2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ビタミンB群は、「助け合って」働く

ビタミンB群は、「助け合って」働く ビタミンB群は8種類あり、糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素の代謝で鍵を握る働きをしています。 これまで何度も3大栄養素をエネルギー源としてきましたが、細胞の直接的なエネルギー源になっているのは「ATP(アデ…

ビタミンCは、「ストレス」をやわらげる

ビタミンCは、「ストレス」をやわらげる 水溶性ビタミンで目を向けたいのはビタミンCです。 20~40代の女性の摂取量は60~70mlで、1日100mlという推奨摂取量をはるかに下回っています。 ビタミンCで何よりも注目したいのは有害な活性酸素による酸化を防ぐ…

絶対に摂っておきたいビタミンは「B群」と「C」

絶対に摂っておきたいビタミンは「B群」と「C」 まずはビタミンとミネラルについて簡単におさらいしましょう。 ビタミンは健康を保つために不可欠ですが、体内でまったく合成できないか、あるいは必要量を満たせない微量成分です。 不足すると何らかの「欠…

ビタミンとミネラルは「カラダの潤滑油」

ビタミンとミネラルは「カラダの潤滑油」 糖質、脂質、たんぱく質という3大栄養素はエネルギー源となり、たんぱく質は筋肉などのカラダのパーツを作り、脂質は細胞の一つひとつを包んでくれます。 この3大栄養素以外で摂っておきたい栄養素がビタミンとミネ…

「食事でコレステロール値が上がる」はウソだった?

「食事でコレステロール値が上がる」はウソだった? カラダは37兆個ともいわれる無数の細胞の集まりです。 その細胞の一つひとつを包む膜を作っているのが、リン脂質とコレステロール。 コレステロールは脳細胞の成分でもあり、ホルモンやビタミンDの原料で…

高価なコラーゲン食品よりも効く!「5大たんぱく源」

高価なコラーゲン食品よりも効く!「5大たんぱく源」 女性なら気になる「コラーゲン食品」について触れます。 肌や髪の毛のために「コラーゲン食品」を摂っている女性も多いでしょう。 コラーゲン食品には、フカヒレ、すっぽん、うなぎ、手羽先、豚足、牛す…

「効くたんぱく質」と「効きにくいたんぱく質」がある

「効くたんぱく質」と「効きにくいたんぱく質」がある 5大たんぱく源(肉類、魚介類、牛乳・乳製品、卵、大豆・大豆食品)以外の食品に、たんぱく質が含まれていないわけではありません。 食事の大事な柱となるご飯やパンや麺類などの主食にも、たんぱく質は含…

「やせにくい」のは、筋肉が減っているから?

「やせにくい」のは、筋肉が減っているから? 筋肉を作っているたんぱく質は、1日も休むことなく、分解と合成を繰り返す「新陳代謝」を行なっています。 筋肉のたんぱく質は1日で1.0%ほどが入れ替わるとされており、およそ3ヶ月で完全に置き換えられるといわ…

たんぱく質は、「強さ・美しさ」の材料

たんぱく質は、「強さ・美しさ」の材料 「ツヤのある髪」も「ハリのある肌」も、たんぱく質でできている たんぱく質が作っているのは、筋肉だけではありません。 美しさを左右している肌(皮膚)や髪の毛もたんぱく質で作られています。 肌を作っているのはコ…

免疫力アップ、解毒、抗酸化作用!たんぱく質のすごい効果

免疫力アップ、解毒、抗酸化作用!たんぱく質のすごい効果 美しさの源になっているのは、肌や髪の毛といった外面だけではありません。 カラダの内側で血液循環、抗酸化作用、解毒、免疫などがスムーズに進むことも大切であり、そこにもたんぱく質が深く関わ…

イライラは、「タバコ3本を同時に吸うほどの不摂生」と心得よ

イライラは、「タバコ3本を同時に吸うほどの不摂生」と心得よ タバコを吸うと体内で「活性酸素」が増えて、全身の細胞を酸化させ、くすぶりを加速させるように、ストレスも活性酸素を増やし、炎症を後押ししてしまいます。 とくに慢性的なストレスは、くすぶ…

【鎮火体操2】副交感神経が優位になる!「全身グーパー体操」

【鎮火体操2】副交感神経が優位になる!「全身グーパー体操」 これは、脂肪燃焼というより、ストレス発散とNO分泌を重視した、お手軽でシンプルな体操です。 「ちょっと疲れたな!」「ちょっとストレスが溜まった!」と感じたときに、ぜひどうぞ。 ■実践!…

【鎮火体操1】心も体も見た目もスッキリ!「ストレス発散型! ゾンビ体操」

【鎮火体操1】心も体も見た目もスッキリ!「ストレス発散型! ゾンビ体操」 ゾンビ体操というのは、血管を若返らせる体操として以前に考案したもの。 ◎上半身……両腕をだらりと垂らして、前後に揺らす ◎下半身……その場で軽くジョギング(足踏み) この2つの動き…

筋肉からも「炎症を抑える物質」が出ている!?

