第3章 基本の食事術からもう一歩踏みこむ!100歳まで、ピンピンひらりと生きる9つのコツ

第3章 基本の食事術からもう一歩踏みこむ!100歳まで、ピンピンひらりと生きる9つのコツ

 

70歳、80歳、90歳の壁を元気に越え、100歳までピンピン生きる

 

そして「ひらり」とさよならする

 

これが第3章のテーマ。

 

医学の進歩はすばらしく、最近では「オートファジー」「シンバイオティクス」などの横文字を取り入れた健康法もよく耳にするようになりました。

 

こうした比較的新しい考え方を取り入れることで、基本の食事術からワンランクアップさせることができます。

 

また、「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」とは違うけど、大切なことについても話します。

 

たとえば、食事中の「むせ」

 

これを軽く考えていたら大変です。

 

誤嚥性肺炎で亡くなる方は1年で4万人を超え、死亡原因の第6位*。

その引き金になるのが「むせ」だからです。

*厚生労働省「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

 

でも、ちょっとした食べ方の工夫や、食事の前の軽い体操で予防効果が期待できます。

 

あとは、お酒のたしなみ方も。

 

毎週ラジオでご一緒しているぼくの相棒は、「お酒をおいしく飲むために、先生の食事術を実践している」と言っていました。

 

そんな理由、大いに大歓迎、大歓迎!

 

なにより大切なのが、「おいしいものを食べたもん勝ち」という考え方です。

 

全国のお酒を愛する方、お酒との「よい加減」な付き合い方についても、ぜひここで知っておいてください。

 

 

口ふくらませごっくん体操

 

口の上をふくらませる

        ↓

口の下をふくらませる

        ↓

口の左をふくらませる

        ↓

口の右をふくらませる

        ↓

最後にごっくん

 

口を閉じて、上、下、左、右に空気を入れて順番にふくらませます。

すばやく10回やったら、口の中にあふれた唾液をごっくん。

口の周りの筋肉を強化し、最後のごっくんで食べ物を飲み込む訓練をします。

「鎌田式 長生き食事術 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

 

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、活性酸素やホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/