★ ドロドロ血の人は血栓を溶解する作用のある納豆を ★【脳梗塞を予防する栄養素 納豆①】

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脳梗塞を予防する栄養素 納豆 

★ ドロドロ血の人は血栓を溶解する作用のある納豆を ★
血栓を予防するには香味野菜などの抗血栓野菜や青背魚が効果的ですが、すでにドロドロの血になってしまっていることが医師から指摘された血栓予備軍の人には、納豆をお勧めします。

納豆は、煮た大豆に納豆菌を加えて発酵させたものですが、そのときに納豆菌が大豆を餌にしてナットウキナーゼという酵素をつくります。
このナットウキナーゼに血栓を溶解する作用があるのです。

ナットウキナーゼは、倉敷芸術科学大学の須見洋行医学博士が、アメリカのシカゴ大学脳梗塞心筋梗塞などに対する血栓溶解の酵素を研究していたときに偶然発見したものです。
人工的につくった血栓と納豆を、体温に近い37度の環境で一緒に放置したところ、血栓が徐々に溶解し、18時間後には完全にとけてしまったそうです。

発見された当時、血栓を溶解する酵素としては、尿に含まれるウロキナーゼの研究が進んでいました。
そこで、納豆の中の酵素で、同じように血栓の溶解作用があることから、ナットウキナーゼと命名されました。
発見後、ナットウキナーゼの効能は、幾多の動物実験、ボランティアによる人間の実験で確認されています。

ヒトの体内には血栓を作る酵素が数種類ありますが、血栓を溶解する酵素はプラスミンしかありません。
ナットウキナーゼは、そのプラスミンに酷似しています。

大豆を原材料とする味噌や醤油にも酵素が含まれていますが、ナットウキナーゼのように血栓を溶かす酵素を含有するのは納豆だけです。

★ 納豆は病院で使用する高価な血栓溶解剤に匹敵する ★
病院では血栓が発見されると、溶解作用のある酵素のウロキナーゼを投与します。
ウロキナーゼはよい酵素ですがとても高価です。
いっぽう、ナットウキナーゼは、1日に市販の納豆1パックを食べれば必要量を十分に摂取できます。
わずか数10円で血栓溶解の効果を得ることができるのです。

それに、ウロキナーゼは血管に点滴注射して血栓を溶かすので「薬づけ」の様相を呈します。
納豆は夕食事においしく食べさえすれば、もうそれでいいわけですから、その面でも大きな違いがあります。

なお、納豆には血液を凝固させるビタミンK2も含まれています。
これが強力なナットウキナーゼの効用をバランスよく調整しているのですが、血栓症の治療に用いられる経口抗凝固剤のワーファリンと一緒に摂ると、その効き目を消失させてしまうため、ワーファリンを処方されている人は、納豆を食べるのを控えたほうがいいでしょう。
                     (病気にならない食事法 周東 寛 より)


発見後5ヶ月で隠れ脳梗塞が消えた
http://www.endokoro.com/libra/v_article007.html