<第3章>掃除をするだけでも免疫力が上がる

<第3章>掃除をするだけでも免疫力が上がる

 

《毎日のお掃除を運動タイムに》

 

「何か運動を始めたいけど、なかなか時間が作れなくて……」という方、結構多いと思います。

スポーツやエクササイズで体を動かすことは、運動不足を解消できる他、ストレスの発散や気分転換にも効果的で、毎日忙しくしている人にこそオススメしたいもの。

しかし、いざ始めるとなると時間や費用面など障害も多く、あきらめてしまう人も少なくないようです。

 

そうした人にこそ、ぜひ試してもらいたいものが普段の家事をエクササイズに変えるひと工夫

なかでもまったくお金をかけず、いますぐ試せるものとして「掃除」があります

 

最近の掃除機は軽くて取り回しやすく、吸引力も強いので、掃除もだいぶ楽になりましたが、これをあえて「ほうき」と「ちりとり」に変えてやってみましょう。

家を隅々まで丁寧に掃いて、集めたゴミや埃をかがんでとる。

この動作のくり返しだけでもかなりの運動になります。

床がフローリングや畳の場合は掃いたあとに雑巾がけやモップがけもすることで、運動量はさらにアップ。

とくに雑巾がけは全身を使った有酸素運動で、その運動強度はウォーキングよりはるかに高く、カヌーを漕ぐのと同程度といわれています

1日1部屋を拭き掃除するだけでも十分なエクササイズになるので、毎日続けて筋力、免疫力をガンガン鍛えましょう。

 

 

掃除もやり方次第で立派な運動に

 

ウォーキング < モップがけ  雑巾がけ

低→→→→→→→→→→→→→→→→→→高

 

雑巾やモップを使った床掃除は、全身の筋肉を動かして行なうため、普段の掃除の中でも運動強度はかなり高い部類に入る。

屋外での運動やウォーキングができないときには、いつもの掃除を雑巾がけに変えるだけで筋力アップ、免疫力アップに十分な効果が得られる。

 

雑巾がけの運動強度は、

カヌーや軽い筋トレとほぼ同じ

「免疫力の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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