<第3章>健康になりたいならカラオケをする

<第3章>健康になりたいならカラオケをする

 

《楽しく歌って身も心も健康に》

 

大声で笑ったり、思いっきり泣いてみたり、感情を表に出すことはストレスの発散、解消に高い効果があることはこれまでもご紹介したとおり。

同時に免疫力も鍛えられて、心身ともに健康になれる一石二鳥の解消法なのですが、「一人でやるのはちょっと……」とか「どうせなら楽しみながら発散したい」という人もいるはず。

そんな方にはカラオケをオススメします。

 

カラオケなら思いきり大きな声を出すこともできるし、好きな歌を存分に歌いまくれば、楽しくストレスを発散できます

最近は一人でカラオケする「ヒトカラ」人口も増えているので、他人に歌を聞かれるのが恥ずかしいという人でも安心して楽しめますね。

 

じつは、カラオケがもたらす健康効果は科学的にも証明されています。

我々は普段、息をするとき胸を大きく動かす「胸式呼吸」をしていますが、歌っているときにはお腹を膨らませる「腹式呼吸」になりやすいのです

この「腹式呼吸」に変わることで自律神経の集中している横隔膜が活発に動き、副交感神経が働いて、免疫機能がアップしたり、気分が落ち着いたりといった効果が得られます

 

歌いながら身振り手振りも加えれば、気分も一層盛り上がるうえ、適度な全身運動にもなってまさに一石三鳥、四鳥の効果です。

 

 

カラオケが健康にいい4つの理由

 

1.大きな声で歌えば気分もスッキリ

 

大きな声で歌うと気分がスッキリするが、お腹から声を出すようにすると横隔膜が動いて自律神経が刺激され、さらに効果的に。

 

2.歌うと唾液の量が増加

 

歌うことで唾液の分泌が増加。

これにより免疫力が強化され、同時に活性酸素を除去する効果で老化防止にも役立つ。

 

3.表情筋を動かしてストレスホルモンを撃退

 

楽しく歌うことで表情筋が大きく動くと、以前の楽しかった記憶がよみがえり、コルチゾール(ストレスホルモン)を減少させる。

 

4.身振り手振りも加えて歌いながら全身運動

 

大きく口を開けて歌うことで顔全体の筋肉を使う他、身振り手振りを加えて歌えば、カラオケを楽しみながら全身運動にもなる。

「免疫力の話 より」

 

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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。

コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。

役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。

これが、正常なストレス反応の流れです。

 

ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。

こうなると、状況が一変します。

コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。

まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。

 

副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。

ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。

そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。

その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。

 

また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。

私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。

このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。

ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアATPが十分につくれなくなる。

ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。

 

ビタミンB12について?

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