栄養処方せん「疲れ目」

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栄養処方せん「疲れ目」
β-カロテンやビタミンAが不足しないように、バランス献立を。
バランスのとれた食事を1日3回
ビタミンAの多い肉や魚を
赤、オレンジの野菜を少量の油と
ブルーベリーなどをテザートに

★ビタミンAをはじめとするバランスのとれた食事を
疲れ目は頭痛や肩こりの症状を招くこともあり、日ごろからバランスのとれた食事が大切です。
特に「目のビタミン」ともいわれるビタミンAは感光分子ロドプシンの主成分で、目の粘膜を潤し、網膜を健康に保ちます。
脂肪性なので、油脂と一緒にとると吸収力が高まります。植物性食品に含まれるカロテン(α、γ、β)も体内でビタミンAに変わります。

ブルーベリーや黒豆などに含まれるアントシアニンロドプシンの再合成を活性化し、また、ホタテの貝柱などに多いタウリンは、網膜細胞の機能を正常に保ち、いずれも目の疲れを緩和します。

★適度な休憩とリフレッシュで疲れ目を改善
疲れ目には、バランスのとれた栄養とともに目の休養も大切です。目の疲れを放っておくと頭痛や肩こりなどの症状を招くこともあるので、適度な休憩やリフレッシュを心がけ、目に負担をかけ続けないことが重要です。

たとえば、パソコンを使うときは画面までの距離を50-70cmに保ち、1時間に10分程度の休憩をとり、遠くを見るようにします。温かいタオルと冷たいタオルを交互に目の上に当てて血行を促進するのも効果的です。
また、簡単な運動で目や肩の筋肉をほぐすと、気分転換にもなります。過度の飲酒や喫煙は厳禁です。

★食材選びのポイント
ビタミンAは、卵、牛乳、チーズ、レバーのほか、緑黄食野菜にもカロテンの形で豊富に含まれています

<主食> 黒米や玄米を交ぜて
古代米の一種、黒米はブルーベリーと同じ、アントシアニンが豊富。玄米にはビタミンB1が豊富。
<主菜> レバーや魚介類
ビタミンAが豊富な卵、チーズ、ウナギ、レバー。タウリンが豊富なホタテ貝柱やカキなど。
<副菜> 緑黄色野菜 + 油
β-カロテンの多いモロヘイヤやトマト、にんじん、かぼちゃなどを少量の油で調理して。
<その他> 果物や緑茶
ビタミンAの豊富な牛乳やチーズ。いちごやキウイフルーツアントシアニンを含むブルーベリー。
「新しい栄養学 より」

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