言い訳せずに潔く謝る

言い訳せずに潔く謝る

 

「100%」といえば、自分に非がある場合にも利用できることがあります。

たとえば、上司に頼まれた企画書を期日までに用意できない時。

さぁ、どうしましょう。

 

「今やっていますが、もうちょっとで、最高のものができそうなんです!」と、ウソをつくのもアリだと思います。

でも、そう言われたほうは、「仕方がないな」と許しつつも、「またウソをつきやがって」と思っているのではないでしょうか。

きちんと取り組んでいれば遅れないわけですし、怠慢で遅れているのは明らかだからです。

 

もし私が上司の立場だったら、こういう言い方をされると、意外とスッキリします。

 

「すみません、本当に自分の怠慢で間に合わないんです。申し訳ありませんが、もう少しお時間をいただけませんか?」

 

言い訳せずに、自分が100%悪いとも認める

そうすれば、突っこみどころがないので、「わかった、がんばれよ」としか言えません。

潔い人は、好かれます。

悪い時は悪いと認め、NOと言う時はNOと言う。

しかも、自分や周りにウソをつく必要がないので、ストレスが減り、血流がよくなり、脳や体のパフォーマンスが高まります。

人生の歯車がうまく回りだし、好循環が始まるはずです。

 

 

「よく考えてくださいね」で相手の健康を守る

 

お店に買い物に来たお客さんに商品を買ってもらいたい時も、言い方がカギになります。

 

うまいと思う接客は、買い手にメリットを感じさせてくれるものです。

ネクタイを買いに行っただけなのに、シャツやスーツ、靴下なども並べて、「こういう組み合わせもあるんですよ」とか、「こういう色にこういう柄を合わせるといいですよ」とか、いろいろな提案をしてくれると、これを買うことによって自分が変われそうな気がして買いたい気持ちが高まります。

そして、実際購入するかどうかは、この後の相手の言い方にかかっています。

もし、「これは最後のひとつなんですよ」なんて、こちらを焦らすような言い方をしてきたら、その瞬間に興ざめして我に返ってしまうでしょう。

しかし、もしこんな言い方をされたら、思わず買ってしまうと思います。

 

「ひとつくらいは持っていてもいいと思いますよ。でも、よく考えてくださいね」

 

「よく考えてくださいね」という言い方は、なかなかの威力を発揮します。

決して無理強いをすることなく、相手をちょっと突き離す言い方です。

客は自分に主導権があることを望むので、買いたい欲求を刺激された後に選択権を委ねられたら、欲求に素直に従うものです。

 

商売は両者がハッピーになって初めて、本物の商売と言えるのではないでしょうか。

お金をいただくということは、相手にそれだけのハッピーを提供するということです。

その責任を認識し、自分の職にプライドを持って取り組んでいれば、交渉を有利にする言い方が、どんどん見つかると思います。

「自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/