Step5脳の進化にも効く「コミュニケーション」の本質
○成功脳の人は
コミュニケーションは「記憶の共有」
×ざんねん脳の人は
コミュニケーションは「情報の交換」
脳を進化させるためには、だれからも学ぼうとすることが大切です。
そのためには、もう一歩踏み込んで、できるだけ多くの人に会うことを習慣としましょう。
「成功脳」にとっては、他者とのコミュニケーションが大切なのはいうまでもありません。
■「同じ時間を共有した」という実感が親密さを深める
コミュニケーションにおいてもっとも大事なのは「同じ時間を過ごすこと」です。
話しかたの良しあしではありません。
同じ時間を過ごすということは、「同じ経験をして、脳に同じ記憶をつくる」ということです。
一方、インターネット上の交流が難しいといわれるのは、同じ記憶をつくりにくいからだす。
「婚活」を例にあげれば、まずデータで相手を選ぶことになるので、理屈としては本人よりも先にデータ自体に興味を持つことになります。
データで選んでいると、そのデータよりも上位の条件の人が出てきたら、先に選んだ相手への興味は冷めてしまいます。
インターネットが普及したことで、人々の脳は以前よりもいびつ化して左脳化・自閉化しました。
右の後頭部(右脳の視覚系脳番地)が使えないので、会話をしているときに相手と感情の交流がとりにくくなっています。
相手のことを好ましいと思えるかどうか、非言語情報のレベルで判断できなくなっているのです。
男性も女性も、お互いの言葉でしか理解できなくなっています。
だから、会っても会話がはずまない、平行線のままという男女が増えています。
情報の交換はできても、脳に同じ記憶を持って共感するということがないのです。
男女間のコミュニケーションでなくとも、ビジネスシーンにおいても話がはずまない大きな原因は、相手の「企業」「役職」といった情報だけに気をとられて、非言語情報での興味を持てなくなっているからです。
やはり大事なのは感情の交流、直接のコミュニケーションです。
情報のやり取りではなく「同じ時間を共有した」という実感が親密さにつながるのです。
「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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