「気分なんて根拠がない」とまだ思っている人へ
仕事をリタイアするとほとんどの人間関係がリセットされます。
かつての職場の仲間とは交友が途絶え、そのかわり、人生の節目というのもあって学生時代の友人や同郷の中間たちと会う機会が増えてきます。
でもそれだって、たまにのことです。
そのかわり、10年、20年どころか30年ぶり、40年ぶりといった再会ができてしまいます。
これがショックなのです。
かつての面影を探すのもむずかしいほど老け込んだ仲間がいるからです。
でも、少しも変わらない人もいます。
本人も幸せそうだし、周りの人も思わず笑顔になります。
「変わらないねえ」と言われるのは、30代、40代のころまではそれほど嬉しくありませんが(成長がないみたいです)、60代、70代になると素直に嬉しさを感じます。
そしてここからが不思議なのですが、老け込んだなと思った仲間でも、料理を食べてお酒を飲んで笑い声を上げながら話しているうちに、だんだん昔の表情が戻ってくるといいます。
「気がついたらいつのまにか、中学生のころの顔に戻っていた」
そういう感覚が、決して比喩ではなく実際の感覚として生まれてくるのだそうです。
一緒に食べて飲んで話しているうちに、気分がどんどん若返っていくからですね。
そういう実感、たぶんいまのあなたならわかってもらえると思います。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
アルツハイマー型認知症の方々の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
ビタミンB12について?
http://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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