自律神経

第4章 「期待している自分」に気づく

第4章 「期待している自分」に気づく 「どうしても許せない相手がいて、その人を思うとイライラして仕方ないんです」 そんな相談を受けたことがあります。 そこまで思うからには相当な事情があったのだろうとは思います。 こうした状況で、まず私たちが理解…

第4章 「相手を変えようとしない」、そして「邪魔をしない」

第4章 「相手を変えようとしない」、そして「邪魔をしない」 私はよく「あなたイコール私じゃない」といいます。 これこそ対人関係の極意。 冷静に自分や周囲を見つめ直してみると「相手を変えよう」としている場面はけっこうあります。 近年もっとも社会的…

第4章 「『ありがとう』をいわない人」とは距離を置く

第4章 「『ありがとう』をいわない人」とは距離を置く 悩みの9割は人間関係といわれるほど、どんな人どのようにつき合っていくかによってストレス度合は大きく変わります。 それだけ自律神経も乱れやすくなるわけです。 私がひとつ意識しているのは「『あり…

第4章 嫌な仕事ほど「時間のことを考えない」

第4章 嫌な仕事ほど「時間のことを考えない」 どんな人にも面倒なし作業、やりたくない仕事はあります。 あるいは、普段はそれほど問題でなくても、「今日はどうもやる気がしない」「気分が乗らない」という日があるでしょう。 だからといってやらないわけに…

第4章 気持ちを整える 気持ちを整えるカギは「見切り」と「割り切り」

第4章 気持ちを整える 気持ちを整えるカギは「見切り」と「割り切り」 「気持ちの整え方」について語っていきます。 そもそも「気持ちを切り替えるのが上手な人」と「そうでない人」は何が違うのでしょう。 解き明かすカギは「見切り」と「割り切り」だと考…

第3章 準備は周りに気づかれないほどいい

第3章 準備は周りに気づかれないほどいい ネクスト・バッターズ・サークルで準備しているとき、大事なのは「自分はいまネクスト・バッターズ・サークルにいる」と認識することです。 当たり前といえば当たり前ですが、この意識を持っていないと「がんばって…

第3章 ネクスト・バッターズ・サークルで実力を蓄える

第3章 ネクスト・バッターズ・サークルで実力を蓄える 人生に差がつくとしたら、それは「不遇な時期をどう過ごすか」だと考えています。 好調なときは謙虚、感謝を忘れず、流れに乗るだけです。 もともと人間は流れに乗るのは得意ですし、流れがいいときは自…

第3章 人生は「プラスマイナスゼロ」

第3章 人生は「プラスマイナスゼロ」 他人の人生を眺めていると「あの人は運がいいな」「羨ましい」「それに比べて自分は運が悪い」と感じることもあると思います。 しかし、トータルで見て人生はプラスマイナスゼロだと思っています。 一見、運がよさそうに…

第3章 流れの悪いときほど「自分」に目を向ける

第3章 流れの悪いときほど「自分」に目を向ける 人は流れが悪いときほど、周りを見てしまいます。 ある人は上司との関係がよくて羨ましい。 あいつは実力はたいしたことないのに、上司に取り入るのがうまくて出世している。 学生時代の友だちの職場は楽しそ…

第3章 流れの悪いところで勝負しない

第3章 流れの悪いところで勝負しない 人生の中で「流れの悪いところで勝負しない」は大事な意識です。 どんなにがんばってもまったく評価されない。 誰にも認められない。 そんな状況もあるでしょう。 そんなとき、自分にできることは淡々とやりますが、「結…

第3章 人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる

第3章 人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる 流れが悪いときの極意は「人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる」だと私は考えます。 私も聖人君子ではありませんから、若い頃はそんなことはまったくできませんでした。 自分より優遇されている人は恨みたくな…

第3章 「評価されること」を目指さない

第3章 「評価されること」を目指さない 誰だって「人に評価されたい」と思います。 仕事をしていれば、上司や同僚、お客様や取引先に評価されることも大事でしょう。 しかし、組織で働いていれば、思うような評価を得られないこともあります。 自分の仕事の…

第3章 「人生の節目」を意識しすぎない

第3章 「人生の節目」を意識しすぎない 人生において達成感は大事だと思われがちです。 たしかに、何かを成し遂げる経験は人を成長させ、自信をつける源泉となるでしょう。 しかし、自律神経の観点からすると「達成感で生きない」のは案外大事な考え方です。…

第3章 流れを意識する 「悪い流れ」に翻弄されない

第3章 流れを意識する 「悪い流れ」に翻弄されない テーマは「流れ」です。 どんな人も「今、自分の人生は流れがいい」と感じることがあるでしょう。 仕事が順調に進んだり、思わぬ出会いによって自分の世界が広がっていく体験をした人も多いのではないでし…

第2章 電車移動では「あえて歩く乗り換え」をする

第2章 電車移動では「あえて歩く乗り換え」をする 移動は誰にとってもストレス要因のひとつです。 特に電車移動は何かと自律神経を乱す要素も多いでしょう。 満員電車は不快ですし、夏でも冷房が効きすぎて寒かったり、冬でも暖房や混雑具合で汗をかくことも…

