2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

糖質量は段階を踏んでコントロールしましょう

糖質量は段階を踏んでコントロールしましょう ここで改めて、糖質コントロールの注意点を確認しておきたいと思います。 糖質の量を減らすタイミングは、たんぱく質と脂質がしっかり摂れるようになってから。 目安としては、最低でも1食150g程度の肉が食べら…

おすすめしたいアブラ、おすすめできないアブラの見分け方

おすすめしたいアブラ、おすすめできないアブラの見分け方 商品を選ぶ際の注意点など、もう少し情報をプラスしておきましょう。 アブラでもっとも摂っていただきたいのは、オメガ3系の亜麻仁油やえごま油です。 ただし、亜麻仁油やえごま油ならなんでも良い…

肉をたくさん食べられない人は、どうしたらいいのか

肉をたくさん食べられない人は、どうしたらいいのか ◎不快症状(胃もたれ等)がある場合 肉や魚、卵、大豆製品を1食150g食べられない場合、まずはたんぱく質のおかずを「気持ちよくお腹いっぱい」になるまで食べてください。 それから、野菜や汁物、ごはんを食…

必要なたんぱく質量は、「気持ちよくお腹いっぱい」が目安です

必要なたんぱく質量は、「気持ちよくお腹いっぱい」が目安です ここから、たんぱく質と脂質をしっかり摂るコツと注意点を、さらに具体的に挙げていきましょう。 私がおすすめするたんぱく質の量は、その人が「気持ちよくお腹いっぱい」になれるマックスの量…

たんぱく質が豊富な食品と食べ方の注意-2

たんぱく質が豊富な食品と食べ方の注意-2 ◎卵 卵も非常に良い食品です。 卵のコレステロールを気にされる方がいますが、家族性の高コレステロール血症の方以外は、卵を食べてもコレステロール値は上がりません。 1日に3個くらい食べても大丈夫です。 ただし…

たんぱく質が豊富な食品と食べ方の注意-1

たんぱく質が豊富な食品と食べ方の注意-1 たんぱく質が豊富な肉、魚、卵、大豆製品について、それぞれの特徴と注意点を挙げておきましょう。 ◎肉類 肉の種類はどれでもかまいません。 鉄が多いのは牛肉、ビタミンB群補給には豚肉などとよく聞きますが、食べ…

摂りたいアブラと避けたいアブラ-2

摂りたいアブラと避けたいアブラ-2 酸化したアブラがなぜいけないかといえば、人の細胞の膜はアブラで作られるため、それが酸化したアブラで作られてしまうと、膜がガチガチになって栄養素が取り込みにくくなるなど細胞の働きが低下してしまうからです。 そ…

摂りたいアブラと避けたいアブラ-1

摂りたいアブラと避けたいアブラ-1 たんぱく質にしっかり働いてもらうためにもアブラを摂りましょうと言ってきましたが、アブラなら何でもいいわけではありません。 良質のアブラを選んで摂り続けていると、白目の色が白くなる、かかとがすべすべになるなど…

コレステロール値は高いより低い方が問題

コレステロール値は高いより低い方が問題 アブラといえば、もうひとつ忘れてはならないのがコレステロールです。 こちらも健康診断などで高値を指摘されることが多く、気にされている方が非常に多いです。 でも、コレステロールはわたしたちの身体にとって非…

肉のアブラは悪者ではない

肉のアブラは悪者ではない 2014年の雑誌「TIME」で飽和脂肪酸悪玉説が否定された頃から、アメリカでは、次々と肉のアブラの危険性を否定する研究結果が発表されるようになりました。 特に2017年、権威ある医学雑誌「Lancet」で、食事全体における脂肪エネル…

たんぱく質に本来の働きをしてもらうためにアブラを摂ろう

たんぱく質に本来の働きをしてもらうためにアブラを摂ろう 「たんぱく質のために肉を食べてください」とお伝えすると、「肉のアブラは身体に悪いのでは?」とおっしゃる方が必ずいらっしゃいます。 でも、肉のアブラは決して身体に悪くないですし、食事から…

スイーツ好きは“メイン回路”を回せない

スイーツ好きは“メイン回路”を回せない たんぱく質の摂取が少なく、糖質ばかり摂っていると、じつはエネルギー不足にも陥りやすくなります。 私たちは食事で栄養を摂り、それをエネルギーとして生きているわけですが、どこでどのようにエネルギー生産が行わ…

「体重1kgあたり、たんぱく質1g」とよく聞くけれど…

「体重1kgあたり、たんぱく質1g」とよく聞くけれど… 私たちは、いったいどれくらいのたんぱく質を食べればよいのでしょう。 患者様からも、「たんぱく質は1日何g摂ればよいのか」という質問をたびたび頂戴します。 厚生労働省が「日本人の食事摂取基準2020年…

睡眠の質も、たんぱく質が担っている

睡眠の質も、たんぱく質が担っている 心身の健康のために欠かせない睡眠の質も、たんぱく質と大いに関係があります。 寝ている間、脳内では日中の膨大なデータが整理され、体内では身体のメンテナンスが行われています。 大事なリカバリーの時間なのですから…

なんだか気分がユウウツという人も、たんぱく質が不足しているかも

なんだか気分がユウウツという人も、たんぱく質が不足しているかも 神経伝達物質やホルモンにはさまざまな種類があり、ドーパミンのほか、たとえばセロトニンやメラトニン、GABAなどがありますが、いずれも主な原料はたんぱく質です。 セロトニンはご存じの…

『ま、いいや…』はたんぱく質不足のサイン

『ま、いいや…』はたんぱく質不足のサイン たんぱく質不足というと、多くの方が、身体の不調と関係しているものとイメージされるでしょう。 しかし、たんぱく質不足は、メンタルにも大きな影響を与えます。 私自身、栄養に無頓着だった若い頃は、いつも頭が…