2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

朝起きたときの首回りの汗は緊急サイン

朝起きたときの首回りの汗は緊急サイン 朝起きたとき、パジャマやシャツの首回りだけ冷たくなっていることはありませんか。 このような汗を東洋医学では「盗汗(とうかん)」といいます。 盗汗は体のバランスが悪い状態になっていることのあらわれです。 体か…

爪の縦線、横線は疲れのあらわれ

爪の縦線、横線は疲れのあらわれ 爪が健康状態をあらわすことはよく知られていることです。 東洋医学では、爪は肝の状態をあらわすとされています。 肝は血をため、めぐらせる働きをしていて、疲れやストレスの影響を受けやすいところです。 つやのあるきれ…

ストレスがたまるとカチカチヘッドになる

ストレスがたまるとカチカチヘッドになる 手を熊手のような形にし、指の腹で頭をさわってみましょう。 頭皮にやわらかさがなく、まるで直接骨にさわっているかのようにかたく、動かそうとしても頭皮が前後に動かないようなら、ストレスがたまっています。 人…

耳がかたいときはエネルギーが弱まっている

耳がかたいときはエネルギーが弱まっている 耳の形は腎臓の形と似ています。 耳は二つ、腎臓も二つです。 東洋医学では、耳は腎と深いつながりがあるとされる部位で、腎の状態が耳にあらわれ、耳がかたいと疲れから腎が弱っていると考えます。 腎は生命エネ…

胃の上を押して痛いときにはストレス注意

胃の上を押して痛いときにはストレス注意 横になって、おへその少し上を押してみましょう。 ここには中脘という食欲とパワーの源になるツボがあります。 ストレスがたまってくるとこのツボのあたりがかたくなり、縦に鉛筆ほどの太さの棒状のかたまりができま…

東洋医学の知恵を生かす

東洋医学の知恵を生かす 仕事や生活上のトラブル、人間関係のストレスから、1日の終わりにはぐったり、ということもあるでしょう。 一晩、眠っても疲れがとれず、朝すっきり起きられない、眠った気がしないという声もよく聞きます。 逆に自分では気づかない…

「自然」をリストペクトする意識

「自然」をリストペクトする意識 人間は、長い進化の中で、太陽エネルギーの周期的な変動を身体と脳のしくみに組み込み、それに順応するシステムを備えてきました。 周期的な変動は遺伝子にも刷り込まれてきました。 一方、化学技術の発展で文明化が進み、自…

自然をリスペクトする生活とは「睡眠」

自然をリスペクトする生活とは「睡眠」 睡眠ホルモンのメラトニンのレベルは、黄昏時から増え始め、12時頃ピークとなり、その後、次第に減少に転じるので、12時前に就寝するのがおすすめです。 睡眠中にどのような変化が起こるかについて、簡単に説明してお…

自然をリスペクトする生活とは「夕食後、就寝まで」

自然をリスペクトする生活とは「夕食後、就寝まで」 スマホやパソコンはブルーライトを発してメラトニン合成を抑制するので、基本的に夕食後から就寝まではやってはいけません。 現代のIT社会を元気に賢く生きるためには、夕食後から就寝まではアナログ生…

自然をリスペクトする生活とは「黄昏時」

自然をリスペクトする生活とは「黄昏時」 残業をしないで、夕方に仕事を終えた場合の過ごし方は、ストレス解消と疲労回復に充てましょう。 ストレス中枢を沈静化させ、絆の心地よさを味わうためには、オキシトシン分泌を促す行動をとることです。 それには「…

自然をリスペクトする生活とは「昼」

自然をリスペクトする生活とは「昼」 次いで昼休みについて。 現代のIT社会では、パソコンのキーを叩きながら、コンビニ弁当を食べるサラリーマンが結構います。 これは脳科学的にはNG。 午前中の仕事で、人はストレスと疲労がある程度たまっているはず…

自然をリスペクトする生活とは「朝」

自然をリスペクトする生活とは「朝」 まず朝の起床について。 日の出の時間は季節によって違いがあります。 夏は4時半頃であり、冬は6時半頃と、2時間も差があります。 したがって、「体内時計」に従えば、起床時間は夏と冬では変えるのが、脳科学的には正し…

どこにいても「体内時計」はリセットされている

どこにいても「体内時計」はリセットされている 「体内時計」の周期はぴったり24時間ではなく、わずかに長いので、地球の明暗周期24時間との間に微妙なズレがあります。 そのわずかなズレが何日も経過すると、やがて、海外旅行の場合と同じように、時差ボケ…

どこにいても「体内時計」はリセットされている

どこにいても「体内時計」はリセットされている 「体内時計」の周期はぴったり24時間ではなく、わずかに長いので、地球の明暗周期24時間との間に微妙なズレがあります。 そのわずかなズレが何日も経過すると、やがて、海外旅行の場合と同じように、時差ボケ…

