<第4章>蒸留酒の中でよいお酒、悪いお酒 

<第4章>蒸留酒の中でよいお酒、悪いお酒 

 

《内臓脂肪を減らすなら果汁割は×》

 

肝臓が体内に摂取されたアルコールを分解するとき、内臓などに蓄積された糖質をエネルギー源として使います。

このため糖質の少ないお酒を選ぶなどして余計な糖質をとらず、飲むお酒の量も適量を守っていれば内臓脂肪は減っていきます。

 

糖質が少ないお酒の代表格は、焼酎やウイスキー、ブランデー、ウォッカなどの蒸留酒です。

糖質がゼロなので、内臓脂肪が気になる人でも気兼ねなく飲むことができます。

ただ焼酎を果汁や甘いシロップで割ったチューハイ系はNG。

果糖は糖質の中でも吸収スピードが速いので、血糖値の急上昇を招きます。

インスリンの分泌量が多くなり、結果的に中性脂肪が増えてしまいます。

余計な糖質をとらないためにも水割りやお茶割りで飲むようにしましょう

 

また、赤ワインは豊富に含まれたポリフェノール活性酸素を除去してくれます。

含有糖質量も赤ワインは100ミリリットル当たり1.5グラムで比較的少なめ。

ちなみに白ワインの糖質含有量は2グラムです。

 

そのほか100ミリリットル当たりの糖質量は、日本酒が本醸造酒が4.5グラム、純米酒が3.6グラム、ビールは淡色が3.1グラム、スタウトが4.6グラムです。

内臓脂肪を減らしたい人は糖質オフのビールを選ぶとよいでしょう。

 

 

蒸留酒って何?

 

お酒には醸造酒、蒸留酒、混成種の3つがあります。

醸造酒は穀物や果実を酵母によって発酵させたもので、これに熱を加えたエタノールを蒸発させてから冷却し、凝縮したものが蒸留酒です。

醸造酒や蒸留酒に果物を浸したり、糖分などを加えたりしたものを混成酒といいます。

 

醸造

エタノールを蒸発

糖質などの不純物も取り除かれる

冷 却

蒸留酒

 

 

おすすめの蒸留酒ソーダ割り

 

ウイスキーウォッカ、ジン、焼酎などの蒸留酒は糖質ゼロのお酒なので、内臓脂肪を減らしたいときにも飲めます。

ロックや水割りなど様々な飲み方がありますが、満腹感が得られて、おつまみの食べ過ぎを抑えてくれる炭酸割りがおすすめです。

 

蒸留酒なら糖質ゼロ

・炭酸割りなら満腹感も

「内臓脂肪の話 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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