免疫・低体温対策
<第2章>「辛い」「酸っぱい」「苦い」をとる 《「嫌なもの反射」により免疫力が上がる》 一般的に「刺激物」といわれる、辛さ、酸っぱさ、苦さが強い食べ物。 あまりに強烈だと食べることもできませんが、適度な刺激であれば、美味しさにつながります。 好…
<第2章>がん予防になる「デザイナーフーズ・ピラミッド」 《がんを予防する食材を積極的にとる》 今や、日本人の死因第1位となったがん。 日本ではふたりにひとりが何らかのがんを発症するともいわれています。 がんを予防することは、多くの人が望んでいる…
<第2章>病原菌に打ち勝つ「ファイトケミカル」 《ファイトケミカルは、植物由来の化学成分》 ファイトケミカルとは、植物に含まれる天然の機能性成分のことです。 野菜や果物の皮やアクに多く含まれ、動くことのできない植物が自分の身を守るための手段であ…
<第2章>しょうがは最強に免疫力が上がる 《しょうがを蒸して薬効成分を10倍に》 しょうがには体にいい成分がたくさん含まれています。 古くから洋の東西を問わず薬として用いられてきましたし、医療用漢方の7割以上に使用されていることも事実です。 しょう…
<第2章>腸内細菌=免疫力という真実 《免疫力の7割は腸でつくられる》 人間の体の中で、免疫力に大きく関わっている臓器は腸です。 体内にある免疫細胞のじつに70%が腸内の粘膜に存在し、体全体の免疫機能を支えているのです。 そして、その免疫細胞を活性…
<第2章>噛めば噛むほど免疫力は上がる 《早食いはデメリットばかり》 仕事や学校で、慌ただしく出ていかなければならないときの朝食や、決められた時間内に済ませなければならない昼食など、とかく現代は早く食事を済まさなければいけないことが多くありま…
<第2章>お腹いっぱい食べるのは逆効果 《長生きの秘訣は腹八分目》 むかしから「腹八分目に医者いらず」といわれます。 好きなものを好きなだけ食べられる環境となり、ついつい満腹になるまで食べてしまう人も多いでしょう。 しかし、お腹いっぱいと感じて…
<第2章>免疫力を上げる食べ方 体が冷えると免疫力は低下する 《夏の時期ほど体温の下がりすぎに注意》 健康に暮らしていく上で、体温というのはとても重要です。 人間の体は、36.5℃~37℃の間で、一番よく働くようになっています。 例えば、体温が1℃下がると…
<第1章>その5 しょうが紅茶を飲む 《しょうがは血流をよくして体を温める》 「しょうがは体にいい」ということを聞いたことがあると思います。 これはもちろん迷信ではなく、実際に免疫力アップにつながる食材なのです。 しょうがに含まれる辛味成分、ジン…
<第1章>その4 7時間寝る 《睡眠により免疫細胞を活性化させる》 人によって睡眠時間は異なります。 毎日8時間以上眠らないと寝不足の人もいれば、3~4時間でも十分という人もいます。 ただし、免疫学的に見ると、睡眠時間が少ないのは問題があります。 ア…
<第1章>その3 40℃のお湯に10分つかる 《お風呂とシャワーの使い分けも効果的》 免疫力を上げるには、体を温めることが重要です。 食事やストレスに注意し、体を冷やさないよう気を付けましょう。 そんな中、簡単に体を温められるものといえばなんといっても…
<第1章>その2 空腹状態にする 《きっちり3食食べる必要はない》 多くの健康本やダイエット本には、「食事は3食きちんと食べること」と書かれています。 それが間違いということではないのですが、これを徹底するあまり、あまりお腹が空いていないのに、「時…
免疫力が低下するとどうなるの? 免疫は体を守る大事な仕組みですが、ストレスや加齢、生活習慣の乱れなどにより、その力を発揮できなくなってしまうこともあります。 免疫力が低下すると病原体と戦う力が弱くなりますから、風邪をはじめいろいろな病気にか…
免疫の中心となるのは白血球 皮膚や粘膜のバリアを突破されたときに出番となる、白血球による免疫機能。 ここで異物を食い止められないと体は病に蝕まれてしまいますから、いってみれば最後の砦。 免疫において中心となる大事な部分といえます。 さて、白血…
そもそも免疫ってなに? 私たちの周りには埃やウイルス、細菌などさまざまな異物が存在しています。 これらが体内に侵入すると病気になったり、最悪の場合は命の危険に陥る可能性もあります。 こうした外部から体を守っているのが免疫というシステム。 皮膚…
