2022-01-01から1年間の記事一覧

第4章 「体育会系の運動」より「好きなことのために動き回る」

第4章 「体育会系の運動」より「好きなことのために動き回る」 体にいいことは脳にもいい。 とはいっても、無理やり体を鍛える必要はなし。 「好きなことのために、動き回る」 これがいちばん、脳をいきいきと若返らせる“運動”になる いつまでも心身若くあ…

第4章 人付き合いにお金を惜しまない

第4章 人付き合いにお金を惜しまない 人との「付き合い」「会話」には、 脳とりわけ前頭葉を刺激し、活性化させ、 快感を覚えさせる効用がある。 脳のアンチエイジングには 人付き合いへの「投資」が欠かせない 現役時代は忘年会に歓送迎会、その勤め帰りに…

第4章 日常の行動・習慣から「脳の若さ」を保つ

第4章 日常の行動・習慣から「脳の若さ」を保つ いつもとほんの少し違うことをしてみる 日常当たり前になっていることをほんの少し変えてみる。 普段なら、以前なら、やってみようとも 思わなかったことをちょっとやってみる。 それだけでも前頭葉の喜ぶ「…

第3章 80歳からの認知症より中高年以降の「うつ」に注意

第3章 80歳からの認知症より中高年以降の「うつ」に注意 85歳を超えると40パーセント以上の人が、軽症も含め認知症になるといわれています。 一方で65歳~70歳では認知症の人の割合は1.5パーセント程度、200人に3人くらいですが、実はこの年代の10パーセン…

第3章 「我慢しない生活」を心がける

第3章 「我慢しない生活」を心がける 前頭葉は「快体験」を求め、 「我慢」や「節制」を強いられると働きが鈍くなる。 「我慢しない」ことは老化防止のためには「必要悪」と心得、 意識的に「我慢しない生活」を心がける 「我慢強くて真面目で几帳面」――日…

第3章 趣味を持つ

第3章 趣味を持つ 年齢や自分の地位や立場には関係なく、 自分にとって「好きなもの」「面白いもの」なら、 何でも「趣味」になり得る。 「興味を持つ」という思考習慣こそが大事なのだ 日々忙しくて趣味にあてる時間もないし、とりたてて趣味がなくても………

第3章 「そうだったのか思考」より「そうかもしれない思考」

第3章 「そうだったのか思考」より「そうかもしれない思考」 「そうだ」「そうだったのか」と納得してしまうのはやめて、 「いや、こうかもしれない」「ああかもしれない」と 「そうかもしれない思考」の習慣をつけると、 アイデアや思考の幅が広がるという…

第3章 他人の決めつけには「ツッコミ」を入れる

第3章 他人の決めつけには「ツッコミ」を入れる 人の言うことに簡単に納得するのではなく、 まず「疑問」を持つことが大切。 さらに、「違う」なら何がどう違うのか、 自分の言葉で表現する(ツッコミを入れる) テレビのワイドショー番組では、1人の出演者が…

第3章 ささいなことは気にしない

第3章 ささいなことは気にしない 「ささいなことなのに、 気になり始めたらキリがなくなる」のは、 前頭葉の老化の現れ。 「些細にこだわると、大事がおろそかになる」と心得て、 自分に「心配無用」と言い聞かせよう 出かけるときにカギをかけ忘れてしまっ…

第3章 ほめられたら、素直に喜ぶ

第3章 ほめられたら、素直に喜ぶ ほめられてもなかなか素直になれないのは、 前頭葉の機能低下で感情が老化しているから。 ものごとを悪いほうにばかり受け止める 「習慣」「くせ」をあらためよう 人からほめられても、いつも「ふん、心にもないお世辞を言…

第3章 昔の自慢話はしない

第3章 昔の自慢話はしない 「昔は○○だった」という昔の自慢話をするのは、 「老化」の現れ。 過去の栄光にすがると自己満足に陥り、 進歩も発展もなく、向上心を失い、 前頭葉を使わなくなる 「昔は自分もなかなかモテたものだ」「小中学時代は近所でも指折…

第3章 欲しいもの・欲しかったものを買ってみる

第3章 欲しいもの・欲しかったものを買ってみる 「欲しいな」と思っても、 「でも……」と、どんどん欲求にブレーキをかけていくと、 新しい世界への扉を封じ込めてしまう結果にも たまたま出先で「欲しいな」と思う商品に出会ったとき、概ね「すぐ買う人」「…

第3章 積極的に議論する

第3章 積極的に議論する 「議論」は、「想起力」と「出力」を総動員させ、 予測のつかない展開にも 瞬時に臨機応変に対応するなど 「脳の総合メンテナンス」の効果がある。 「大人げない」と逃げるのは、実は老化の始まりのサイン 若い頃は友人や職場の同僚…

第3章 堂々と自己主張する

第3章 堂々と自己主張する 「脳が喜ぶ人付き合い」は 互いの意見や考えを出し合い、 共感したり反論したりできる「深く濃い」付き合い。 元気で長生きする人には、 「自己主張」ができる人が多い かつて『「NO」といえる日本』という書籍が大ベストセラー…

第3章 感情の老化・思考の老化を防ぐトレーニング

第3章 感情の老化・思考の老化を防ぐトレーニング 人付き合いをよくする 「人付き合い」には「うつ防止」の効果も。 気心知れた仲間と語り合えば、 悩みや心配事も吹き飛んで 前向きな気持ちになるはず 「人付き合い」には気持の老化防止はもちろん、「うつ…

