Step5■脳は休ませたほうがよく働ける

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Step5■脳は休ませたほうがよく働ける

 

どうしても3日以上の旅行に行く余裕がないというのであれば、近くのホテルに週末だけ止まってみるとか、場所を変えるだけでもかまいません

あるいは自分の好きな習い事を始めて、週に一度は残業せずに帰る日を強制的に組み込んでしまうのもよいでしょう。

 

勤務医時代には目が回るような忙しさでしたが、毎週木曜日の午後を自分の好きなことに充てられる研究日という制度があり、その午後を確保するために、しなければならない仕事を別の日に振り分けることに脳を使いました。

 

あなたも自分の研究日を設けましょう。

そうすることによって、忙しい日々に流されないための対策になります。

 

人の脳は、同じ部位ばかり使われ続けると疲労を感じます。

血流が悪くなり、酸素供給がうまくいかなくなるからですが、脳全体が疲れているわけではありません。

違う部位を使えば、クールダウンして疲れもとれます。

たとえばイルカは「半球睡眠」といって、左右の脳を交互に休ませることで、人間のような睡眠をとる必要がなく泳ぎ続けることができます。

 

できるだけ仕事とは違う脳を使うためにも、自分にご褒美を与え、同時に能力を高めることが大切です。

 

自分で仕事の段取りをつけることや、旅行の工程を考えることで、学生時代には鍛えられなかった「企画力」や「実行力」が磨かれることはいうまでもありません。

 

真面目な人ほど「忙しいのに旅行なんて」と、ロクに休みをとろうとしませんが、仕事にもよい影響があるはずだと考えかたを改めましょう。

 

日本人はまじめで勤勉だと世界的にも評価されますが、脳科学的には「休むほどよく働ける」が正解なのです。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

積極的に休みをとって、

非日常の刺激を取り入れる

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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