肉へのブレーキをときどき緩めるだけでいい

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肉へのブレーキをときどき緩めるだけでいい

 

もともとほとんどの男性は肉が好きです。

 

若いころでしたら、それこそ毎日のように肉を食べていました。

昼はカツ丼やカツカレー、コンビニ弁当を選ぶならから揚げ定食、夜は焼肉でビール、締めには豚骨ラーメンという20代のビジネスマンだっています。

 

もちろん、これはこれで不健康極まりない食生活ですから、30代にもなるとだんだんブレーキをかけるようになります。

40代ともなればさらに自制心が強まったり、あるいは配偶者のカロリー制限も加わって肉一辺倒の食生活はだいぶ、改まってきます。

 

それでもまだ、50代まではバリバリの現役ですから退社後のつき合いもあるし、ランチのメニューも自由です。

「肉が食べたいな」と思えばいつでも食べることができます。

ある意味ではバランスの取れた食生活ができるのです。

 

ところが60代以降、とくに仕事を完全に退いた70代以降になると、肉を食べる機会がガクンと減ってきます。

「とくに体を動かしているわけでもないから、肉にこだわらなくてもいいだろう」という淡白な気分が出てきます。

 

脂っこい料理や味付けの濃い料理が食卓から遠ざかり、野菜や魚料理にも慣れてくるとそれが年相応の食生活だという割り切りさえ生まれてきます。

 

でも、体の老化は避けられないとしても、気持ちまで老け込む必要はありません

 

外出も減って閉じこもるようになると、ただでさえ少なくなっているセロトニンメラトニンがますます少なくなってきます。

熟睡できなかったり目覚めがスッキリしなかったり、昼もぼんやりとしている時間が多くなれば当然、気分も沈んできます。

 

そうなってくるといちばん怖いのがうつ状態です。

 

意欲や好奇心はますますなくなり、日常生活にメリハリがなくなってくるのですから、認知症に似た状態になってきます。

気分が高揚することはめったにありません。

 

そういううつ気分をまず、吹き飛ばしましょう。

 

とくべつなことはしなくていいのです。

食べたくなったら脳が求めているのですから肉を食べる。

「よし肉を食べよう」と思い立つだけでもいいのです。

 

いつもかけているブレーキを、ときどき緩める日があっていいし、そこで生まれた高揚感を喜んでいいのです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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今から60余年前、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』は、“赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者を救う特効薬だ”と報じてセンセーショナルな話題を提供しました。

以来、“ビタミンB12”は、世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究にはいくつものノーベル賞が与えられてきました。

そして今では、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。

 

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。

 

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

 

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

また、ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

さらに、ビタミンB群は、8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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