こころと体、どちらを動かすのが手っ取り早いだろうか

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こころと体、どちらを動かすのが手っ取り早いだろうか

 

気分は正直です

体調がそのまま表れてきます

 

現役時代でしたら、少しぐらい疲れていてもやらなければいけないこと、どうしても動かなければいけないときがありました。

 

そこで自分を奮い立たせて頑張ることで、だんだんリズムが出てくるというときもあったでしょう。

 

でも、それが体の疲れを忘れさせることはできても、こころには負担となって積み重なります。

限界まで積み重なれば、あるときぽきんと折れてしまいます。

 

でも定年を迎えたら、もうノルマはないのですから自分を奮い立たせる必要もありません。

すると、はっきりした自覚がなくても体内リズムの乱れがあれば、気分もどことなく沈んできます

 

これといって体も動かしていないのに、これといって頑張ってもいないのに、何だかやる気が出てこないという状態です。

 

そういう状態が続いていくうちに、意欲や好奇心も薄れてきます。

あんなに楽しみにしていた定年後の生活が、だんだん退屈になってくるのです。

 

そういうときでもほとんどの男性は、「実際、やることがないんだから」と思いがちですが、そうではなかったはずですね。

「好きなことを好きなだけできる」と信じていたはずです。

いったいあの期待感はどこに消えてしまったのでしょうか。

 

まずリズムを守ること

 

健康なリズムを守っていれば、「どれ、ちょっと動いてみるか」という意欲も生まれてきます。

いきなり意欲を作るのはむずかしくても、体を動かすだけなら誰でもできます。

そのスタートが、ずっと守ってきたリズムをいままで通り、きちんと続けていくということです。

「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」

 

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最近、電車の中でキレる人を見かけます。

少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。

でも、最近は違ってきています。

しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。

受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。

この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。

これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。

 

セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。

これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。

平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。

セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。

そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。

 

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12について?

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