生活習慣病予防の食事5 肝臓病

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5 肝臓病

肝臓は、生命を維持し、活動をするうえで重要なはたらきをしています。
特に、食物から吸収した栄養分を体内で利用しやすい栄養素に変え、不要のものは胆汁とともに体外に出すという代謝をしています。
炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンは、肝臓のはたらきで合成、貯蔵、分解、排出されます。
肝臓病の予防・治療では、第一に安静にすることが重要です。
また、アルコールによる肝硬変には、十分注意しましょう。

良質たんぱく質を十分とり、不足しないようにしましょう。
アルコールは禁止します。
肝炎ウイルス(A型、B型)には十分注意しましょう。
 病院などでの二次感染を予防するため、外出から帰ったときには、せっけんでの手洗いやうがいを心がけます。
食事は1日3回、規則正しくとるよう心がけましょう。
ビタミン、ミネラルが豊富で高エネルギー、高タンパク質の食事にします。
インスタント加工食品はできるだけ控えましょう。
肝臓病を予防する食品(例):大豆食品(豆腐、納豆、油揚げ、煮豆など)、卵、緑黄色野菜など。

「食事介護マニュアル」(第一出版)より

次回は腎臓病の予防食を予定しています
ビタミンB12の効果・効能
http://www.endokoro.jp/vitaminb12_detail.html