症の薬以外の治療法は、残った脳の神経細胞を活用するように働きかけます。 見る・聞く・触るなどの五感を使って、脳の働きを高めるリハビリテーションです。 ≪リハビリテーション療法は、薬とは違う働きかけをして脳…

6月23日 オリンピック・デー★なぜ「参加することに意義がある」のか

6月23日 オリンピック・デー ★なぜ「参加することに意義がある」のか 1894年6月23日、クーベルタン男爵の提唱によって、パリでオリンピックの国際会議が開催されました。 これを記念して今日を「オリンピック・デー」としていますが、クーベルタンといえば、…

6月22日 1752年、フランクリンがたこを揚げ、雷の正体を解明★稲妻はなぜジクザグ形か

6月22日 1752年、フランクリンがたこを揚げ、雷の正体を解明 ★稲妻はなぜジクザグ形か 雷のメカニズムはまだ完全に解明されていませんが、一般に水蒸気を伴った上昇気流によって積乱雲ができ、それがプラスとマイナスの電気をもったものに分かれ、両者の電圧…

【認知症】介護の負担に押しつぶされないために

【認知症】介護の負担に押しつぶされないために 認知症という病気は、介護する側の人の人間の状態を正直に反映します。 重い負担を感じて家族に余裕がないと、それはお年寄りにも影響していくのです。 こんな状態から抜け出す出口は……。 ≪家族がつぶれたらお…

6月18日 万治3年(1660)、大阪城の火薬庫に雷が落ちる★なぜ雷がなったとき「くわばら」と言うのか

6月18日 万治3年(1660)、大阪城の火薬庫に雷が落ちる ★なぜ雷がなったとき「くわばら」と言うのか 今ではあまり言わなくなりましたが、昔の人は雷が鳴ったときや恐ろしいことに直面したとき、「くわばら、くわばら」と言ったりしました。 「くわばら」を漢字…

【認知症】<食事>自分で食べられる力を大切に

【認知症】<食事>自分で食べられる力を大切に 食事は、お年寄りにとって大きな喜びの一つです。 楽しくおいしく食べられる調理の工夫を。 生活のリズムをつくるために、いつものテーブルで、いつもの時間に、ということも大切です。 ≪おすすめは魚や緑黄色…

6月16日 和菓子の日★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか

6月16日 和菓子の日 ★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか 「ういろう」は漢字では「外郎」と書きます。 羊かんに似ていますが、羊かんほど甘くはありません。 ういろうの原料は米粉と氷砂糖で、両者を混ぜ合わせて蒸しあげます。 薄切りにした干し柿を入…

【認知症】自宅での介護が困難になったとき

【認知症】自宅での介護が困難になったとき 在宅か施設かというテーマは、家族にとって最も大きな問題かもしれません。 踏まえておきたいのは、施設は介護が破綻したときの最終手段ではないこと。 施設は一つの選択肢です。 ≪在宅介護がむずかしいかどうかを…

6月11日 明治6年、日本最初の銀行、第一国立銀行が設立★なぜ銀行は「頭取」で、信用金庫は「理事長」か

6月11日 明治6年、日本最初の銀行、第一国立銀行が設立 ★なぜ銀行は「頭取」で、信用金庫は「理事長」か 社長といえば会社のトップに立つ人のことですが、銀行では社長にあたる人のことを頭取といい、信用金庫では理事長といいます。 同じお金を扱う機関なの…

6月10日 時の記念日★時計の針はなぜ右回りか

6月10日 時の記念日★時計の針はなぜ右回りか 左回りの時計もないではないですが、時計といえばその針は右回りが普通です。 現在の時計のもとになったのは日時計で、その影の移動の仕方に合わせて文字盤をつくったからのようです。 北半球では、太陽は東から…

【認知症】介護のキーパーソンを決める

【認知症】介護のキーパーソンを決める お年寄りの介護、中でも認知症の場合は、一人の人が全て背負ってしまっては、すぐ立ち行かなくなります。 いろいろな人の手を借りましょう。 そのためにはリーダー(キーパーソン)が必要です。 ≪最初に家族で十分話し合…

【認知症】若年性認知症の問題点

【認知症】若年性認知症の問題点 若年性認知症とは、65歳以下で発症する認知症のことで、全国で約4万人の患者さんがいると報告されています。(2009年・厚生労働省発表)。 男性は女性の2倍の羅患率で、若年性認知症の原因となる疾患が男性に多いためと考えら…

【認知症】認知症の診断は専門医で

【認知症】認知症の診断は専門医で 早期診断を心がける家族は、まだまだ少数です。 しかし専門医への受診を先送りにするほど、やっかいな症状はふえていきます。 どんな治療法があり、どこまで改善できるのか診断してもらいましょう。 ≪病気を理解し、治療の…

【認知症】「見当識障害」は順番に進む

【認知症】「見当識障害」は順番に進む 見当識とは「時間・場所・人物」を記憶し、認識する能力のことです。 認知症になると、記憶や認知の能力が低下していきますので、見当識も障害されるようになります。 今日は何日か(時間)、いまいるのはどこか(場所)、…

【認知症】家族は認知症をどう受け止めていくか

【認知症】家族は認知症をどう受け止めていくか 病名を告げられても、すぐには受け入れられないかもしれません。 認知症という病気は、そんなに簡単な相手ではないでしょう。 しかし、お年寄りに寄り添う介護の中に、答えはきっとあります。 ≪受容に至る道は…

【認知症】長谷川式簡易知能評価スケール

【認知症】長谷川式簡易知能評価スケール ≪自宅のチェックで悪い結果が出ても、自己判断はしない≫ お年寄りが認知症なのかどうかを判断するための知能検査があります。 「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」という定評のある検査法で、現在も多くの病院で使…