筋肉からも「炎症を抑える物質」が出ている!? 火傷やねんざ、インフルエンザなど、急性炎症のときに、病院に行くと「安静にしてください」と言われますよね。 急性炎症のときに体を動かすと、さらに症状が強く出ることがあるので、運動はNG。 でも、慢性炎…

貴重な栄養素は逃さない!

貴重な栄養素は逃さない! ■ファイトケミカルは加熱調理がおすすめ。 栄養素によって、生のほうがよりよいもの、加熱したほうがよりよいものがあります。 ここでのポイントは、「ファイトケミカルをより効果的に摂るには」です。 ファイトケミカルは、かたい…

「抗酸化力」が高い野菜は、「抗炎症力」も高い

「抗酸化力」が高い野菜は、「抗炎症力」も高い 野菜が大切ということは、云うまでもりません。 体内のくすぶりを抑えるという意味でも、野菜はとても大切です。 食事のときに野菜から食べることで食べ過ぎを防げるとか、食物繊維が豊富で血糖値の急上昇を防…

今日はお手軽にツナ缶でEPA、DHAを。選ぶときに重視したいポイントは?

今日はお手軽にツナ缶でEPA、DHAを。選ぶときに重視したいポイントは? 1.食塩無添加のものを 2.ノンオイル(水煮)のものを 3.ブロックタイプのものを 缶詰は、余計な油が加わっていないものを。 毎日のメニューに魚料理を取り入れるといっても、毎日魚…

マグロは「天然モノ」「トロ」を選ばなくてもDHAたっぷり。

マグロは「天然モノ」「トロ」を選ばなくてもDHAたっぷり。 次のうち、DHAの量がいちばん多いのは? 1.サバ 2.ウナギ 3.マグロの赤身(養殖) EPA、DHAが豊富な魚といえば、アジ、サバ、サンマ、イワシ、マグロといった青魚が有名です。 また、ウ…

炎症を抑える「食生活の工夫」

炎症を抑える「食生活の工夫」 加齢とともに体内の炎症は進む 慢性炎症は誰しも無縁ではありません。 なぜなら、「老化」という避けられない炎症もあるからです。 ただ、80歳、90歳と高齢であっても、炎症レベルが低い人がいるのも事実です。 ということは、…

「心臓についた脂肪」が冠動脈を食い破る!?

「心臓についた脂肪」が冠動脈を食い破る!? ■「第三の脂肪」とは? 食べ過ぎると、余ったエネルギーは「中性脂肪」として「脂肪細胞」に蓄えられ、脂肪細胞がパンパンに大きくなり、限界を超えると数も増していきます。 そうやって皮膚の下に集まっている脂…

太ると「脂肪」はワルくなる

太ると「脂肪」はワルくなる 脂肪細胞が大きくなって数も増えると、その“働き”も変わってきます。 脂肪細胞は、ほかの免疫細胞などと「脂肪組織」というチームを組んで、いろいろな働きをしているのです。 ◎エネルギーが必要になったときに脂肪を分解して全…

「脳神経細胞の生まれ変わり」を邪魔する慢性炎症

「脳神経細胞の生まれ変わり」を邪魔する慢性炎症 アミロイドβの蓄積が弱い炎症をつくり、 炎症が続くと神経細胞を死滅させてしまう。 その結果、脳が萎縮して認知症に。 認知症とは、なんらかの脳の病気のために神経細胞が死んでしまって、脳が萎縮し、脳の…

■「セロトニン」が不足する本当の理由

■「セロトニン」が不足する本当の理由 「くすぶり型の炎症」は、脳内でも起こります。 うつ病の患者さん、特に重症のうつ病の患者さんは、「CRP」をはじめ、体内の炎症レベルを表す値が高いというデータもあります。 体内のくすぶりやストレスによって「炎症…

神経細胞もダメージを受けて、うつ病を引き起こす?

神経細胞もダメージを受けて、うつ病を引き起こす? ストレスが長引くと脳でも慢性炎症が起こり、 幸せホルモン「セロトニン」が減る。 神経細胞もダメージを受けて、うつ病を引き起こす。 うつと慢性炎症――。 「さすがにそれは関係ないでしょう?」と思うかも…

ここまでわかった!「遺伝子編集酵素」――がんのメカニズム

ここまでわかった!「遺伝子編集酵素」――がんのメカニズム くすぶっている現場では、「活性酸素」がたくさん生まれます。 活性酸素という言葉は、これまでにも何度か登場しました。 酸化力の高い酸素のことです。 活性酸素は、免疫細胞たちが体内に侵入して…

慢性炎症は、がんの発生にも進行にも大きくかかわっている

慢性炎症は、がんの発生にも進行にも大きくかかわっている 慢性炎症があると、DNAのコピーミスが増え、 がん細胞が発生しやすくなる、さらに、DNAが傷つき、 遺伝子編集酵素が遺伝子変異を起こしやすくなる。 慢性炎症は、がんの発生にも進行にも大きくかか…