紫外線がビタミンDを作る

紫外線がビタミンDを作る 紫外線は有害なだけではなく、生命活動に有益な働きもしています。 ビタミンDの生合成に紫外線が不可欠なのです。 すなわち、紫外線のうち、日焼けにも関連するUV-Bが皮膚に当たると、皮膚でビタミンDがコレステロールから生…

メラトニンの抗酸化作用が肌の老化を防ぐ

メラトニンの抗酸化作用が肌の老化を防ぐ メラトニンの抗酸化作用が、色白の肌にも重要な役割を果たすことを解説しましょう。 そもそも、日焼けはどうして起こるのか。 実は太陽光に含まれる紫外線は、皮膚に対して悪玉物質の活性酸素を発生させ、皮膚の損傷…

メラトニンの合成を積極的に増やすには

メラトニンの合成を積極的に増やすには 昼夜逆転生活のツケ メラトニンの合成・分泌は夜中の12時を過ぎると減少に転じるので、それまでに就寝するのが理想です。 それ以降になると、睡眠導入が次第に難しくなります。 その結果、朝の覚醒が悪く、昼夜逆転生…

自前の睡眠薬メラトニン

自前の睡眠薬メラトニン 黄昏時にストレス解消と絆の心地よさを味わったあとには、自然な睡眠が訪れるように、私たちの身体もうまくできています。 夜の睡眠を演出するメラトニンという睡眠ホルモンの出番です。 メラトニンの合成は、太陽の光によって完全に…

絆を育む心を担っている脳内物質オキシトシン

絆を育む心を担っている脳内物質オキシトシン 昼から夜に移るときに、黄昏という特別の時間があります。 人間はこの黄昏時にオキシトシンという「絆の心地よさ」を演出する脳内物質を分泌させます。 オキシトシンは、地球上の生き物では、ほ乳類だけが合成・分…

IT企業の人々がセロトニン活性の達人を目指し始めた?

IT企業の人々がセロトニン活性の達人を目指し始めた? 座禅は直感脳を拓く 座禅を行っているときに、直感に関係する脳領域(ここでは直感脳と呼ぶ)の血流が特別に増えることを、脳科学研究で見いだしています。 そもそも、直感脳はどこにあるのか。 その部…

現代のIT社会が脳内セロトニン分泌を減らす「背景」

現代のIT社会が脳内セロトニン分泌を減らす「背景」 脳内セロトニンを増やすためには、呼吸リズム運動・歩行リズム運動・咀嚼リズム運動を「集中」して一定時間(5~30分)「しっかり」継続しなければなりません。 呼吸・歩行・咀嚼は生命活動の基本中の基本…

歩行リズム運動で脳内セロトニンを増やすコツ

歩行リズム運動で脳内セロトニンを増やすコツ 地球上の生き物は植物と動物に大別されるが、動物は生きるために動く点で植物と異なります。 すなわち、歩行リズム運動を行うこと。 人は通勤や買い物など、あるゴールに向かって歩く行動をします。 ところが、…

脳内セロトニン分泌を促すリズム運動とは

脳内セロトニン分泌を促すリズム運動とは 一般に、人間が命の営みを全うできなくなる状況では、歩けなくなり、食べられなくなり、呼吸ができなくなる。 この生命活動に直結した「リズム運動」(歩行・咀嚼・呼吸のリズム運動)が脳内セロトニン分泌を促すとい…

セロトニン神経は5つの脳機能に影響を与える

セロトニン神経は5つの脳機能に影響を与える セロトニン欠乏症になると、どのような症状が表れるかを説明しよう。 それは脳内セロトニンの分泌がどのような脳機能に影響を与えるか、ということと表裏一体である。 1.大脳皮質にセロトニンを分泌させて、最適…

太陽光でセロトニン神経は活性化される

太陽光でセロトニン神経は活性化される 脳幹の正中部に縫線核という場所があり、そこにセロトニン神経はまとまって存在する。 そのセロトニン神経は、太陽光の影響を受ける構造になっている。 すなわち、目の網膜に入った太陽光の刺激が、神経の電気信号とな…

セロトニン欠乏脳がうつ病を発症させる

セロトニン欠乏脳がうつ病を発症させる うつ病や強迫性障害の治療には、脳内のセロトニン濃度を高く維持する薬が使われていることをお知らせしておきましょう。 精神科や心療内科では、うつ病や強迫性障害と診断されると、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(…

太陽の恵を忘れた現代人

太陽の恵を忘れた現代人 うつ病や強迫性障害・パニック障害などで引きこもったり、休職を余儀なくされたり、あるいは、薬を長期間使ってもよくならない、薬が合わない、薬を心情的に使いたくない人々の相談には、生活習慣を改善する方法を具体的に提案するだ…