毎日15分の日光浴が骨と歯を強くする

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毎日15分の日光浴が骨と歯を強くする

 

「カルシウム」はビタミンDと一緒に

 

「カルシウム」は「マグモシウム」や「リン」とともに、骨と歯をつくり、丈夫に育てるミネラルです。

人の体内ではカルシウムの99%が骨と歯に貯蔵され、残り1%は血液や細胞の中に存在し、心臓をはじめ全身の筋肉を正常に収縮させるとても重要な働きをしています。

 

このため、血液中のカルシウムが不足すると、骨や歯に貯蔵されているカルシウムが溶け出し、不足分を補う仕組みになっています。

 

牛乳やチーズ、小魚や海藻類、大豆製品、青菜類などに豊富なカルシウムですが、そのままでは体への吸収があまりよくありません

そのため、カルシウムの吸収を助ける働きをする「ビタミンD」と一緒にとることをおすすめします

ビタミンDはきのこ類や魚からもとれますが、15分間の日光浴により体内で合成することも可能です。

 

カルシウムは緊張やイライラをやわらげる作用もある実に多機能なミネラルですが、だからといって過剰摂取は禁物

高カルシウム血症による便秘や吐き気、尿路結石や急性腎不全などを引き起こすおそれがあります。

食事からのとり過ぎは心配ありませんが、カルシウムのサプリとビタミンDのサプリを一緒に摂取するような場合、知らず知らずのうちに過剰摂取になっていることもあるので要注意です。

 

 

カルシウムで骨を丈夫に保つコツ

 

ミネラルのひとつであるカルシウムはビタミンDと一緒にとることによって体への吸収率がアップし、血中のカルシウムバランスを整えてくれます。

また日光浴は、皮下でビタミンDがつくられるので、強い骨になるといわれています。

ビタミンKもカルシウムを骨と結びつける重要な役割があるので合わせてとりたい栄養素です。

 

無理に時間をつくらなくても10時~15時くらいの間に5~15分ほど日差しを浴びられればOK。

 

 

骨を強くするおすすめの組み合わせ

 

・小松菜(カルシウム)+鮭(ビタミンD)

・豆腐(カルシウム)+しらす干し(ビタミンD)

・牛乳(カルシウム)+ブロッコリー(ビタミンD)

 

<鮭のクリーム煮>

これらの食材が一度に摂れる鮭のクリーム煮もおすすめ

「栄養素の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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