第2章 「今日、1時間だけ○○する」と意識する

第2章 「今日、1時間だけ○○する」と意識する 元気に、前向きに生活するコツのひとつは「新鮮な気持ちで日々暮らすこと」。 たとえば、新しい靴を履いて出かける日はそれだけで新鮮な気持ちになります。 たったそれだけで気持ちがすっきりして、前向きになれ…

第2章 トラブルは「リカバリーしない」と決める

第2章 トラブルは「リカバリーしない」と決める 何か問題が起こったとき、たいていの人は「なんとかしなきゃ」「どうしたらうまく収められるだろう」と考えます。 しかし、このとき最初に考えるべきは「自分で何とかできる問題か、自分ではどうにもならない…

第2章 普段とは違う「頭の使い方」をする

第2章 普段とは違う「頭の使い方」をする 脳は使えば使うほど活性化していく器官です。 普段生活しているだけで私たちは脳を使っていますが、意外と同じような使い方しかしていません。 そこでおすすめしたいのが、普段とは違う頭の使い方を意識的にすること…

第2章 「大事なことノート」をつくる

第2章 「大事なことノート」をつくる 人生において「探しものをしている時間」ほど無駄なものはありません。 探している時間や労力もマイナスですが、私からすれば「なかなか見つからない」とイライラしたりモヤモヤすることによる自律神経の乱れ、コンディ…

第2章 カバンが黒ならスマホケースはオレンジ色にする

第2章 カバンが黒ならスマホケースはオレンジ色にする 年齢を重ねるごとに認知機能が低下するのは誰にでも起こること。 そんな自然の摂理に抗っても仕方ありません。 私たちにとって大事なのは、自分ではコントロールできないことはあっさり受け入れ、その上…

第2章 鍵をかけたら「ドアに話しかける」

第2章 鍵をかけたら「ドアに話しかける」 出かけるとき、家の鍵をかけ忘れたんじゃないか。 そんな心配を感じる人も多いのではないでしょうか。 家の鍵にかぎらず、車の鍵、部屋のエアコン、コンロの火を消し忘れたのではないかなどと気になることは無数にあ…

第2章 ストレスを減らす毎日のひと工夫 大事なのは「受け入れる」と「放置せずに対策する」

第2章 ストレスを減らす毎日のひと工夫 大事なのは「受け入れる」と「放置せずに対策する」 私たちの生活は「ストレス要因」にあふれています。 カバンに入れたはずのスマホが見つからない。 家の鍵をかけ忘れたんじゃないかと気になって仕方がない。 銀行の…

第1章 “三日坊主”は当たり前。はじめるだけでいい

第1章 “三日坊主”は当たり前。はじめるだけでいい 「何かをはじめることはできるのですが、それがまったく続かないんです」 そんな悩みをときどき相談されるのですが、私は迷わず「それって普通ですよ」と答えます。 慰めでも、気休めでもなく、それが純然た…

第1章 気になる用事は3日以内にやる

第1章 気になる用事は3日以内にやる 気になることがあるのに、なかなか手をつけられない。 そんな人も多いのではないでしょうか。 リビングの電球がひとつ切れているのに、ひとつくらいついていなくても生活はできるのでそのままにしてある。 自転車の空気を…

第1章 勉強するから意欲が生まれる

第1章 勉強するから意欲が生まれる 近年、リスキングという言葉をよく耳にするようになりました。 これは「新しい分野で新しいスキルを習得する」という意味のものです。 新しい学びを政府も推奨していますが、自律神経の観点からも新しいことを学ぶのはとて…

第1章 「30分だけ新たな気持ち」で取り組む

第1章 「30分だけ新たな気持ち」で取り組む 「はじめる習慣」。 「はじめる」と聞くと、何か新しいことをなければいけないと思われがちですが、決してそうではありません。 これまでやってきたことに新しい気持ちで取り組む。 これも立派な「はじめる」だと…

第1章 勢いだけでやろうとしない

第1章 勢いだけでやろうとしない 新しいことをはじめるときにはふたつのパターンがあります。 ひとつはがむしゃらに「とにかくやってみよう!」と踏み出すパターン。 もうひとつは入念な準備をしてから踏み出すパターンです。 自律神経の専門家としては断然…

第1章 終わったものを捨てる

第1章 終わったものを捨てる 片づけをするとき、ひとつ意識してほしいことがあります。 それは「終わったものを捨てる」です。 何かをはじめるために片づけている場合にはとくに大事な意識です。 わかりやすいところでいえば、資格取得を目指してきたけれど…

第1章 最初にやるのは「机の上をきれいにする」

第1章 最初にやるのは「机の上をきれいにする」 何かをはじめるにあたり、最初に必要なことは何でしょうか。 それはズバリ「机の上をきれいにする」です。 実質的にも、比喩的な意味のおいてもまずは机の上をきれいにすることが大事です。 今、はじめたいこ…

第1章 まず、はじめてみる 「はじめるハードル」はとにかく低く

第1章 まず、はじめてみる 「はじめるハードル」はとにかく低く お伝えしたいメッセージは「とにかく、はじめてみましょう」です。 多くの人にとって「はじめる」はとても高いハードルです。 英会話や投資の勉強をしたいと思いながら、なかなかはじめられな…