“宝水”で自然に不老長寿

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“宝水”で自然に不老長寿

昔の人は、寝る前に飲む一杯の水を「宝水」と呼びました。就寝中の水不足を防ぎ、朝方に高くなりやすい血液の粘着性を低くして、心筋梗塞脳梗塞などの発作から身を守ってくれる水のことです。

まるで“宝もの”のようにありがたい「水」だから「宝水」で、不老長寿の水でもあります。歳をとると、就寝中、体の水分は蒸発や発汗によって失われやすく、朝方にドロドロの血液になる場合が少なくないそうです。

朝は、まさに、“魔の時間帯”であり、血栓を予防するためにも、「宝水」は重要なのです。

人間の体のほぼ3分の2は水。頭のてっぺんから爪先まで、水分を含んでいない部分はひとつもありません。人間は体重の2パーセントの水分が欠乏するとのどの渇きを感じ、8パーセントを失うとめまいが起こり、判断力も低下しますが、10パーセントを失うと錯乱状態となって、死亡することもあるそうです。

長生きしている方々がお茶が好きなのも、お茶の成分と並行して水分を補給し、体細胞の“乾燥”を防いでいるのです。こうみてくると、水はまさに「不老長寿の妙薬」といってよいでしょう。「宝水」と同じように、朝起きぬけに飲むコップ一杯の水も注目されています。水の刺激が心身にさわやかな目覚めを促し、便通をよくするからです。そうはいっても、一気に飲み干さないで、噛むようにし、ゆっくり時間をかけて飲むとよいでしょう。
「長寿食365日 より」


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