2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ボケるか、ボケないかの境目はMCI(軽度認知障害)

ボケるか、ボケないかの境目はMCI(軽度認知障害) 認知症医療で後悔しないためには、まず予防、早期発見、正しい早期治療の3つを理解しておくことが大切です。 特に大事なのは、早期発見です。 症状があらわれた段階では、脳はすでに激しく損傷しています…

脳疾患の影響を受けて発症する「二次性認知症」

脳疾患の影響を受けて発症する「二次性認知症」 二次性認知症は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害を起こした後、その後遺症として発症します。 割合としては、男性に多い認知症ですが、女性は閉経後に血清コレステロール濃度が急激に上昇する…

男性に多いレビー小体型認知症

男性に多いレビー小体型認知症 レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症に次いで多い認知症で、アルツハイマー型が女性の発症率が高いのに比べレビー小体型は男性のほうが多く、女性の2倍といわれています。 レビー小体というのは、神経細胞にできる特殊…

家族性と老年性の2タイプがあるアルツハイマー病

家族性と老年性の2タイプがあるアルツハイマー病 アルツハイマー病には、遺伝的要因による「家族性アルツハイマー病」と、遺伝とは関係なく高齢などで脳が萎縮し認知機能が衰える「孤発性アルツハイマー病」があります。 家族性アルツハイマー病は、ある特定…

脳の神経細胞が、減少することで発症する「変性性認知症」

脳の神経細胞が、減少することで発症する「変性性認知症」 主な認知症の種類 認知症は原因となる疾患によって、さまざまな種類があり、大きくは2つの群に分類されます。 ひとつは脳の神経細胞が異常に変化、または減少することによって発症する「変性性認知…

「キレる老人」は認知症の可能性大

「キレる老人」は認知症の可能性大 駅や町中で怒声をあげている高齢者や、店員さんに突然怒り出す、いわゆる「キレる老人」を目にすることがあります。 以前は穏やかだったのに、最近やけに怒りっぽくなった、という急な性格の変化は注意が必要です。 それは…

冷えや冬バテ対策には足首を温める

冷えや冬バテ対策には足首を温める 女性にはいわゆる冷え性で、気温が下がる冬場などはとくに、末梢の血行障害を起こして足先が冷たく、寝つきにくいと訴える人が少なくありません。 末梢の血行障害の背景にあるのも、自律神経のダメージです。 交感神経は血…

横向きで眠ると疲労がとれることを検証

横向きで眠ると疲労がとれることを検証 抱き枕やウエストポーチを活用し、右側を下にして眠る 横向きに寝る場合、右側を下にするのが正解です。 そうすると胃の入り口が上に、出口が下になるので、重力に従って胃の内容物が移動しやすくなります。 消化吸収…

疲れたときには観葉植物の葉っぱを1枚ちぎる

疲れたときには観葉植物の葉っぱを1枚ちぎる デスクワーク時に、手軽に疲れを軽減できる方法をお伝えしましょう。 それは、「香り」です。 香りには普段はそう意識していなくても、ヒトが覚える快・不快に大きく影響する生理的な作用があります。 そこに注目…

疲労軽減にはサングラスが必須

疲労軽減にはサングラスが必須 夏場、海水浴に出かけてビーチでのんびりしていただけなのに、ぐったり疲れた経験はありませんか。 その理由は、太陽光を長時間浴びたために、疲労が生じたからです。 もちろん、輻射熱により体温調整が困難になり自律神経を疲…

「ゆらぎ」のある環境なら疲れがとれやすい

「ゆらぎ」のある環境なら疲れがとれやすい デスクワーク都市部の高層ビルやマンションなどでは、光や風や音など外部からの刺激をできるだけ遮断した人工的な環境づくりが行なわれています。 猛暑や真冬の時期に室内を適温に保つのは疲れにくい方法ですが、…

立ち上がって歩くだけでも疲労回復に有効である

立ち上がって歩くだけでも疲労回復に有効である デスクワーク、会議、ドライブなどを長時間続けると、疲労感を覚えます。 実際、映画館で映画をじっと見ているだけで脳も体も激しく使っているわけではないのに、2時間もすると疲れたと感じることが多いと思い…

集中力を高めると疲労が溜まる

集中力を高めると疲労が溜まる デスクワークに飽きてくると、忙しいときはとくに、「飽きている場合じゃない。集中力を高めて乗り切ろう」と気合を入れようとしませんか。 しかし、疲労医学の観点からすると、それは大きな間違いです。 「飽きた」とは脳が疲…

カルシウムの摂取でイライラは改善しない

カルシウムの摂取でイライラは改善しない 飽食の時代を生きている現代日本人にも、足りない栄養素はあります。 そのひとつが必須ミネラルであるカルシウムです。 厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2015版)』によると、カルシウムの推定平均必要量は1日500…

