注目の栄養素「ビタミンD」

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注目の栄養素「ビタミンD」

 

ビタミンDはカルシウムを骨に取り込むのを助ける栄養素として、骨粗しょう症などにも関わる、骨の健康に欠かせない栄養素として知られています。

また、膵臓に作用してインスリンの分泌を促進する働きがあることから糖尿病の予防に欠かせないほか、がんやうつ病の発症にも関係しています。

 

 

さらに、ビタミンDは呼吸器疾患に対して抵抗力を高める作用がある他、免疫力を強化し、ウイルスへの抵抗力を強めることがわかってきたのです。

そして最新の研究により、新型コロナウイルスに対しても同様の効果が確認されています。

 

新型コロナウイルス感染症の重症化患者では、ビタミンD不足の人が有意に多いことが複数の研究であきらかになっています。

またビタミンD不足の場合、感染リスクで約1.5倍、軽症以上の入院リスクが約2倍になるという報告もあります。

 

さらに、新型コロナウイルスの感染患者にビタミンDを投与したところ、重症化する人が著しく減りました。

ビタミンDは、新型コロナウイルスの感染予防や重症化の抑制効果がある可能性があるのです。

 

ところが日本人では、7~8割の人がビタミンD不足であるといわれています。

そのため、いま多くの専門家がビタミンDの不足に警鐘を鳴らしています。

 

ビタミンDは魚介類、卵、きのこなどに多く含まれますが、野菜や肉類にはほとんど含まれていません。

食事から十分な量のビタミンDを摂取するのが難しい場合は、サプリメントの服用も有用です。

 

ビタミンDは日光浴によって皮膚でつくりだすこともできる栄養素です。

夏であれば、日焼け止めなしで日中に5分から10分、冬なら関東では20分から30分、北海道では1時間以上の日光浴が推奨されています

食事やサプリメントによる摂取と併せ、生活習慣に日光浴を取り込むようにしましょう。

 

とはいえ、日光浴という習慣は北欧諸国ならともかく、日本人には慣れない習慣だと思います。

そこで、もっとも効率がいいのは、散歩やウォーキングの習慣を取り入れることです。

 

これなら、太陽の光を十分に浴びることができ、肥満にならないようエネルギーを消費することもできるでしょう。

 

 

免疫力を高めるために腸内環境を改善できれば、自律神経のバランスを整えることにつながり、ひいては肥満の防止にもなる。

肥満にならないような食事を心がければ腸内環境が整い、腸脳相関で自律神経のバランスが取れ、免疫力も高まる。

 

ことほどさように、わたしたちの心身は密接に関わり合っているのです。

 

 

腸はセンシティブであるからこそ、みなさんの健康に向けた日々の取り組みにもすぐに反応してくれます。

 

そして、効果を実感できると、継続のモチベーションが沸き上がり、気がつけば病気知らずの強い免疫力が備わります

「免疫力が10割 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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