2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

脳の老化を防ぐことはできる

脳の老化を防ぐことはできる 脳の神経細胞の消失は、脳の使い方次第で、ある程度ブレーキをかけることができます。 脳の老化を遅くするためによいのは、いろいろな物ごとに興味や好奇心を持つことです。 「あの人は頭の回転が速い」と言うことがありますが、…

脳は萎縮して減っていく

脳は萎縮して減っていく 脳の神経細胞は、老化にともなって徐々に萎縮し、減っていきます。 神経細胞の消失により、脳の重量は軽くなりますし、それだけ脳の働きが鈍くなっていきます。 この脳の神経細胞の消失は、50歳代から始まり、60歳以降進行していきま…

脳の働きと老化

脳の働きと老化 人は誰でも老いていきます。 しかし、老化のスピードが速い人と遅い人のちがいはどこにあるのでしょうか? ひとくちに「老化」といいますが、「老化」を定義するのは案外難しいものです。 人体の老化現象を考えてみますと、次の3つの事実があ…

認知症の予防

認知症の予防 認知症は、脳そのものの老化と脳の血管の老化によって出現します。 脳と脳動脈の老化は、個体差が大きいことから、老化を防ぐ(遅らせる)ことが可能である。 脳血管性の認知症、そしてアルツハイマー病それぞれについて、どうすれば予防できるか…

認知症の初期症状

認知症の初期症状 認知症では、さまざまな記憶力障害を中核として、被害妄想や嫉妬妄想などの妄想、うつ状態、意欲低下、徘徊などの周辺の症状が出現します。 脳血管性認知症の場合、多くの場合脳卒中の発症後に起きるため、発症の時期はかなり明確に特定で…

認知症の種類

認知症の種類 ひとくちに「認知症」といっても、実際にはさまざまな原因によるものがあります。 人格変化や情緒障害を伴う「ピック病」、早期から行動異常が出現する「前頭側頭型認知症」、いわゆる「狂牛病(クロイツフェルト・ヤコブ病)による急速な認知症…

認知症の発生年齢

認知症の発生年齢 認知症は、ふつう老齢者に出現するものでした。 しかし最近は、65歳未満の方に出現するケース(若年性認知症)が多く、問題となっています。 やや古い統計ですが、東京老人医療センターの柄沢昭秀氏の調査によると、認知症は、65歳から69歳の…

認知症とは?

認知症とは? そもそも「認知症」(いわゆる「ボケ」)とは、どのような病気なのでしょうか。 「認知症」とは、記憶力が著しく低下することにより、判断力やその他の能力に障害が起こる病気のことです。 日常の生活さえも、ほかの人の介助なしでは困難な状況に…

人間関係がうまくいっているときは心も脳も元気になる

人間関係がうまくいっているときは心も脳も元気になる ストレスというものは、悪いばかりではなく、人間が生きていくうえではある程度は必要なものです。 また、ストレスをうまく活用することで、人は活力が出るのです。 しかし、ストレスが過剰になって、長…

高齢者の「孤独死」を防ぐには電話で声をかけあう

高齢者の「孤独死」を防ぐには電話で声をかけあう 最近は、「孤立社会」とか「無縁社会」などといわれます。 それは高齢者だけではなく、若い人たちにも広がっています。 その背景には、人間関係が希薄化したこと、そして、フェイス・トゥ・フェイスのコミュ…

家族団らんは、もっとも身近なストレス解消法

家族団らんは、もっとも身近なストレス解消法 生活の中で、もっとも身近なグルーミングは、家族の団らんです。 家族一緒に、フェイス・トゥ・フェイスで言葉を交わしながら、食事をとることが大切なのです。 そこでは、難しい議論をする必要もありません。 …

よい眠りをつくるにはどうしたらいいのか

よい眠りをつくるにはどうしたらいいのか セロトニン神経を活性化する一番手っ取り早い方法は、お日様を浴びて、ウォーキングやランニングをすることです。 また、呼吸法、ヨガなども有効です。 さらに、グルーミングの重要性を強調しておきたいと思います。…

成功した人はストレス・コントロールのうまい人

成功した人はストレス・コントロールのうまい人 どんな分野でも、その分野で活躍している人、あるいは成功した人というのは、ストレス・コントロールのうまい人です。 ストレスを抱え込み過ぎないことは、もちろん大事なことですが、それ以前に自分に適度な…

仕事のストレスをためないためには、仕事を好きだと思い込む

仕事のストレスをためないためには、仕事を好きだと思い込む どのような仕事であれ、ストレスはつきものです。 仕事のストレスをためない、ストレスをうまく活用するには、自分がいまやっている仕事を好きになることができればいいのです。 「嫌だ」と思えば…

ストレスは活用できる

ストレスは活用できる ストレスがまったくない、ストレスフリーな社会はあり得ません。 多かれ少なかれストレスがあるのです。 外部からはさまざまなストレスを受けます。 そのストレスをそれほどストレスと感じずに、簡単に解消することができればそれに越…

泣くことでストレスは解消できる

泣くことでストレスは解消できる 怒ったり、悲しんだりできずに、そうした感情がたまった場合、もっともいい解消の仕方は泣くことです。 涙を流して泣くことは、その感情をリセットさせるのです。 涙を流す指令を出すのは、副交感神経です。 涙が涙腺につく…

最低でも毎日3ヶ月続けないと効果は出ない

最低でも毎日3ヶ月続けないと効果は出ない セロトニン神経を活性化するには、継続しなければなりません。 歩いたり、リズム運動をしたりして、セロトニン神経の活動レベルを上げても、すぐには効果が出てきません。 一時的にセロトニンが多く分泌されても、…

ストレスを受け流すには、まず朝のウォーキングを習慣にしよう

ストレスを受け流すには、まず朝のウォーキングを習慣にしよう ストレスを受け流すためには、セロトニン神経を活性化する生活を習慣づけることです。 セロトニン神経を活性化する基本は、太陽の光を浴びることとリズム運動をすることです。 もっともお勧めし…

家族主義から個人主義になって何が失われたのか

家族主義から個人主義になって何が失われたのか 第二次世界大戦の敗戦前までの日本の下町の住まいは、まだ江戸時代の文化を引き継いでいたのでしょう。 戦後(昭和20年以後)、日本人はアメリカ文化に憧れ、手本にして、生活の中にアメリカ的なものをどんどん…

江戸庶民の生活にはグルーミングがあった

江戸庶民の生活にはグルーミングがあった 江戸庶民の生活のどこがいいのかといえば、やはり人情の交流があったのではないかということです。 人間の心がもっとも安らぐのは、人と人との交流なのではないでしょうか。 人間関係はストレスにもなるのですが、ま…