就寝前のコップ1杯の水が心筋梗塞や脳卒中を防ぐ

就寝前のコップ1杯の水が心筋梗塞や脳卒中を防ぐ 無意識の脱水を起こしやすいのは、40代以降の働き盛り世代です。 その理由は3つあります。 ひとつ目は、加齢とともにのどの渇きを感じる脳の機能が低下するためです。 ようやく自覚したときには、すでに脱水…

ひと口の水分補給でも疲労感は軽減する

ひと口の水分補給でも疲労感は軽減する 水分と疲労の関係について考えましょう。 結論から言うと、室内で安静にしていても疲労を感じるときは、水をひと口飲むだけでも疲労を軽減することができます。 脱水で起こる疲労が防げるからです。 成人の体重の60%前…

黒酢大さじ1杯、梅干し2個分のクエン酸が疲れを防ぐ

黒酢大さじ1杯、梅干し2個分のクエン酸が疲れを防ぐ 疲労予防には、酸っぱい食材が効くと昔から言い伝えられてきました。 「抗疲労プロジェクト」の研究でも、イミダペプチド以外の抗疲労成分として、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、黒酢、梅干しな…

鶏胸肉以外に、イミダペプチドを含む食材を活用する

鶏胸肉以外に、イミダペプチドを含む食材を活用する 鶏胸肉以外に、鶏もも肉、豚ロース肉、豚もも肉、牛もも肉、カツオといった食材にも、イミダペプチドは含まれています。 もも肉やロース肉は動物の体重を支える部分の筋肉です。 ですから、そこにも疲労回…

鶏胸肉で疲労と肥満のダブルパンチを避ける

鶏胸肉で疲労と肥満のダブルパンチを避ける 鶏胸肉は、イミダペプチドの優れた供給源となるばかりではありません。 低脂肪・低カロリーであり、多くのタンパク質を含んでいます。 若鶏胸肉(皮なし)は、可食部100gあたり、脂質はわずか1.9g、カロリーは116キ…

コンビニのサラダチキンが疲労予防の味方に

コンビニのサラダチキンが疲労予防の味方に 最近、全国展開している大手コンビニ各社やスーパーから、鶏胸肉を蒸して味つけした「サラダチキン」という総菜が発売されて人気を呼んでいるようです。 料理が苦手な人、面倒な人、単身者にも便利に使えそうで、…

鶏胸肉は粉をまぶして調理、茹で汁も捨てずに活用を

鶏胸肉は粉をまぶして調理、茹で汁も捨てずに活用を イミダペプチドは熱に強いのが特徴であるため、焼いても、炒めても、揚げても、蒸しても、茹でても鶏胸肉のイミダペプチドが変質することはありません。 これは、日々の献立に取り入れやすい大きなメリッ…

1/2枚分の鶏胸肉で疲れはとれる

1/2枚分の鶏胸肉で疲れはとれる 「抗疲労プロジェクト」では、疲労に効くと思われる23の成分について研究しました。 実はその最後の23番目に加わったのが、イミダペプチドでした。 渡り鳥の研究をしていたある食品メーカーから、「1万km以上も飛べる渡り鳥の…

疲労回復の鍵を握る成分イミダペプチド

疲労回復の鍵を握る成分イミダペプチド 国民の多くが栄養不足だった時代は、たくさん食べて栄養を補うことが優先されてきました。 そのように「量」ばかりを重視していた時代から、科学的に効果が確認されている成分を厳選してとる「質」を重視する時代へと…

ファストフードを避けて、ゆっくりと食事をする

ファストフードを避けて、ゆっくりと食事をする 忙しいビジネスパーソンは、ランチ時などは待たずにすぐ食べられるファストフードや、コンビニで買った弁当で食事をすませる人も多いのではないでしょうか。 空腹を我慢しすぎると疲労とイライラがつのるため…

ダイエットで元気がなくなるのは脳疲労が原因

ダイエットで元気がなくなるのは脳疲労が原因 減量のために、年中ダイエットで食事制限をする人がいます。 近ごろでは週末に断食をしたり、1日1食に抑える人も多いと聞きます。 空腹を我慢しながらこれらを続けることは、自律神経のバランスを乱しやすく、脳…

疲れの引き金となるのは「活性酸素」である

疲れの引き金となるのは「活性酸素」である 脳でも内臓でも筋肉でも、疲れの直接の引き金になっているのは、活性酸素です。 さまざまな健康分野において、活性酸素は老化や病気の原因となるという情報を耳にすることも多いでしょう。 私たちはつねに呼吸をし…

疲労感なき疲労が過労死に導く

疲労感なき疲労が過労死に導く 活発な活動を続けていると、疲労を感じた脳は活動に対してブレーキをかけようとします。 疲労感は、傷みや発熱と並ぶ、心身の危険を察知して避けるための「生体アラーム」なのです。 ところが、疲労が溜まっているのに疲労感が…