#その他文化活動

食べ合わせの悪い野菜同士はあるのでしょうか?

食べ合わせの悪い野菜同士はあるのでしょうか? 「合食禁(がっしょくきん)」ともいわれる食べ合わせは、もともと、中国から伝えられたものに、日本独自の組み合わせが加えられました。 一緒に食べると体を冷やす「カニと柿」、旬が大幅にズレている「アサリ…

俗にいう「近視の人は老眼にならない」はウソ?近視と遠視と乱視と老眼

俗にいう「近視の人は老眼にならない」はウソ?近視と遠視と乱視と老眼 瞳孔から入ってきた光は、目の奥にある網膜で焦点を結ぶ。 だから、人は目で見たものがくっきり見えます。 焦点を合わせているのは、瞳孔の後ろにある水晶体です。 そこを光が通過する…

★なぜ「池のこいが水面でパクパクすると雨」

6月1日 明治8年、東京気象台が設立される(気象記念日) ★なぜ「池のこいが水面でパクパクすると雨」 「モグラが土を盛れば雨」「トンボが多く飛ぶと暴風になる」「ツバメが高く飛ぶと晴れ」などと、昔の人は動物のしぐさによって天気を予測しました。 「池の…

5月31日 1911年、豪華客船タイタニック号が進水★進水式で船にシャンパンをかけるのはなぜ

5月31日 1911年、豪華客船タイタニック号が進水 ★進水式で船にシャンパンをかけるのはなぜ 船が完成すると進水式が行なわれます。 船の先に吊るされた薬玉が割れ、シャンパンがかけられます。 そのあと、船はゆっくり海に向かって滑っていきます。 船の運航…

★蚊は暗闇でもなぜ人の居場所がわかるのか

5月30日 昭和23年、高浜虚子「尼寺の蚊は殊更に辛辣に」の句を詠む ★蚊は暗闇でもなぜ人の居場所がわかるのか 蚊はブーンブーン(=文)と羽音をたてます。 そこで、カを漢字では「蚊」と書きます。 一見うそ、みたいですが、これは本当。 ところで、蚊は昼間…

アイスクリームには賞味期限がない

アイスクリームには賞味期限がない 冷凍庫を整理すると、いつ買ったのかわからないアイスクリームが出てくることがあります。 賞味期限が気になってチェックしようと思ったら、どこを探しても表示がない。 そんな経験はないでしょうか? そもそも賞味期限と…

電話中の落書きは、集中力を高める。

電話中の落書きは、集中力を高める。 電話では相手が見えないぶん、注意が散漫になりがちです。 そんなとき、集中力を高めるのに効果的な方法があります。 それは、電話中に落書きをすることです。 電話中に落書きとは、かえって身を入れていない証拠のよう…

人間とチンパンジーのDNAは、98%同じ。

人間とチンパンジーのDNAは、98%同じ。 地球上の生物のなかでもっとも人間に近いのは、チンパンジーです。 人間とチンパンジーは、およそ600万年前に共通の祖先から誕生し、それぞれ別の進化を遂げてきました。 そのため、人間とチンパンジーのDNA…

脳のネットワークは3歳までに基礎が構築される。

脳のネットワークは3歳までに基礎が構築される。 「三つ子の魂百まで」というときの「三つ子」とは数え年の3歳です。 現代風にいえば満2歳になる子どもということになりますが、さて、そんな年齢の子どもの魂は、本当に死ぬまで生き続けるのでしょうか。 魂…

「ヤフー」を使うか、「グーグル」を使うかでインテリ度がわかる

「ヤフー」を使うか、「グーグル」を使うかでインテリ度がわかる インターネットの検索エンジンといえば、日本では「ヤフー」と「クーグル」が二大巨頭です。 両者で全体の90%のシェアをしめているといいますから、ネット検索をしようとするき、ほとんどの人…

「年をとると時間が早く過ぎる」のは“気のせい”ではない。

「年をとると時間が早く過ぎる」のは“気のせい”ではない。 旧年中は、当ブログをご愛顧賜りありがとうございました。 今年も健康のお役に立つ情報を更新して参ります。 今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。 子どもの頃も、年をとってからも、同じよう…

