タマゴで物忘れを防ぎましょう

イメージ 1

タマゴで物忘れを防ぎましょう

鶏卵には、ビタミンC以外の栄養成分は、ことごとく含まれており、ほぼ完全食といってよいでしょう。とにかく、ヒヨコという一羽の生命体を誕生させるために必要な材料を、すべて持っているのです。

とくに、タマゴのタンパク質は良質で、アミノ酸スコアは100と満点です。タンパク質は、体のさまざまな部分を形成しているだけではなく、病気に対する抵抗力を作っている重要な栄養成分なのです。

中年を過ぎると、若い頃には弾力性に富み、しなやかだった血管も、だんだんこわばり、もろくなってきます。

よく、「ヒトは血管とともに老いる」といわれますが、血管の老化は、脳梗塞心筋梗塞など、さまざまな生活習慣病を引き起こす引き金になりかねません。

動脈硬化も、また、血管の老化現象のひとつなのです。ところが、タマゴに多く含まれているレシチンには、血管の内側にこびりついたコレステロールや脂肪などを排除し、血液の流れをサラサラにして動脈硬化などを起こしにくくする働きがあるのです。

レシチンは、黄身に含まれていて、記憶力をよくしたり、学習能力や創造力を高める成分としても注目されています。

レシチンが、脳の中で、その力を十分に発揮するためには、ビタミンB12が欠かせませんが、このビタミンも黄身にはたっぷり含まれています。レシチンは、米にも含まれていますから、生タマゴかけご飯は、脳の機能を高め、その老化を防いで、若い頭能力を維持するためにも、立派に役立ちます。
「長寿食365日 より」

【鶏卵】
良質たんぱく質レシチンを含む準完全栄養食品
卵は、ひながかえるのに必要な栄養素が凝縮されているため、ほぼ完全な栄養食品といえます。
そのため、昔から子どもや病人が滋養強壮の目的で食べる健康食品として食されてきました。
ちなみに卵の賞味期限は、生で食べられる期限が表示されています。

・良質のたんぱく質をはじめ体に有用な成分がいっぱい
 卵は体内で合成できない8種類の必須アミノ酸をバランスよく含み、たんぱく質の質も最高。卵黄に多いリン脂質のレシチンは、細胞膜や神経組織を構成するコリンの供給源です。
ほかに免疫力を高めるビタミンAや、新陳代謝を活発にするビタミンB群を含むなど理想的な栄養食品です。

・卵黄のレシチンは老化やコレステロール値を抑制
 一般にコレステロールを多く含むとされますが、実は卵黄に含まれるレシチンには血中コレステロール抑制効果があります。正常値の人は1日1、2個食べる分には心配いりません。
また、脳や神経組織の構成に使われるレシチンは、老化やボケ防止にも役立つといわれています。

・ビタミンCと食物繊維を補えば栄養的にも理想的 
 ビタミンCと食物繊維以外の栄養をすべて含む卵。組み合わせればバツグンの栄養バランスです。
ゆでても栄養成分の量にあまり変化はありませんが、加熱が長いとたんぱく質が変化して消化が悪くなるので、半熟くらいがよいでしょう。

★卵の殻の色の違いによって栄養素に違いはあるの?★
白玉、赤玉など卵の殻の色は鶏の種類による違いで、栄養価は同じ。
また有精卵と無精卵による違いもありません。ほかに、餌にヨードやDHAを加え、栄養を強化したものあります

ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!
http://www.endokoro.jp/