「遊び半分」という生き方
だとすれば、これからはもう、働くことにいままでのような拘束力はありませんね。
地域の活動だってボランティアだって、自分がやりたいと思ったらやればいいし、時間がもったいないと気がついたらやめてもいいのです。
趣味もつき合いもすべて同じで、「つまらないな」と思ったらやめていいのです。
「中途半端に終わってはいけない」という考えは、長く染みついてきた「かくあるべし思考」のせいに過ぎません。
「あ、別に仕事じゃないんだ」と気がつけば、嫌なものはその場でおしまいにしてしまいましょう。
いままでだったら、そういう態度は「遊び半分」と思われてしまいました。
自分でも中途半端な仕事ばかりしていると、「遊び半分じゃないか」と反省していました。
でもこれからは、すべて「遊び半分」でいいし、それが許される年齢なのです。
「Aさん、最近姿が見えないね」と地域活動のサークル仲間が思ったとしても、「こんどまた何かやりだしたみたいだよ」で終わってしまいます。
「べつに好きなときに来ればいいんだから、当てにしないで待ってましょう」で終わってしまいます。
そうなればもう、遊ぶことと働くことの境目はなくなります。
遊んでいるかと思えばせっせと働いている、働いているかと思えばのんきに遊んでいる、そういう気ままさが許されてしまう世界に入れるのです。
でもこれだって、閉じこもって何もしないよりマシです。
「出しゃばる歳じゃない」とか「迷惑かけるし」と自分を抑え込むよりマシです。
もちろんどういう世界に入り込んでも、「かくあるべし」を押しつけてくる人間はいるでしょう。
相変わらず義務だの責任だの役割だのを押しつけてくる人です。
これも放っておきましょう。
最初から深入りしないと決めておけば、「いつも遊び半分」がその人のキャラクターになってくるから気にすることはありません。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
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最近、電車の中でキレる人を見かけます。
少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。
でも、最近は違ってきています。
しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。
受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。
この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。
これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。
セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。
これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。
平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。
セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。
そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB12について?
http://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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