Step4「進化力」で、新たな自分をつくる

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Step4「進化力」で、新たな自分をつくる

 

脳を成長させるためには?

 

○成功脳の人は

「経験」から学べることを重視する

×ざんねん脳の人は

「勉強」から学べることを重視する 

 

脳を成長させるためには、自分を発見・認識することが不可欠です。

これをここでは「進化力」と呼んでいます。

それは、自分の頭で考えるだけでは足りません。

どんな経験をするかに大きく影響されます。

 

大成する人は例外なく修羅場、困難な状況をくぐり抜けてきている人ばかりです。

医師の世界には「最初の年から重症患者を持ったほうが大成する」という有名な格言もありますが、思わず逃げ出したくなるような困難な状況に立ち向かうことが脳を成長させるということでしょう。

 

不思議なことに、医師のなかには、1、2年目に楽な患者さんばかり回ってくる人がいる一方で、重症患者さんばかりやってくる人もいます。

その医師の力量に合わせて、相応の患者さんがついてくるかのようです。

 

それはともかく、最初の職場の2年間が「ぬるかった」ら、おそらくその医師は一生ぬるい環境で働くというのが先輩の格言でした。

実際にこの期間に厳しい現場でもまれると、医師としての人格というか、肝がすわって、たしかに風格が漂ってきます。

これはどんな世界でも同じでしょう。

慣れた仕事しかしない人は、成長の機会を逃していることにほかなりません。

逆に困難だと思える状況に立ち向かった人は、進む道を広げ、新しい自分を発見する貴重な機会を得ることができるのです。

 

 

■ルーティン仕事こそ、改善や工夫のタネが詰まっている

 

そのためには、たとえば難しい仕事を自分から手を上げて引き受けてみるとか、厳しいノルマを自分に課してみるとか、あるいは仕事と趣味をどちらも手を抜かずに全力で両立させてみる――といったことが大切です。

 

こうした行動は、あなたが本気になりさえすればなにも難しいことではありません。

同僚たちが面倒くさがって避けている役割を買って出るのもいいでしょう。

「誰にでもできる仕事は、自分がやることじゃない」――こんな意識で、ルーティンの仕事も満足にできない人が「困難な状況」を乗り越えることはできません。

だれでもできるルーティンの仕事にも本気で取り組むことで、だれも気づかなかった工夫が生まれ、そこで初めてあなたにしかできない仕事に変わるのです。

 

また、そうした本気のチャレンジをつづけていると、自分はどんなことに本気になれるのかもわかってきます。

自分は今の仕事に本気になれるのか?

子育てに本気になれるのか?――それは残念ながら自分自身の経験からしか見出せません。

 

役者や芸人を目指す人であっても、まだ十分に稼げない下積み期間は、好きな本業を支えるため、空いた時間にアルバイトをするという人がほとんどです。

「やりたい」ことと生活することを分けているわけですが、生活のためといっても手を抜かず、「こんなお客さんや、こんな同僚がいた」「今こんなことが流行っている」といった、そのアルバイトでの人間観察の経験を本業に活かせる人が、その後成功するのです。

 

会社員の場合は仕事と趣味を分けるということになると思いますが、日常生活と余暇の過ごしかたが十分でないと、やりたいことに対して鈍感になってきます。

 

友人のアメリカ人は「日本人は働くために働く、アメリカ人は遊ぶために働く」と言うのですが、たしかにその辺りをある程度は整理しておくとよいでしょう。

お金が欲しいのか? 実績を積むのか? 将来のための経験か?――お金が欲しいのだったら、何のために使うのか? といった整理です。

 

脳は何らかの目的を遂行するために働くのであり、目的をもたない人は目的のない脳の働きになります。

 

結局あとで何も残らなかった……ということのないようにしましょう。

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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