栄養処方せん「疲労・だるい」

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栄養処方せん「疲労・だるい」
充分なビタミン、ミネラルで全身のエネルギー代謝の活性化を。
基本は栄養補給
ビタミン、ミネラルを充分に
疲労回復にはビタミンB1を
一時的な症状には甘いものを

★主食・主菜・副菜のそろった食事でエネルギー補給
疲れやすい、だるい、集中力低下などは同じような症状ですが、朝食を抜いたり、主食・主菜・副菜がそろわない夕食だったりすると、基礎代謝身体活動に必要なエネルギーが不足し、このような不調につながることがあります。
また、B1などのビタミンやミネラル不足、貧血などが原因で、エネルギー源は食べていても、エネルギーとして全身の細胞に供給されない場合も考えられます。いずれにしてもバランスのとれた食事の積み重ねが大切です。

一時的な疲労やだるさには、甘いものを食べて血糖値を上げるのも効果的です。

疲労回復に不可欠な栄養素ビタミンB1で乳酸を分解
エネルギーが消費された結果、筋肉中にたまった疲労物質の乳酸を分解する栄養成分の補給も大切です。
胚芽や豚肉に多く含まれるビタミンB1には、この乳酸を分解する作用があります。にんにくやにらなどに含まれるアリシンと一緒にとると吸収力がアップし効果が高まります。レモンや梅干し、食酢などに含まれるクエン酸にも同様の効果があります。

また肉体的な疲労には、バランスのとれた食事とともに軽めの運動やたっぷりの睡眠・休養が、精神的疲労には、軽く体を動かしたり、趣味や旅行などで気分転換を図ったりすることが効果的です。

★食材選びのポイント
主食や主菜だけではなく、副菜や果物にも、ビタミン、ミネラルが豊富な食材を上手に組み合わせて

<主食> 胚芽つき穀物
胚芽米のごはん、全粒粉のパン、そばなど、ビタミンB1の多い胚芽つきの穀物を。
<主菜> 豚肉、レバー、卵
ビタミンB1のほか、たんぱく質も豊富な豚肉やレバー、ウナギやカキ、卵など。
<副菜> やまのいも、オクラ
疲労回復に有効なムチンを多く含むやまのいもやオクラ、アリシンの多いにんにく、にら、玉ねぎ。
<その他> かんきつ類や食酢
クエン酸が豊富なレモンやグレープフルーツ、いちご、梅干し、食酢などを食事にとり入れて。
「新しい栄養学 より」

一日のエネルギーを作る「リブラT」
一日の疲労素を除去する「リブラY」
http://www.endokoro.jp/