脳の病気は、まだ解明できていない

 

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脳の病気は、まだ解明できていない

 

がんという病気は、ひとつの細胞の変化から説明できます。

何らかの原因でダメージを受けたDNAが修正に失敗して異常ながん細胞が発生し、勝手に自己増殖してしまうのです。

そのため、そこにあってはいけない場所で塊になったり、まわりの大切な組織を壊したりします。

 

しかし、脳の病気の多くについては、がん細胞はDNAの異常である、という公式のようなものが確立されていません

 

 

脳や脊髄の特定の神経細胞が何らかの原因で障害を受ける病気を、神経変性疾患と言います。

 

運動機能に関わる細胞を中心に侵されるのが、パーキンソン病

認知機能に関わる細胞を侵されるのが、アルツハイマー病です。

その原因はよくわかっていないのですが、ダメージを受けるプロセスは解明されてきました。

形態学的および生化学的研究で見つかる器質的な異常があるからです。

 

一方、うつ病統合失調症のように機能的な異常が起こる病気では、神経細胞変性のダメージが少なく、病気に至る道筋が目に見えにくいといえます。

つまり、神経細胞もしくは脳組織の形態学的異常が認知症ほどには明らかではないのです。

 

しかし、さまざまな画像検査が発達し、ドーパミンノルアドレナリンといった神経伝達物質を捉えられるようになったため、機能的な異常が進む形跡も次第にわかってきています。

「脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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