外で食べる、それだけで気分を高めてくれるものがある

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外で食べる、それだけで気分を高めてくれるものがある

 

前半の章で「外に出よう」と書きました。

 

光を浴びることで、体のリズムも規則正しくなってくるし、セロトニンの分泌が高揚感を生み出すからでした。

 

「外に出かけて何をするんだ」という不精な人にも、「まず出かけてみましょう」と誘いました。

 

でもいちばんいいきっかけづくり、自分の背中をポンと押してくれるのは、「何か食べよう」という気分です。

 

「さあて、天気もいいし、ちょっと外を歩いてお腹が空いたら何か食べようかな」

 

そんな気になっただけで、つぎは「何を食べようか」という問いかけが始まります。

 

「いま食べたいものは?」と考えて、「とくに思い浮かばないな」と戸惑ったとしてもすぐに考え直すことができます。

 

「歩いてみれば思いつくだろう」

 

これもその通りです。

繁華街や商店街でしたら、食べもの屋がいくらでもあります。

住宅街の中にも「こんなところに」と思うような場所に小さなレストランがあったりします。

 

昼近くなれば客の出入りも増えてきて、店の前を通りかかるといい匂いが漂ってきます。

「お、久しぶりに餃子とチャーハンいってみるか」

 

そんな答えがポンと出てきたりします。

とにかく考えるより歩け、です。

歩けばお腹が空いてくるし、お腹が空けばそのときそのときで食べたいものに出合ったり、思い出したりします。

 

もちろん「久しぶりにあの店のトンカツ定食」と決めて出かけるのもいいです。

少しぐらい離れた場所にあっても、電車に乗って訪ねてみるだけでいい気分転換になります。

そして何よりも、目当ての料理を美味しく食べきったときには嬉しくなります。

 

「まだまだ元気だな」と納得するからです。

 

「昼飯ぐらい、好きな店で好きな料理を食べればいいんだ」と気がついただけで、気分もたちまち若返ってくるはずです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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