<第3章>座りっぱなしは× ときには立って気分転換を

 

<第3章>座りっぱなしは× ときには立って気分転換を

 

《日本人は世界一座る時間が長い!?

 

デスクワーク中心の仕事をしている方の多くは、勤務時間中のほとんどを座りっぱなしで過ごしていると思います。

なかには昼休みとトイレ以外は席を立つことがない、なんてツワモノも……。

しかし、長時間イスに座りっぱなしの状態は筋肉の緊張を高める他、全身の血流が悪化する原因にもなるため、体にとってはよいことではありません。

 

シドニー大学などによる世界20ヵ国の平均座位時間の調査では、日本人は約7時間ともっとも長く、起きて活動している時間の半分近くを座って過ごしていることがわかっています

また、別の調査では1日に6時間以上座って過ごす人は、3時間未満の人に比べて約20%も死亡リスクが高いという報告もあり、日本人の健康被害が危惧されています。

 

長時間座りっぱなしでもっとも怖いのが血流の悪化です。

下半身には「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎがある他、大きな筋肉がいくつもあるため、座ったままの状態が続くと下半身の血流が停滞し、それが全身に広がることで筋肉の代謝も低下

ひいては心筋梗塞や脳血管疾患、糖尿病などを引き起こす危険性が指摘されています

仕事に集中していると忘れてしまいがちですが、健康のため1時間に一度は席を立ち、体を動かす習慣をつけましょう。

 

 

座りっぱなしは死亡リスクを高める

 

デスクワークが1日6時間以上

1日3時間未満の人に比べ死亡リスクが約20%アップ

 

1日のうち、座っている時間が長いほど死亡リスクは高く、三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)の発症リスクも高くなるといわれている。

 

30分~1時間に一度は立って

ストレッチや屈伸運動を

 

「免疫力の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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