食事の習慣8.お酒を飲むときは、同量の水を飲む このコロナ禍において飲み会の機会も減っていると思いますが、一方で、たまの飲み会が嬉しくて飲み過ぎたり、あるいはストレスから晩酌で酒量が増えてしまったりしている人も多いようです。 終電や会計を気に…
食事の習慣6.大さじ1杯のアマニ油で腸を整える 油に対して健康に悪そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。 しかし、身体にとって適度な油は欠かせないもの。 腸内環境においても、脂っこい食事は悪玉菌を優勢にして腸内環境を乱しますが、質のいい油…
食事の習慣5.水溶性食物繊維で便秘しらずの腸になる しかし、いま多くの日本人が食物繊維の摂取不足に陥っています。 厚生労働省の掲げる1日の食物繊維摂取基準「男性20g、女性18g」に対し、若年層だけでなく、高齢者を含むすべての世代でクリアできていない…
食事の習慣4.「ネバネバ食材」と「フルーツ」で善玉菌をサポート ヨーグルトにはそれぞれ異なる善玉菌が含まれていますが、大きく分ければ乳酸菌系とビフィズス菌系に分類されます。 こうした善玉菌は、ただ善玉菌だけで腸内にたどり着いても十分な働きはで…
食事の習慣3.1種類のヨーグルトを食べ続けてみる 発酵食品のなかで、朝でも食べやすい定番といえばヨーグルトです。 いま、ヨーグルトを毎日食べている方も、これから食べようと思う方も、ヨーグルトの選び方と食べ方を頭に入れておきましょう。 【ヨーグル…
食事の習慣2.発酵食品を2種類以上食べて、善玉菌を取り入れる 腸内環境を整えるためには、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の腸内細菌たちのバランスを整えることが大切です。 そして、その勢力争いの中心は、子どもの頃に抱え込んだ腸内細菌たちです。 むかしから…
食事の習慣1.ゆっくり噛んで、食事を楽しむ 免疫力を高める「食事の習慣」 腸内環境と自律神経を整える正しい食事術をマスター! 食事指導において重要なことは、「すべての人にあてはまる栄養指導は困難」ということです。 その理由は、一人ひとり異なる腸…
夜の習慣7.眠る1時間前にはスマートフォンを手放す 布団に入ってからも、スマートフォンでゲームをしたり、動画を見たりしている人は注意が必要です。 今日から、眠る1時間前にはスマートフォンを手放すようにしましょう。 スマートフォンのディスプレイの明…
夜の習慣6.寝る前に部屋を片づけ、翌日の準備を済ませる 「朝の習慣」では、朝の時間を慌ただしく過ごして自律神経を乱さないことが大切だとお伝えしました。 そのためには、早く起きるだけでなく、朝になって慌てないよう前夜に準備を全て済ませておくこと…
夜の習慣5.寝る前の「3行日記」で、ストレスをデトックスする どんな人も、「今日もいいことばかりだったな」という生き方はなかなかできません。 現代社会に生きている限り、失敗や心配、怒りや悲しみなど、心にストレスを負うものです。 問題は、ストレス…
夜の習慣3.お風呂で深部体温をゆるやかに温める 入浴は副交感神経を働かせ、心地よく眠るためにとても効果的な手段です。 しかし、入浴の仕方によっては逆効果になってしまいます。 身体にとって最適な入浴方法で自律神経と腸の働きを整え、免疫力をアップさ…
夜の習慣2.首のまわりをほぐして副交感神経の働きを高める 睡眠不足やストレスによって、夜になっても気持ちが昂り、交感神経が優位なままのときは、首まわりをほぐして外側から副交感神経を高めましょう。 首まわりには、自律神経に関係する「迷走神経」や…
夜の習慣1.夕食は「眠る3時間前」に済ませよう 仕事が終わるのが遅くなれば、食事も遅い時間になりがちです。 しかし、遅い時間の食事は自律神経の働きを乱して睡眠の質を低下させるだけでなく、腸内環境も悪化させます。 必ず、眠る3時間前までには夕食を終…
免疫力を高める「夜の習慣」質の高い睡眠を得るために心と身体のメンテナンスをする 厚生労働省によれば、いま日本の成人の約20%、5人にひとりが慢性的な不眠によって十分な睡眠がとれていないといいます。 睡眠は生物に欠かせない心身のメンテナンスタイム…
昼の習慣6.ストレスと距離を置き、無心になれる時間をつくる 毎日を忙しく過ごしていると、目の前のことに振り回されてばかり。 疲れやストレスがたまり、自律神経を乱してしまいます。 そうならないよう、毎日どこかで「無心になれる時間」をつくるといいで…