GI値を目安に食べ方を考えてみる

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GI値を目安に食べ方を考えてみる

 

賢く食べればおいしく食べてやせられる

 

太りやすさや健康のカギを握る血糖値。

この血糖値の急上昇でインスリンが分泌されて太るのならば、インスリンが出にくい食べ物を意識的に選ぶことが可能です。

 

GI値という名前を聞いたことはあるでしょうか。

GI」とは、食後の血糖値の上がる速さのことで、これが速ければ速い食べ物ほど太りやすい「高GI食」、遅ければ遅いほど太りにくい「低GI食」と呼ばれています。

 

具体的な食品でいうと、白いものより茶色くて精製していないものがGI値が低い傾向にあります。

例えば、パンやパスタならば、白いパンは「高GI食」、全粒粉のパンやライ麦パンなら「低GI食」です。

また、同じ砂糖でも精製された白砂糖ではなく、てんさい糖や、ココナッツパームシュガーを選べばGI値は低く、甘いのに太りにくい味つけが可能です。

じゃがいもやとうもろこしのように野菜でもGI値が高い場合もありますが、食べ順や組み合わせによっても血糖値の急上昇は防げます

食物繊維が豊富なきのこや海藻などと一緒に食べて、血糖値の上昇を緩やかに抑えましょう

 

しかしGI値はそれだけを食べたときの目安。

食事はいろいろなものを一緒に食べるのでGI値だけでは判断できません。

参考程度にしましょう。

 

 

血糖値を上げやすい食品、上げにくい食品

 

高GI値の食品はとり過ぎや、とり方に注意

GI値を知って食べ方や食品の選び方を意識しましょう

 

◎高GI食品(GI70以上)

ラニュー糖(110)

黒砂糖(99)

フランスパン(93)

食パン(91)

はちみつ(88)

じゃがいも(85)

白米(81)

ベーグル(75)

 

◎中GI食品(GI56~69)

てんさい糖(ビート糖)(65)

ライ麦パン(58)

 

◎低GI食品(GI値55以下)

玄米(55)

全粒粉のパン(50)

うどん(47)

そば(47)

ココナッツパームシュガー(35)

アガベシロップ(28)

パスタ(27)

大豆(18)

「栄養素の話 より」

 

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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。

そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。

ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。

食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。

 

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB12について?

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