<第1章>自宅で即できる!免疫力を上げる最強の方法5選
その1 ダラダラ過ごす
《体に休息を与えることで、健康にもプラス》
仕事においてもプライベートにおいても、とにかく「スケジュールをぎっしり詰め込まないと不安」という人がいます。
たしかに、何も予定がなく、どうしていいかわからずにいる時間は、無駄というように考えることもできるでしょう。
しかし、仕事はともかく、プライベートにおいては、「無駄な時間」こそが重要なのです。
毎日毎日、仕事や家事、プライベートにまであくせくと体を動かしていたら、心が満たされたとしても、体は休息する時間がありません。
それでは、疲れがたまって免疫力も低下していくのです。
さらに、無理に運動の時間などを入れていくと、交感神経が働きすぎるため免疫細胞の働きも落ちてきます。
これでは、せっかく有意義なスケジューリングをしたとしても、体力的には「無駄」となってしまうでしょう。
一番大切なのは、適度な休息をとること。
「休みの日にダラダラするのはもったいない」と思わずに、土日が休みであれば、そのうち1日は思いっきりダラダラしてみましょう。
また、趣味や旅行などの時間をとって、心身を休ませるのも効果的です。
旅行先でもあれやこれやと動き回るのではなく、景色などを見ながらぼーっとする時間をとれば、リフレッシュになります。
忙しくするばかりでは、免疫細胞の働きも落ちる
・ダラダラするのは悪いことだと思っている
・休みの日もスケジュールはびっしり
・とにかく「充実」させることが大切だと考える
休日も忙しくしていては、心が充実していても体が休まらず、免疫力も低下する。
低くなる ↑
免疫力
↓ 高くなる
・適度に休息をとるのが大切だと考える
・スケジュールも余白の時間か多い
・趣味や旅行などで心を休ませる
適度にダラダラとできる人は、心身ともにリフレッシュできるので、免疫力もアップする。
「免疫力の話 より」
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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。
そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。
ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。
食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
ビタミンB12について?
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