本来の脳のパワーを取り戻すために今日からできること
本来の脳のパワーを取り戻すために今日からできること
いまの世の中には、「スマホ認知症」や「スマホ依存症」というほどではないにしろ、スマホに頼りきった生活を続けてきたことで脳を疲れさせてしまっている人が数えきれないほどいらっしゃいます。
「スマホ漬け」の生活をすることによって、自分でも気づかないうちに脳の元気を落としてしまっているのです。
そんな方々が脳の元気をよみがえらせていくためのハウツーを紹介していくことにしましょう。
全部で27項目ほど。
「どうすればスマホと距離を置くことができるか」
「どうすれば大量の情報に振り回されずに済むか」
「どうすれば脳にたまった疲労を回復させることができるか」
といった内容を中心に、効果的なハウツーを厳選してあります。
どれもいますぐできることばかりです。
ぜひ、これらを毎日の暮らしの中で実践し、スマホで疲れた脳を復活させてください。
そして、自分本来の脳のパワーを取り戻して、仕事や生活を活き活きと輝かせていきましょう。
1.起きてすぐにスマホをチェックしない
2.お風呂、トイレ、寝室にはスマホを持ち込まない
3.就寝1時間前から「スマホ断ち」をする
4.「食事中」「会話中」はスマホを慎む
5.ネットで検索する前に、自分の頭で1分考えるクセをつける
6.ネットで調べ物をしたときは、手書きでメモを取る
7.「息抜き」にネットサーフィンをするのはやめる
8.コピペはせずに、自分の頭で考えた文章を書く
9.ネットの「間違った情報」を見極める目を持つ
10.他人を誹謗中傷するようなサイトは見ない
11.ゲームをするなら、対人頭脳ゲームをする
12.家族、会社関係以外の「1日3人」と会話する
13.レストランや居酒屋は、ネットを使わずに自分の嗅覚で探す
14.本は本屋さんで買う。映画は映画館で見る
15.ひとつの仕事の前後に1~2分のぼんやりタイムをつくる
16.スマホをオフにして散歩をしてみる
17.無心になれるような単純作業を行なう
18.「緑の香り」で脳の疲れを解消させる
19.「大地のリズム」を感じて生活する
20.数日間、山や海でキャンプをする
21.「人間以外のもの」とふれあってみる
22.旅をするなら、手づくりの旅をする
23.「頭を使って相手と駆け引きをするスポーツ」をする
24.昼寝は積極的にする
25.思いっきり笑い、思いっきり泣く
26.一日の最後に数行の「行動日記」をつける
27.四季折々の行事や旬の食べ物を大切にする
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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。
その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。
脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンはアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。
とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。
そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。
また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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