ブリはおめでたい出世魚

ブリはおめでたい出世魚 年越しの祝い善に出される「年取魚」は、関東や東北地方ではサケが一般的ですが、関西や北陸地方ではブリです。 日本海地方に、雪が降るころになると、脂肪もよくのり、うまさも格別となります。 ご存じのように、ブリは成長の段階に…

山の神さまからいただく不老長寿

山の神さまからいただく不老長寿 山のてっぺんを「頂」といいます。 食べ物、とくにご飯を食べる時に「いただきます」というのも、山の「頂」と深い関係があります。 もともと、人間の行為としての「いただく」は、大切なものを頭の上にささげ持つことでした…

秋ナスは嫁に食わすなの意味

秋ナスは嫁に食わすなの意味 煮てよし、焼いてよし、漬物にしても、これまたよいのがナスです。 油との相性もきわめてよく、秋口になると、その味わいは格別によくなります。 秋茄子は嫁に食わすな このことわざが生まれたのは江戸時代。 いろいろな解釈の仕…

お彼岸…この日に仏事を営むようになった経緯

お彼岸…この日に仏事を営むようになった経緯 三月の春分の日をはさんで、前後約三日ずつの一週間を「春のお彼岸」といいます。 春分の日は昼夜の長さが同じで太陽が真西に沈むため、仏教で西方遥かかなたにあるといわれる極楽浄土にちなんで、この日に仏事を…

9月20日 敬老の日★60歳はなぜ「還暦」なのか

9月20日 敬老の日 ★60歳はなぜ「還暦」なのか 「還暦」とは文字どおり「生まれたときの暦=干支にもどる」という意味です。 干支というのは「甲・乙・丙・丁……癸」の十干と、「子・丑・寅・卯……亥」の十二支のことで、両者を組み合わせて年を表わします。 た…

9月13日 明治41年、夏目漱石の『吾輩は猫である』のモデルの猫、死す★なぜ猫の目は変わるか

9月13日 明治41年、夏目漱石の『吾輩は猫である』のモデルの猫、死す ★なぜ猫の目は変わるか 猫の目はたえず変化します。 その様子を昔の人は「六つ丸く五七卵に四つ八つは柿の核なり九つは針」と歌に詠んでいます。 六つ(午前6時)になると猫の目は丸くなり…

8月6日 慶長17年(1612)、徳川家康が三度目の禁煙条例を発布★徳川家康はなぜたばこを禁じたのか

8月6日 慶長17年(1612)、徳川家康が三度目の禁煙条例を発布 ★徳川家康はなぜたばこを禁じたのか 日本にたばこが入ってきたのは16世紀の後半といわれていますが、あっというまに喫煙の習慣が広まり、17世紀のはじめごろには大人(男性)はもとより、子供や女性…

7月7日 七夕★「七夕」をなぜ「たなばた」と読むのか

7月7日 七夕 ★「七夕」をなぜ「たなばた」と読むのか 「天の川の片岸に織女という天女が住んでいて、いつもはた(機)を織っていましたが、対岸に住んでいた牽牛と結婚すると、なまけてはたを織らなくなりました。 怒った父の天帝は織女を連れ戻しました。 で…

7月6日 昭和32年、幸田露伴の『五重塔』のモデル、天王寺の五重塔が全焼★お寺にはなぜ「○○寺」と「△△院」があるのか

7月6日 昭和32年、幸田露伴の『五重塔』のモデル、天王寺の五重塔が全焼 ★お寺にはなぜ「○○寺」と「△△院」があるのか たとえば観音様で有名な浅草の浅草寺は「寺」、京都の知恩院は「院」と呼びます。 同じお寺なのに、両者では呼び方が異なります。 そのわ…

7月5日 建保3年(1215)、茶を世間に広めた臨済宗の開祖、栄西死す★宵越しのお茶はなぜ飲んではいけないか

7月5日 建保3年(1215)、茶を世間に広めた臨済宗の開祖、栄西死す ★宵越しのお茶はなぜ飲んではいけないか お茶はカフェイン、タンニン、ビタミンCなどを多く含んだ優れた嗜好飲料です。 カフェインは疲労回復や利尿にきき目があり、タンニンは腸内殺菌の効果…

