「体にいいし好きだから」が老化を早めることがある

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「体にいいし好きだから」が老化を早めることがある

 

抗加齢医学の国際的な権威、クロード・ショーシャ博士にもう10年以上も指導を受けています。

ショーシャ博士の理論についてはすでにさまざまな本の中で紹介していますが、ここでは誰にとっても身近な問題なのに案外、気づかれていない慢性型アレルギーについて説明してみます。

 

たとえばわたしたちには好きな食べ物があります。

 

それが体にいいと知ると、そればかり食べてしまいます。

「わたしの健康法は毎日、○○を食べること」と信じている人は結構、多いと思います。

 

でもショーシャ博士は、そこに意外な危険性が潜んでいると言います。

 

慢性型のアレルギーになると腸の中で酸化と呼ばれる現象が起きます。

体の酸化は老化の大きな原因ですが、それが腸の中で起きると全体に広がります。

たとえば便秘気味のときには吹き出物が出たり、皮膚がかさかさしてきますが、これも腸で排出できなかった毒素が血液にのって皮膚にまで運ばれてしまうからです。

 

酸化は金属が錆びるのと同じで、細胞に炎症を起こします。

人間の体も老いれば錆びるという意味では老化に伴う自然現象なのですが、わざわざ自分から細胞を錆びつかせるような食生活を選ぶ必要はありませんね。

 

ところが、「体にいいから」と信じて同じものばかり食べ続けていると、この酸化を引き起こしてしまいます。

それは慢性型アレルギーによるもので、本人も気がつかないことが多いのです。

 

急性型のアレルギーでしたら、何か特定のものを食べるとすぐに症状が現れますから誰でも気がつきます。

咳や鼻水が出たり蕁麻疹が出たりといったはっきりした症状です。

「あ、これを食べるとすぐ調子が悪くなるんだな」と思えば、本人も注意して口にしないようになります。

 

慢性型アレルギーの場合、急激な症状は現れません。

 

しかも本人が「体にいい」と思い込んでいる好物だったりしますから、なかなか気がつかないのです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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