第2章 歳をとっても苦労は買ってでもすべき

第2章 歳をとっても苦労は買ってでもすべき 多くの人は、記憶力が低下することで初めて「ああ、私もいよいよ老化が始まったか」と思うのですが、ここがまず、勘違いの始まりです。 記憶力、つまり記憶のインプットとその蓄積に関係するのは、脳の側頭葉です…

第2章 失敗の可能性のあることもやってみる

第2章 失敗の可能性のあることもやってみる 自らの考えも、好奇心も、「実行」「実験」なくしては、 前頭葉にとっては何の意味も持たない。 「未知の失敗が織り込み済み」の 実験に挑戦し続けることが「脳の若さ」を保つ秘訣 「脳の若さ」を保つには、自分…

第2章 愚痴を言わない

第2章 愚痴を言わない 愚痴を言っていても始まらない。 不都合なことが起こっても「不自由は発明の母」。 全身全霊を傾けて考えれば、 きっと乗り越えられる 「歳をとると愚痴っぽくなる」と、これもよくいわれることですが、愚痴っぽくなるのもやはり、前…

第2章 音楽を聴くなら新曲を。映画を観るなら映画館で新作を

第2章 音楽を聴くなら新曲を。映画を観るなら映画館で新作を 昔流行った曲しか聴いたり歌ったりしなくなったのも、 昔観た映画しか興味がなくなったのも、 脳の老化現象のため。 新しい曲、新しい映画に触れることで脳を活性化しよう 若い頃は、好きなアー…

第2章 脳の「変化対応力」を鍛える

第2章 脳の「変化対応力」を鍛える 「想定外」の物や出来事を歓迎する ワクワクするような出来事でも、 トラブルでもアクシデントでも、 前頭葉が活発になるのは 「想定外」の出来事に出会ったとき。 そんな「想定外」との遭遇チャンスを自ら探しに行こう …

第1章 「入力系」より「出力系」

第1章 「入力系」より「出力系」 「記憶力」には、「モノを覚える力=記憶する(インプット)力」だけでなく、「モノを思い出す力=記憶を引き出す(アウトプット)力」があります。 この「記憶を引き出す力」、脳のどこかにしまわれた記憶を引っ張り出してくる…

第1章 「どうお金を遣うか」考える

第1章 「どうお金を遣うか」考える お金を遣うこと=お金を「出す」ことは、 「出力系」の行為。 しかも、遣う人の「表現力」や「オリジナリティ」が現れ、 創造力や企画力、計画力が問われる クリエイティブな行為でもある 日本人は「貯蓄好きな民族」とい…

第1章 新しい人と知り合う

第1章 新しい人と知り合う ブログやFBによって構築される 未知の人たち・モノ、世界とのネットワークが、 知られざる自分や新たな可能性への扉を開き、 脳に快感を与え、活性化させる ブログやFBの効用は、「表現力=出す力」アップにとどまりません。 あな…

第1章 日記に書き「出す」

第1章 日記に書き「出す」 出来事を「書き入れる」入力作業も、 その前に書き入れることを 「思い出す」作業があってこそ。 平凡な1日にも必ず「思い出せる出来事」があるもの。 日記は「記憶を引き出すトレーニング」になる。 子どもの頃、夏休みの宿題で…

第1章 脳の「出力系」を鍛える

第1章 脳の「出力系」を鍛える 「アレ」「ソレ」「コレ」を使わない 普段何気なく使っている 「アレ」「ソレ」「コレ」の指示代名詞。 これらが会話のなかに多くなってきたら、 「脳のサビつき」「老化」の加速度が増している証拠 どうしても人の名前、モノ…

序章 「脳の領域」とそれぞれの役割分担

序章 「脳の領域」とそれぞれの役割分担 人間の脳は、大きく4つの領域に分かれます。 さらに左右の半球に分かれ、右半球は体の左半身、左半球は右半身の運動野感覚をコントロールしているのですが、脳の様々な機能はこれらの領域が、次のようにそれぞれ分担…

序章 動脈硬化を防ぐ

序章 動脈硬化を防ぐ 「自発性の低下」は脳の動脈硬化の“黄信号”。 脳の血流が悪化すると、 脳の機能低下が徐々に進行。 早めの手立てで最悪の事態を未然に防ごう 動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞など、生命の危機に関わる疾病に直結します。 脳以外の部位に動脈…

序章 「うつ」に注意

序章 「うつ」に注意 「やる気が出ない」「頭の働きが悪くなった」…… そう感じるようになったら、 まずは「うつ」の予防を心がけること。 「セロトニン」不足は、 うつの大きな引き金となるので要注意 「中高年」と呼ばれる年齢になって「どうも最近やる気が…

序章 50代からは「脳の老化」に気をつける

序章 50代からは「脳の老化」に気をつける 「歳だから」を言い訳にしない 「いやいや、もう歳だからな」 「寄る年波には勝てないよ」 という“言い訳”を言う前に知っておきたいこと 誰しも50歳を超えたあたりから、スポーツ、仕事、何をやるにも20代、30代の…

<第5章>自律神経が整うスクワット

<第5章>自律神経が整うスクワット 《スクワットは正しい姿勢で》 かがむ動作を繰り返すスクワットは、手軽にできる運動の一つ。 このスクワットは自律神経のバランスを整えるためにも非常に効果的です。 元々は足腰の筋肉を鍛え、下半身を引き締めることを…