<第1章>その4 7時間寝る

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<第1章>その4 7時間寝る

 

《睡眠により免疫細胞を活性化させる》

 

人によって睡眠時間は異なります。

毎日8時間以上眠らないと寝不足の人もいれば、3~4時間でも十分という人もいます。

ただし、免疫学的に見ると、睡眠時間が少ないのは問題があります。

アメリカ、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上の人と比べて、風邪をひく確率が4.2倍であるとの結果が出ています

これは、睡眠時間が短いと自律神経が乱れ、免疫機能に悪影響が出るためです

 

毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるという生活サイクルを守ることは大切です。

しかし、それが慢性的な睡眠不足につながるのでは、健康面で逆効果になってしまうのです。

最低でも毎日4時間半、できれば7時間以上の睡眠時間を確保しましょう。

ただし、休日の寝溜めはやめておきましょう。

睡眠時間は長すぎても、自律神経が乱れてしまい免疫力の低下を招いてしまいます

 

あとは、可能な限り夜の12時前に眠りにつくように心がけましょう。

成長ホルモンは眠っている間に傷ついた細胞を修復して免疫力を高め。肌や髪を再生してくれる働きがありますが、これがもっとも多く分泌されるのが午後10時から午前2時までなのです。

 

 

日常のサイクルも大事だが、睡眠時間を確保する

 

◆できれば7時間の睡眠を

 

成長ホルモンは、午後10時から午前2時までの就寝中にもっとも多く分泌される。

その時間に眠りにつけば、傷ついた細胞を修復して、免疫力を高めるとともに、肌や髪を再生してくれる。

 

 

◆睡眠時間が短いと風邪をひきやすくなる

 

睡眠不足になる

自律神経が乱れる

免疫機能に悪影響が出る

「免疫力の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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