ちょい寝の習慣が、心の健康を保つ

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ちょい寝の習慣が、心の健康を保つ

 

働き過ぎで体を壊して亡くなる人と、過労がもとで自殺する人。

どちらの数のほうが多いか分かりますか。

 

実は、後者です。

過労がもとで自殺する人のほうが多いのです。

疲労と感情には密接な関係があるため、ひどく疲れている時には気分も沈みがちになりますし、感情のコントロールがきかず怒りっぽくなったり涙が止まらなくなったりといったことも起きます。

 

心理的視野狭窄も起きるため、「私がいけないんだ」「自分はダメなんだ」という考え方から逃げ出せなくなって、自殺にまで至ってしまうというのが最悪のケースです。

 

だからこそ、気分が沈んだり、イライラが止まらない時には、無理に気分転換をするのではなく、意識して休息を取るのが賢明なやり方です。

 

特に、年齢を重ねると体だけでなく脳も疲れやすくなっているので、脳と体、両方を休ませるために「睡眠」が効果的なのです。

それも、長い時間ぐっすり眠らなくても、20分ほど昼寝するだけで、想像以上にすっきり感が得られるのですから、ぜひ生活に取り入れてください。

 

たとえば、食事をしたあとは誰でも眠くなりますね。

こんな時は無理して仕事をしても効率が上らないので、思い切ってちょい寝の時間にしてしまうと、脳と体の疲れが取れて、心の健康に役立ちます。

 

私自身、昼と夕食後にちょい寝を日課にしています。

そのおかげで、寝て起きたらイライラが消えていたりして、仕事もはかどっています。

 

仕事をしていて職場で眠るのが難しい場合は、うたた寝できる公園のベンチや、ネットカフェ、カラオケボックスなどを見つけておくと良いでしょう。

最近では、カーシェアリングで短い時間だけ車を借りて眠るという人もいるそうです。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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