「早食い」は「早死に」に直結している

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「早食い」は「早死に」に直結している

大食いの人は、しばしば早食いです。私たちは、食事をするのに大きなエネルギーを使っているのですが、早食いはより大きなエネルギーを消費します。しかも、そのことにより、活性酸素を多く発生させます。

とくに、消化吸収率のよい軟食や流動食の早食いはよくありません。ラーメン、おじや、お粥はもちろん、カレー、ハンバーグも軟食とみてよいでしょう。ただ、そばやソーメンは日本独自の食文化ですので、これらはたまにならいいということにしましょう。

焼肉、ステーキ、牛丼、ハンバーガー、それにフライドポテトやフライドチキンなどの揚げ物といった脂の多いものの早食いもよくありません。脂質を一度に大量摂取することになるため、内臓脂肪が蓄積され、活性酸素も過剰になってしまうからです。

早食いは、脳の視床下部にあり、食欲を調整する満腹中枢の反応に異常をきたします。ゆっくり食べると、ある程度食べたところで、脳の満腹中枢が、もうこれくらいにしておこうと反応し、お箸を置くことになります。よく「お腹がいっぱいで、もう食べられない」といいますがこれは胃袋がいっぱいになって、もう入る余地はなくなったということではなく、満腹中枢が「もうこれでよい」と反応しているのです。

しかし早食いの人は、満腹中枢の反応が追いつかなくなり、適量のところで「もう満腹だ」の反応が出ず、「まだ、お腹はいっぱいではない」「まだまだ、食べられる」と、どんどん食べてしまいます。そのため、必然的に食べる量が増えて肥満になってしまいます。さらに大食は消化酵素の大量使用によって潜在酵素の激減を導きますから、早食いの習慣は寿命を縮めることになります。
                                 「病気にならない食事法」より

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