かつての「国民病」は戦後になぜ激減したのか

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かつての「国民病」は戦後になぜ激減したのか

 

日本はいまや世界一の長寿国ですが、もともと日本人が長生きする民族だったわけではありません。

むしろ、かつては世界の中でも短命な民族だったのです。

 

ちなみに戦前の日本人の平均寿命を想像できますか?

 

およそ100年前の1920年ごろは、男性も女性もわすが42~43歳で寿命を迎えています。

男女ともに50歳を超えたのは戦後になってからですが、それでも1960年の平均寿命は男性が65歳、女性が70歳です。

いまの超高齢社会を考えると、とても信じられない気持ちになってしまいます。

 

なぜ、かつての日本人は寿命が短かったのでしょうか。

 

そしてなぜ、いつの間にか長寿国になったのでしょうか。

 

平均寿命というのはいろいろな要因に左右されます。

医療や衛生の問題も無視できません。

戦争や大きな災害にも影響されます。

ちなみにずっと右肩上がりに伸び続けてきた日本人の平均寿命が2011年ごろには小さな下降に転じています。

東日本大震災の影響です。

 

ですからひと言で説明するのはむずかしいのですが、栄養状態がよければそれだけ長生きできるというのは事実です。

極端な飢餓状態では幼児や子どもの命すら守れませんから、どうしても平均寿命は短くなります。

 

つまりこの100年足らずの間に平均寿命が大きく伸びたいちばんの原因は栄養状態がよくなったということです。

とくに戦後の伸びがいちじるしいのは、肉や牛乳といった戦前にはあまり消費されなかった食品をふだんの食生活に取り入れられるようになったからだということはできます。

 

 栄養状態がよくなれば、それだけ体力がつきます。

病気に対する抵抗力も増してきます。

 

 たとえば戦前から戦後の一時期まで、日本人の疾病による死亡率は結核が一位でした。

しかもほかの病気に比べて圧倒的に高い死亡率でしたから、国民病とさえ呼ばれていた時期があります。

 

 ところが1946年ごろから罹患者は急激に減少し始め、それに伴って50年頃には死亡率も急降下しています。

 

 その理由をほとんどの人は予防接種のBCGと治療薬のストレプトマイシンのおかげだと信じていますが、別の見方も可能だと思っています。

なぜならBCGは50年代に入ってから広く使用されるようになった薬で、それ以前に結核になる人は減少し始めているからです。

ストレプトマイシン結核に罹ってからの薬ですから、これも患者が減少した理由にはなりません。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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今から60余年前、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』は、“赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者を救う特効薬だ”と報じてセンセーショナルな話題を提供しました。

以来、“ビタミンB12”は、世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究にはいくつものノーベル賞が与えられてきました。

そして今では、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。

 

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。

胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。

このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。

これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

胃の病気、ストレスなどでも不足します。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。

とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。

 

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。

ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

 

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

また、ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

さらに、ビタミンB群は、8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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