7月2日 明治11年、東京の鞆絵小学校で日本初の小学校卒業式が挙行★4月1日生まれの子供はなぜ「早生まれ」か

7月2日 明治11年、東京の鞆絵小学校で日本初の小学校卒業式が挙行 ★4月1日生まれの子供はなぜ「早生まれ」か 小学校の学年度が4月1日から翌年3月31日までになったのは明治25年のことで、小学校に入学できるのは満6歳になってからですが、どうして4月1日生ま…

6月23日 オリンピック・デー★なぜ「参加することに意義がある」のか

6月23日 オリンピック・デー ★なぜ「参加することに意義がある」のか 1894年6月23日、クーベルタン男爵の提唱によって、パリでオリンピックの国際会議が開催されました。 これを記念して今日を「オリンピック・デー」としていますが、クーベルタンといえば、…

6月22日 1752年、フランクリンがたこを揚げ、雷の正体を解明★稲妻はなぜジクザグ形か

6月22日 1752年、フランクリンがたこを揚げ、雷の正体を解明 ★稲妻はなぜジクザグ形か 雷のメカニズムはまだ完全に解明されていませんが、一般に水蒸気を伴った上昇気流によって積乱雲ができ、それがプラスとマイナスの電気をもったものに分かれ、両者の電圧…

6月18日 万治3年(1660)、大阪城の火薬庫に雷が落ちる★なぜ雷がなったとき「くわばら」と言うのか

6月18日 万治3年(1660)、大阪城の火薬庫に雷が落ちる ★なぜ雷がなったとき「くわばら」と言うのか 今ではあまり言わなくなりましたが、昔の人は雷が鳴ったときや恐ろしいことに直面したとき、「くわばら、くわばら」と言ったりしました。 「くわばら」を漢字…

6月16日 和菓子の日★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか

6月16日 和菓子の日 ★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか 「ういろう」は漢字では「外郎」と書きます。 羊かんに似ていますが、羊かんほど甘くはありません。 ういろうの原料は米粉と氷砂糖で、両者を混ぜ合わせて蒸しあげます。 薄切りにした干し柿を入…

6月11日 明治6年、日本最初の銀行、第一国立銀行が設立★なぜ銀行は「頭取」で、信用金庫は「理事長」か

6月11日 明治6年、日本最初の銀行、第一国立銀行が設立 ★なぜ銀行は「頭取」で、信用金庫は「理事長」か 社長といえば会社のトップに立つ人のことですが、銀行では社長にあたる人のことを頭取といい、信用金庫では理事長といいます。 同じお金を扱う機関なの…

6月10日 時の記念日★時計の針はなぜ右回りか

6月10日 時の記念日★時計の針はなぜ右回りか 左回りの時計もないではないですが、時計といえばその針は右回りが普通です。 現在の時計のもとになったのは日時計で、その影の移動の仕方に合わせて文字盤をつくったからのようです。 北半球では、太陽は東から…

5月5日 こどもの日(端午の節句) ★なぜ、こいのぼりを立てるのか

今日は端午の節句。 端午の「端」ははじめという意味で、端午とは「月のはじめの午の日」のことです。 その午が「五」に通じることから、5月5日を端午の節句といいます。 ところでこの日、男子のいる家ではこいのぼりを立てますが、それは中国の伝統に由来…

5月2日 明治19年、真崎仁六が国産初の鉛筆の製造を開始(三菱鉛筆の祖)

5月2日 明治19年、真崎仁六が国産初の鉛筆の製造を開始(三菱鉛筆の祖) ★色鉛筆はなぜ丸い形をしているのか 普通の黒い芯の鉛筆はたいがい六角形をしていますが、色鉛筆は丸形のほうが圧倒的に多い。 そのわけは、色鉛筆の芯が普通の鉛筆の芯にくらべて太くて…