ゆっくり話すとたくさん伝わる

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ゆっくり話すとたくさん伝わる

 

最近は、自分の考えを強く主張することを「よし」とする傾きがあるように思える。

こうした風潮は学校や会社にも広がり、内向的で口ベタな人は肩身のせまい思いをしているのではなかろうか。

 

では、内向的で口ベタな人は,世の中を渡っていくのは困難なのだろうか。

 

そんなことはない。

私はかねて、内向的で口ベタな人のほうが、多くの人から信頼を得られ、むしろうまくいくのではないかと思っている。

 

たとえば、会社の中で営業関係の人は、口が達者で取引先を自分のペースに巻きこんでしまうのが有能といわれている。

しかし、口が達者すぎると、相手に警戒心をもたれ、不信感を抱かせることもある。

表面上はうまく進んでいるように見える取引も、契約を結ぶ段で不成功に終わり、本人にも理由がわからないことがあったりする、と聞く。

 

話術に頼る人は、相手が求めていることや考えていることをうまく引き出せず、聞き上手になれないからだ。

人は自分が求めていることや考えていることを引き出してくれ、大切にしてくれる人を信頼する。

口ベタな人は、自分のペースに巻きこむような話はできないから、相手の心をつかもうと努力をし、その積み重ねで聞き上手として成功するのだ。

 

企業のトップをみても、口八兆の人もいるが、とつとつと話す人も案外多い。

口ベタの人が聞き上手になるには、ゆっくり話し、ゆっくり聞くことをすすめる。

基本は、上手なあいづちを打つことだ。

あいづちはただ相手の意を迎えるようにすればいいというものではない。

こちらの感情や考えが相手に伝わらなくてはダメだ。

たとえば、感動的な話や悲しい話を聞いているときは、言葉ではなく、深く目をつむったり、相手の目を見つめたりする。

また相手が話につまったら、「それで?」と言葉をつなぐ。

そして再び相手が話し出すまでゆっくり待つ。

間があきすぎるようだったら、それまでの話を要約してみるのもいいだろう。

こうして「ゆっくり」話を聞くことを念頭においていれば、内向的手口ベタな人も、それなりに世の中を渡っていける、と信じる。

「ほがらかに品よく生きる より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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