第11章 「はじめる」を応援する11のメッセージ
第11章 「はじめる」を応援する11のメッセージ
1 何かをはじめるにあたり、最初に必要なことは何でしょうか。
それはズバリ「机の上をきれいにする」です。
2 「今日、1時間だけ○○をする」を実行すると、
ただ流れていく一日に「特別な時間」が誕生します。
3 自分にできること、コントロールできることを粛々とやる。
それが流れに翻弄されない極意です。
4 大事なのは「相手を変えようとしない」。
相手は別の人格で、原則として人は変わりません。
5 嫌な気持になったときは、
とにかく上を向いてください。
6 上機嫌でいることはこれ以上ない健康法のひとつなのです。
7 どんなときでもいいのでガムを噛む習慣はおすすめです。
8 ただスニーカーを履くだけで、世界が軽やかになります。
9 免疫力を高めたいなら、腸内環境を整えるのが一番です。
10 人間のバイオリズムとして午前中は自律神経の状態がよく、
仕事やその他の用事を効率よく進めることができます。
11 少なくとも、私は「ありがとう」と「おはよう」を日々、
気持ちよくいっている人の人生は豊かだと感じます。
「はじめる習慣 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。
LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。
ビタミンB12について?